『小さな暮らしの知恵』を姑に伝授した妻

夫のマシュウです。

今まで妻アンが「姑の影響」を受けたことばかり報告してきましたが、

妻の名誉のためにも?「ちょっとした知恵」「姑に伝授」していたことを報告せねば、

バランスを欠きますので、今日は、妻が、我が母親に授けた知恵を紹介します!(笑)

トウキビのこと

先日、キッチンに立っていた妻がポツリとひと言・・・

「これって、私がおばあちゃんに教えてあげたことなんだよ」(かなり自慢げ)(笑)

私たち夫婦はトウキビが大好きで、季節ともなると店頭に並ぶのが待ち遠しくなります。

でも今年はどうしたわけか、地物産も昨年のように安くならないんですよ。

それでもようやく一本100円を切るようになって、めでたく我が家の食卓に上ります(笑)

安くなると、それはもう毎日、おやつのごとく食べるのが楽しみなんです。

トウキビの皮むきにかけては、私は慣れたものでセミプロ?かもしれません(笑)

3動作で剥くことができるんです!(プチ自慢)

幼い頃、実家の畑でトウキビを栽培していて、しょっちゅう食べていたからかもしれません。その頃、培われた特技?でしょうか(笑)

さて、

実家でもトウキビの季節には母親が大量に茹でて、そのまま置いといて冷まします。

すると、だんだん、トウキビの表皮が「シワシワ」になってくるんです。

この時、タイミングよく帰省していた私たち。

ラップすることを伝授

妻アンが、やんわ~り、ひと言・・・

「おばあちゃん、とうきびは茹でたらすぐにラップにくるむとシワシワにならないんだよ」

「あら?そうなのかい?いいこと聞いたわ」

という訳で、母親はそれ以来、お嫁さんのアドバイスを忠実に守っていました(笑)

夏に帰省すると、1本づつラップにくるまったトウキビがよく出てきたものです。

そんな母親も自力でトイレにも行けなくなり、今は特養での暮らし・・・

妻アンはトウキビを茹でるたびに「かあさんを思い出す」と言っては懐かしんでいます(^^)

宅配の牛乳のこと

私の両親は、父親が運転免許証を自主返上してからは、

もっぱらタクシーを出かけるときの「足」として利用する日々でした。

二人で近くのスーパーまで買い物するのに利用すると1,000円もかかるんだと

よくボヤいていました😞

そのうち、二人とも歩くのもおっくうになってきたころ、

スーパーに「電話注文して宅配」をお願いするようになりました。

あるとき牛乳を注文したところ、普通の「無調整の牛乳」が届けられたようです。

いつもは注文のとき「低脂肪」と指定していたのに、このときは忘れてしまったようです。

届けられた牛乳を父親に飲ませたところ、お腹のゆるい父親は案の定、

お腹を壊してしまいひどい目にあったと、妻に電話でこぼしていました。

メモすることも伝授

そこでジャーーーン! 妻の出番です!(笑)

「おばあちゃん、電話で注文する時は、あらかじめメモ用紙に品物名を書いてね」

「特に牛乳は、低脂肪牛乳って書いておかないと、普通の牛乳が届くから、

気を付けた方がいいと思うの」

母親「あら~!そうだね~!今度からそうするわ~!」

と、妻の言うことを素直に聞き、以来「メモを見て間違いのない注文」をしているようでした。

以前、帰省したときに、妻が食卓テーブルの上にメモがあるのを発見!

妻「あら~!おばあちゃん、えらいわ~!」

「ちゃんと私のアドバイスを聞いてくれて、注文品をメモしてたんだね!」

「えらい!えらい!」(拍手)👏

母親はまんざらでもなさそうに「あら、そうかい」と言うものの嬉しそうな顏!(笑)

その後、しばらくして、両親が入院して誰もいない実家に帰ったとき、

食卓テーブルに母親の「愛用のメモ帳」を発見した妻が、

「もう注文することもないんだね・・・」と寂し気につぶやいていました。

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コメント

  1. ジェリー より:

    先週 北海道産 ”白いとうきび”食べました。(特売1本138円)
    すごく甘くて美味し~い! 粒も真珠の様でとてもキレイ!
    ”白いとうきび” こちらでは初めていただきました ♪
    北海道の秋の味覚..行くのがますます楽しみです。

    トモさん曰く 姑から言われて実践したこと うちでは..3つ。
     1、家計簿をつけること。
     2、大学進学を見据えて「学資保険」と「子供貯金」をすること。
     3、特に幼少期、子が夢中になってやっていることは危険でない限り
       中断させないで満足するまでやらせて上げること。

     [3の補足・例]
    例えば子が散歩途中に座り込んで夢中でアリンコを見出したら親が急いで
    いても子が飽きるまで一緒に付き合って上げる。また子が夢中で新聞紙や
    紙を破いていたらたとえ部屋が散らかっても怒ったり止めさせたりしないで
    とことん破らせて上げるなどなど。

    大人には意味が分からないことでも幼い子が夢中でやっていることは
    本人とってとても大切な学びとなるとのこと。

    3が「いちばん大変だった~」..と言ってます。
    「ダメー!」「早くぅ~!」と叫びたくなるのをガマンして
    とことん..させてあげるよう心掛けたそうですよ。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私たちの経験では、姑とはつかず離れずで付き合うとお互いのアラが見えず
      よかったとの結論に至りました(笑)
      したがって姑から言われたこともあまりチェックされなかったような・・・
      どう?アンさん?(笑)

      ジェリーさん、こんばんは。
      マシュウの質問ですが、ウフフのフ~~♪(ごまかすのであります)(笑)
      遠距離生活の姑&嫁は電話でのお付き合いが圧倒的に多かったですね。
      顏が見えませんから電話を切った後に私が「あっかんベー」を
      していたことを姑は知りません(笑)
      ジェリーさんのお母様の教えをしっかり守って子育てされたトモさん、
      ホントに素晴らしいお嫁さんですね!(大拍手)

  2. ジェリー より:

    うちは母の旅立ちも早かったのでトモさんから
    母への伝授は何も出来なかったそうです。

    ”あっかんべー”もする暇もなく今となっては
    かかわりが薄すぎて少し残念に思ってるみたいです。

    大変でしょうけど祖父母・両親とのかかわりが濃密な
    長男長女の方があとで思い出も沢山できますね。
    やはり末っ子は祖父母・両親との時間は短め、
    かかわりも薄めになってしまうのかな…

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      我が家の場合長男・長女ですから思い出も多いのかも・・・ですね。
      私の母親は残された少ない時間なのに、このコロナ禍で会いに行けなくて
      世間話も出来なく新しいことも教えられず残念ではあります(-_-;)

      ジェリーさん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      そうでしたね・・・
      ジェリーさんのお母様は60代で亡くなられたのでしたね。
      お嫁さんのトモさんと接する時間が短かったかもしれませんが、
      子育てに関する大切な教えを残してくださっていますね。
      そしていつも空の上から息子さんを含めたジェリーさん一家を
      見守っています(^^)
      ジェリーさん、いつもコメントをありがとうございます♪
      札幌の街路樹のナナカマドも紅葉してきましたよ。
      赤い実が可愛いです(^^)