定年退職後の「年賀状」は誰に出す?

夫のマシュウです。

年賀状の季節です。

介護施設にお世話になっている親の亥年の年賀状をどうするかについては、

先日、両親を訪ねたときに確認してきました。

じゃあ、自分はどうするか??

今年の年賀状は、私が退職した後、初めて出す年始の挨拶だったので、

「退職のお知らせ」を兼ねていました。

会社員時代ですから、当然、仕事関係のお付き合いで出した方が多くいます。

退職した今、どの範囲までの会社関係の方に出せばよいのか?

まあ、費用のことを考えなければ、従来どおり出せばよいということになりますが(^^)/

終活年賀状

先日、新聞記事を見て「終活年賀状」という言葉が目に飛び込んできました。

高齢になって、手足もおぼつかなくなり、年始のご挨拶状を書くこともままならないため、

これで終わりにしますという宣言ですね。

これって、この前、私が手配した、両親の年賀状のこといってるの?

両親の場合は、介護施設に入所するというタイミングが、

年賀状をやめる潮時だったのかもしれません。

年賀状を書く気力、手先の不自由さ、そして費用などの問題があり、決断しました。

そんな矢先、「終活年賀状」が最近、増えているとか・・・

実家の両親との会話でも、高齢が理由で年始のご挨拶というお付き合いを見直す動きは、

以前からあったように思います。

この風潮が、いまや40代の人にまで広がっているとのことです。

若い世代にまで、なぜ??

年賀状の意味

私たちは、結婚以来、当たり前のように「毎年の行事」として、また、年に一回の安否伺いのご挨拶のようにして、いわば惰性と義理で数十年にわたり続けてきました。

その中には、新しくお付き合いを始めた方への賀状が増えたり、

服喪の連絡を機に遠ざかった方もいます。

年賀状は自筆で!

この時期になると、毎年、ほぼ同じ枚数の年賀状のあて名を書いてきました。

いただいた年賀状に、パソコンであて名を印刷したものが最近とみに増えてきました。

年配の方からの年賀状も、最近は、あて名が印刷されています。

裏面の年始のごあいさつ文も、定型の印刷文だけのものが多いです。

私たち夫婦は「宛先の住所氏名は手書きに限る」という考えで、

下手な字体ですが、以前から時間をかけて手書きをしてきました。

そのため面倒にも思っていたのも事実です(^^)/

裏面のごあいさつ文も、定型文以外に「ひと言」必ず、添えるようにしてきました。

年に一回のご挨拶と、ご機嫌伺いだと思っていますので、

元気なことを伝える意味も込めて「自筆」にこだわっていました(^^)

ですから、頂いた年賀状に、何も、ひと言が添えられていないと、

正直、ちょっとがっかりしたものです😭

気持ちの伝わる年賀状

私が、新入社員のころお世話になった上司の方とは、

ずーっと年賀状を交換させていただいてます。

その方が、病気で倒れた時の年賀状は、か弱い筆跡でした。

字体から不自由な体を押して書いていただいたことが、うかがい知れて、

ひときわ感謝の気持ちを抱いたものです。

今では年賀状だけの交際となってしまいましたが、

こうして安否伺いしているんだな~とも思っています。

これも年賀状の役割でしょうか・・・

年賀状をやめる?

年賀状は、新年最初のご挨拶状。

日本人のお付き合いの文化のひとつといえばそうでしょうが、

年々「年賀状離れ」が進んでいることも事実です。

毎年、郵便局の年賀状枚数がニュースになります。

年賀状の準備や印刷などの「費用」のほかに、あて名書きなどの「手間」もあります。

が、「惰性」と「義理」で出している年賀状は本当に必要な年賀状でしょうか?

そろそろ、私も見直しをする時期に来たのかもしれません。

今年からどうしようか??

やめるという宣言をすべきか

受け取った人にとって、失礼に当たらないような配慮が必要かもしれません。

私たちのようにリタイヤした者にとって、いつまで年賀状を続けるか、

いつやめるかというタイミングの問題があると思います。

まだまだ、手先が不自由なわけではありません。

やめると宣言するなら、全員に対してやめなければ、それこそ失礼に当たるでしょう。

今の段階で、宣言することもままなりません。

出さないことでフェードアウトすべきか

じゃあ、黙って出さないことにしようか?

実は、年賀状にもこちらから出したが、元日に配達されない相手の方もいます。

数日遅れで届いたりしますので、そんなときは、おそらく相手の方はもうやめようとしていたのでしょうけど、届いた年賀状を見てあわてて出した?と思うのは勘ぐりでしょうか?

気を回すと、そのような方には、出さないということが配慮なのかも・・とも思っています。

また、喪に服している旨のご挨拶を受け取って、そのまま出さなくなって、

以後、年賀状のやり取りが途絶えた方もいますが、お互い、特に気を悪くすることもなく

お付き合いしています。

というような今までの経験を踏まえると、自然にフェードアウトしていくのが良いかなとも思っています。

そうだ、今年は、お付き合いの範囲を絞ることから始めよう!

妻アンよ、今年からは、年賀状を減らそう! (^^)/

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