遠くに住む親のこと

妻のアンです

この冬、遠くに住む義母が突然倒れ入院しました。

約1か月後、まるで後を追うかのように義父がごみを出しに行き転倒。

くしくも義母と同じ病院に入院と・・・

大変な状況になってしまいました。(幸い骨折はまぬがれました)

90歳を超えた義父は、義母が入院後、介護ヘルパーさんやご近所の皆さんに助けていただきながら何とか一人で自宅生活を続けていました。

ちなみに義父は「要支援1」で家の中での歩行はつえ頼り。

椅子から立ち上がるのも、何度も反動をつけて、やっと立ち上がるありさま。

右手も不自由で箸がうまく使えず、食事は主にフォークを使用しています。

さらに耳が遠いため、コミュニケーションをとるのは、かなり大変です。

義母の入院時に、病院側から「おばあちゃんが良くなるまで一緒に入院されたらどうでしょう?」と勧められたものの、耳を貸しませんでした。

しかし、今回、自分が転倒、入院したことにより気持ちにも「変化」がみられるようになり、自宅でのひとり生活は無理だと悟ったようです。

義母は、現在、足腰が全く立たず、排せつや食事も自力では不可能となり、会話もチンプンカンプンなど認知の度合いも一気に進んでしまい、退院は不可能であろうと主治医からお話がありました。

札幌から遠く離れた街に住む夫の両親

何かあってもすぐには行けません。

以前、「そろそろこちらへ」と勧めましたが、「人生の最期は住み慣れた街で」という強い願望がありました。

義父の治療もそろそろ終わりに近づき、元気を取り戻していますが、自宅へ戻ることは難しく、介護施設での生活になるかと思われます。

夫の兄弟たちとも協力しながら、両親を見守っていかねばと思う日々です。

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