両親の新しい「後期高齢者医療被保険者証」(保険証)が送られてきました

夫のマシュウです。

先日、両親の新しい「後期高齢者医療被保険者証」(保険証)が送られてきました。

後期高齢者医療保険というのは、75歳の誕生日を迎えると今まで加入していた健康保険から脱退して、後期高齢者医療制度に加入することになり、保険証が交付されます。

毎年8月に更新

保険証は毎年8月に更新され、有効期間は1年となっています。

今までの保険証は、今年の7月31日で使えなくなり、8月1日からは新しい保険証に代わりました。

色も変わりました。今までの保険証は黄色でしたが、新しい保険証はピンク色になりました。

病院での治療に要した医療費の一部負担金(窓口負担)の割合は、前年の所得をもとに、今年の8月1日から来年の7月31日までの判定に使われます。

したがって、今回手元に届いた保険証は平成29年中(1月~12月)の所得をもとに

平成30年8月1日から平成31年7月31日までの一部負担金の割合が決められます。

つまり、課税所得の多寡に応じて一般の所得者の窓口負担は1割負担、

現役並み所得者は3割負担となります。

今回送られてきた保険証を確認すると、両親の場合は「1割負担」と判定されていました。

高額療養費制度の改定

医療機関での受診は、高齢になるほど医療リスクは高まり、両親の場合も、内科、整形、眼科など2つ3つの病院を掛け持ちして定期的に通院していろんな薬を調合してもらっていました。

今年に入って早々、両親ともに入院するという事態になって、まず頭をよぎったのは入院費のことでした。

少ない年金と貯蓄でいつまで、どうやってやりくりするのか??

私たちの負担は発生するのか??

窓口負担割合が1割といっても、医療費自体が高額ですので、実額でどの程度の負担になるか不安です。

医療保険制度には、医療費が高額になって家計負担が重くならないようにするための救済措置があります。これを「高額療養費制度」といいます。

高額療養費制度というのは、1カ月に病院等の医療機関の窓口で支払った医療費の自己負担額が、あらかじめ定められた上限額を超えて高額を支払った場合、その超過分を払い戻す制度です。

その自己負担の上限額は、年齢や課税所得によって違うのですが、

平成30年8月以降は、現役並みの3割負担していた方は、さらに3つに細分化され、高額所得者ほど負担上限額が引き上げられように変わりました。

(所得の多くない両親には影響はありませんでした。)

両親の入院加療による医療費については、窓口負担分を請求されるままに支払ってきました。今後どの程度の額が払い戻されるのか、その時点で報告させていただきます。

私たち夫婦は、今のところは大きな病気などせずに過ごしてきていますが、

将来的には、年々健康リスクが増してくると思われます。

今回の両親の入院によって、私たちにとっての「医療費の実質負担」がどの程度か、

見積もる参考にさせてもらっています。

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