定年退職後に「確定申告」に挑戦!①税金は戻ってくるの?

夫のマシュウです。

退職後にすることで最も大事なことのひとつに「確定申告」があります。

確定申告とは

確定申告というのは、自分自身でその年の収入や経費と、所得税の計算をして納税するという仕組みですね。

現役時代は「年末調整」

サラリーマンの場合は、会社から給料をもらっていますので、あらかじめ所得税が天引きされています。ですが、その天引きされている税金額には支払った保険料などの控除額は反映されていないのですね。つまりは概算の所得税なので、年に一度「年末に税額を調整」することが必要になります。

そのため、会社勤めのころは、毎年、年末になると「年末調整」というのがあって、

会社の総務担当社員が「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」と一緒に

「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」なる書類を

持ってきて、その年の異動の有無の確認と、支払った保険料等の金額を記載して提出することが恒例の行事になっていました。

毎年書いて申告しているのですが、生命保険だの損保だの保険料の支払い額の記載には気を使ったものです。

でも、この申告をもとに、税金が還付されるのですからおろそかにはできませんでした。

退職後は「確定申告」

では退職したときの年末調整はどうなるのかですが、

退職の際の会社からの事務手続きの説明を受けたとき、「源泉徴収票」の扱いについて、

・次の会社への就職が決まっている場合は、「次の会社に源泉徴収票を提出する」こと

・退職後、翌年まで勤務しない場合は、「翌年、確定申告を自分で行う」こと

が告げられました。

このとき初めて、自分で「確定申告」しなくちゃいけないんだ、ということを思い知らされました💦

今までは会社の担当者に言われるままに書類を作ったりしていたので、確定申告なんてやったことないし、ちょっとした戸惑いがありました。

確定申告の方法

確定申告には3つの方法があります。

(1)ひとつは、確定申告の受付期間中(例年2月16日~3月15日)に、

税務署に確定申告の書類を持参して、窓口に提出する方法です。

この場合、申告書のほかに、必要な添付書類も提出します。

その際、申告書の写しも持参すると、その日に申告書を受領したことを示す「収受日付印」をもらうことができます。

⑵次に、税務署に出向かないで、確定申告の書類と添付書類を郵送で提出するという方法があります。

この場合、控用の申告書に「収受日付印」をもらいたいときは、返信用封筒を用意し、申告書と併せて提出すると、折り返し、控用の申告書が送り返されてきます。

「e-TAX」という電子申告により、税務署に提出する方法があります。

これは、国税庁のホームページにある、「確定申告書作成等コーナー」を利用して

「e-TAX」を選択すると自宅に居ながらに申告することができます。

ただし、「e-TAX」には、そもそも自宅のパソコンと国税庁の受付システムがインターネットを介してデータのやり取りをすることが前提ですので、インターネットが利用できる環境が必要です。さらに申告した本人を認証するためにマイナンバーカードとICカードリーダーも必要となるようです。また、添付書類をイメージデータで送付するなどある程度知識も必要になってきます。

いずれの方法も、提出書類のフォーマットが必要になりますので、パソコンが使える場合はネットで探すことになります。

私の選択としては、わざわざ提出するだけに税務署に出向くこともないだろうし、さりとて「e-Tax」ができる環境も能力もないということで、パソコンは利用するけれども、申告書をプリントアウトして郵送する方法をとりました。

手探り状態で、国税庁のホームページを検索していると、「確定申告書作成コーナー」というのがあって、案内に沿って入力していけば、簡単に申告書が出来上がります(^^)/

事前に準備するもの

手許に揃える書類は、以下の通りです。

★退職するときに会社からもらった、「給与所得の源泉徴収票」

「退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」

★生命保険会社・損害保険会社から送られてきていた「控除証明書」

★ふるさと納税もしていましたので、「〇〇町ふるさと応援寄附金受領証明書」

これらの書類は「申請書に添付して提出」することになります。

いよいよ入力です!

それでは、国税庁の「確定申告書作成コーナー」というメニューが出ますので、クリックして入りましょう。

どういう画面が表れるか、少しドキドキしながら進めます(^^)/

すると、下のような画面が表れますので「確定申告書等作成コーナーへ」をクリックします。

「申告書作成開始」ボタンをクリックします。

「e-Tax」「書面提出」かを聞かれます。「e-Tax」はマイナンバーカードやICカードリーダライタなどが必要なため、機械オンチの私は書類を郵送する「書面提出」を選びました。

事前準備の確認事項が続きます。チェックボックスにチェックを入れ、「次へ」進みます。

「所得税の確定申告作成コーナー」へを選択します。

三択?ですが、私の場合は「退職所得」がありましたので、真ん中の「作成開始」を選びます。

必要事項を入力し、「次へ」進みます。

いよいよ、数字の入力になりますが、長くなりましたので次回に!(^^)/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする