『よく柿食う客』って、誰のこと?

夫のマシュウです。

先月の奈良旅行の時・・・

民家の庭に「大きな柿の実」が、たわわにつけた木を見つけた妻アン。

急に小声になり「パパ、見て見て!たくさんなってるよ!食べたいねー!」

「干し柿にしてもきっと美味しいだろうねー!」

なるほど、奈良では柿の木はどこにでも植えられている様子・・・そこかしこで目にします。

『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』

とは、正岡子規が奈良を旅行して法隆寺を訪れた際に詠んだ句だとして有名ですよね!

我ら夫婦は、柿が大好き!

秋の果物といえば、他にもリンゴやナシなどがあるのですが、

妻アンは、いつの頃からか果物にアレルギー反応を起こすようになりました💦

以来、食べることのできる果物がぐんと減り、

食べられる、数少ない果物の1つが実は「柿」・・・

ですから季節ともなると、毎日のように食卓に上ります。

柿の栽培には「北限」があって、道南地方までは柿の木があるということです。

(栽培には至りませんが)

妻アンの叔母も道南に住んでいて、庭に大きな柿の木が一本あります。

今の時期、柿好きな姪っ子アンに毎年のように干し柿が送られてきて、

その味を楽しんできました。

しかし、その叔母・・・張り切り過ぎて、数年前に木から落ちてしまい大けが😢

その後も体調を崩すなどもありましたが、昨年も律儀にたくさん送ってもらいました。

妻「今年は柿を送ってくれるかなー」と心配していて、

送ってもらえるというのが「健康のバロメーター」ともなっています。

その叔母から、今年も柿が送られてきました!

ですが、送ってくれる量がいつもの年よりかなり少ない・・・(^^;)

叔母の体力も関係しているのかと思うとさびしい限り(もぎ取ることが出来ない様子)

そうこうしているうちに・・・

今度は横浜で暮らす叔父からも「富有柿」が送られてきました。

あいにく写真を撮るまでもなく、すべて食べてしまい証拠がありませんが・・・(^^;)

私の好きな食べ方は、固いうちに皮ごと・・・

妻はじっくり寝かせて熟してから、ちゅるちゅる吸うようにして食べる・・・

それぞれ「味わい方の好み」が違いますが、大の柿好き夫婦です!

ところで・・・

先日の朝刊を開くと「道民 よく柿食う客だ」の見出しを発見!

総務省の「家計調査」によると、

2020年の道内の2人以上世帯の柿を買うための支出が1,522円だったそう。

これは全国10地方で最も多い額だったとか。

道内の9,10月のスーパーの果物売り場の3割を柿が占めるといいます。

柿の生産量日本一は和歌山県。

その和歌山県で最初に収穫した柿の「出荷先は北海道」だそう。

それからだんだんと南下するそうです(初めて知りました)

道民が柿を好きな理由は、はっきりしないそうですが、

山形県の庄内柿は、

比較的距離が近いことで、長年出荷してきた付き合いがあるといいます。

まぁ、なんだかんだ言っても、私たちが思うに、柿の消費量が多いのは、

単純に、そんなに値段も高くなく、美味しいからでしょう・・・(^^)

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