少し遅れたお盆の墓参り・・・そこに義父はいません。

夫のマシュウです。

今年のお盆は、義父が亡くなって、初めて迎えるお盆でした。

義父の故郷の墓地には、義父たち兄弟が建てた一族のお墓があります。

その場所は、路線バスのバス停からでも、数キロの道のりがあり、

普通の人の感覚では歩いて行く距離ではないという所にあります💦

「墓守」は義父でした

義父は兄弟の長男でしたので「墓守」の責任がありました。

毎年お盆が近づくと、若かりし頃から山歩きが好きだった義父が、その健脚で、

最寄りのバス停から数キロの道のりを、ものともせず歩いてお墓の掃除に行っていたようです。

私たち夫婦も、毎年お墓参りに行くのですがタクシーを利用するほどの距離なのです💦

そのお墓も、老朽化が進んでいました。

改修の話もありましたが、その頃にはすでに義父はグループホームのお世話になっていました。

義父も生前、お墓のことが気がかりで、墓守のため改修に行きたいと口にしていましたが、

次第に足腰も弱り、ついに生前に行くことは叶いませんでした(-_-;)

お墓の方は、義父の兄弟がお金を負担し合いながら改修するという話を聞いて、

妻が父親の負担分を送って立派に改修してもらいました。

義父の納骨

今年のお盆の期間中は、猛暑のせいもありましたが、義父の死後で諸々の手続きがあり、

お墓参りもできませんでした。

月命日も済ませた頃、遅ればせながらやっとお墓参りに行くことができました。

しかし・・・

義父はまだお墓には入っていません。

四十九日を過ぎて、妻の気持ちの区切りを待ってから納骨しようとしていますので、

いずれは、義父もここで眠ることになります👼

墓碑銘にも義父の俗名が新しく刻まれ、先祖の仲間入り・・・

今回は、その準備と先祖に報告をするお参りです。

新しい「墓守」は?

ところで、そのお墓は義父の親族のための最後の安住の地ではありますが、

世間のお墓を取り巻く事情と同じく、田舎を離れて都会に住んでいる人が大半ですので、

田舎の町までお墓参りに行くことが困難になってきています💦

都会に住む人は、近くて便利な場所に納骨堂を契約したりして、田舎のお墓に入るという考えの人が少なくなってきています。

妻の親族も同様に、それぞれの家族でそれぞれの安住の地を確保しています。

義父が守ってきた一族のお墓も、墓守が欠けていくと、長女である妻の肩にかかっています。

義父の死により、「新たな墓守」となるのは「私の妻」です。

これからの問題

一族にとっての由緒ある場所に立つお墓ですので、できるだけ長く守りたい気持ちはありますが、妻の後は誰が守るかがいずれは課題となってきます💦

そして、その先には、墓じまいの話も・・・💦

私たちにも残された時間が長くないことを考えると、これからのことについての話もしておくことが必要なようです。

そのようなことを考えながら、お墓参りに行ってきました(^^)/

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