孤独死の恐怖

夫のマシュウです。

新型コロナ禍は、それ自体が「厄介な感染症」だという他にも、

社会に「大きな問題」を投げかけました。

感染予防のため「ステイホーム」「外出自粛」で「孤独・孤立を招き

それが原因で「自殺する人」が増えているともいいます😞

政府も内閣府に『孤独・孤立対策担当室』を設置したということが

ニュースになっていました。

イギリスなどでは以前から「孤独問題」に取り組んでいて、

2018年に担当大臣までおいたことが話題になったのを覚えています。

日本でもコロナ禍を契機に「問題の重要性」にようやく気がついて

これに追随したかたちではありますが、

孤独・孤立問題は、かくのごとく世界的な問題でもあるということでしょうか(-_-;)

テレビのある番組でも「孤独死の問題」が取り上げられていました。

孤独がもたらす「身体や精神への影響」は大きいようです💦

ある調査によると

孤独の場合だと、死亡リスクが26%も増すこと、

冠動脈疾患症の発症リスクは29%

脳卒中の発症リスクも32%

認知症の発症リスクにいたってはなんと64%も増すことが報告されているそうです💦

「孤独の怖さ」は悪い生活習慣の「1日15本の喫煙」や「アルコール依存」

「肥満」などよりもずっと大きいということです💦

孤独におちいる原因には、最近では、冒頭にあげた「コロナ禍」が話題になっていますが、

最も一般的なのは、

なんと、私のような「サラリーマン」「リタイアした後の生活」だということです💦

それまでは会社人間として家庭と会社を行き来するだけで、

会社をベースに人間関係をつくってきたのが、

退職後は「地域社会」とのつながりを築けるかどうか・・・これが問題!

家族が一緒に生活している間は、相談する相手もそばにいるので良いのですが、

「おひとりさま」になったときどうなるのか?💦

先のイギリスの調査では、月に一度くらいしか友人と話していない人が20万人、

テレビが友達だという人が360万人もいたということです。

はたして、身近に会話したり相談できる人がいるのか?

精神への影響を考えると、他人との関わり、人間関係をつくることが大事で、

つまりは、孤独かどうかは「心の健康寿命」に影響するということです💦

では、私たち高齢者はどう暮らせばいいのでしょう?

ご近所にも一人暮らしのお宅が数軒ありますが、

その方たちと普段から会話や相談ができる「よい人間関係」を保つことが大事になるのでしょうね。

ところで、一人暮らしの高齢者に向けて、

警備会社などの「見守りサービス」が充実してきました。

食事をしたりテレビを見ていたりと、生活活動があるとセンサーなどで感知!

定期的に親族なりに報告する仕組みです。

何ごとか異常が発生すると警備会社で駆けつけてくれるそうですね。

確かにこういったサービスが広がることはわかりますが、

さらに、プラスして定期的に電話で「会話するサービス」でもあれば、

寂しい独居老人に喜ばれるんじゃないでしょうか。

私などは若い女性の声で励ましてくれると

「心の健康寿命」が延びることは確実なのですが・・・

こんなビジネスモデルがあってもいいんじゃないかな~・・・

今後このようなサービスが充実してくるのを期待したいものです(^^;)

さて、人生の先輩である私の「両親の老後」を振り返ると、

本人たちの希望通り、地元の介護施設に入所出来て、

そして父親が亡くなった後の母親も、施設で職員さんや入所者さんと

常に会話も出来て、幸せな余生を送っている様子です(^^)/

介護施設で暮らすことが孤独・孤立をなくし、

その分、健康リスクも避けられる・・・

将来、どちらか「おひとりさま」になってしまったときは、

無理に一人暮らしを続けるのでなく、介護施設のお世話になる選択が正解かな~?

どう思う?

妻アンさん?

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