自己紹介

定年退職を機にブログはじめました

自己紹介

初めまして、マシュウと申します。

昨年の春、65歳の定年を目前にして退職し、「自由人」になりました。

あと1年、定年まで勤めれば年金がもらえるのにって思われるでしょうね。

定年した人の話を聞くと、「これから何をしてよいかわからない」という

仕事ロスに陥るような声を聞きますが、

自分もこのまま定年になったとき、そうなるのが心配だということと、

70歳までが健康年齢という話を聞くと

定年前に今までとは違う自分にチャレンジしたい、

健康年齢のうちにもっと人生を楽しみたい、

そのためには、定年前のいま辞めるしかないと思い立ち、

妻に相談して早期に退職することにしました。

妻も、健康年齢の70歳まで残り少ないということを気にかけており、

好きな旅行などに時間を自由にとれる、「自由人」として生きることに

賛成してくれました。

では、何をまずやろうか?

何か新しいことにチャレンジしてみたい。

結果、新しい人生の第一歩として、「夫婦でブログ」をやってみようということで、

65歳の手習いで慣れないパソコンに向かい、見よう見まねで、このブログを開設しました。

日々の出来事、感じたことなどを夫婦の目線でレポートしていきますので、

見守ってください。

よろしくお願いいたします。

365連休

退職のとき、職場の仲間が集まって送別会をしてくれたのですが、

その時のプレゼントがTシャツ。

その胸には「365連休」の文字がくっきり。

これからの自分の置かれた状況を端的に表した文字に、なるほど。

退職にあたって会社に名刺や社章を返還した時の、

あの、いままで自分を守ってくれていた「鎧」がなくなった無防備な感じと

表裏な文字に良くも悪くも、文字通り「連休」にするか、

はたまた充実した人生にするか、自分のけじめを求められている思いがしました。

なぜブログを

退職を機になぜブログをはじめようとしたか、そのきっかけは

若い時に読んだ「座右の書」に書かれた言葉にありました。

その書は、内村鑑三著の『後世への最大遺物』でした。

内村鑑三があるセミナーで講演したものをまとめたものですが、

そこで彼が問いかけています。

私たちが人生を終えるにあたって、後の人に何を遺すことができるか?

要約しますと

一番良いのは何か。それは「お金」を遺すことだといいます。

お金があれば後世の人のためになることが何でもできますからね。

しかし、お金を遺すということは一部の才覚のある人に限られ、万人ができることではありません。

では次に良いのは何か。それは「事業」を遺すことだといいます。

当時は社会インフラが整備されていなかったので、土木事業などを遺せといいます。

しかし、これもお金や、推進するための社会的地位が必要で誰もができるほど簡単なことではありません。

ではその次に良いことは何か。それは「思想」を遺すことだといいます。

これは自分の考え方を著述する、いわゆる文学という方法で自分の考えを遺せということ、あるいは先生となって思想を伝えろといいます。ですが、これも誰でもできることではない。

では、このような三つの才覚のない私たちには後世に遺せるものはないのか。

内村鑑三は、誰にでもできて後世に遺せる最大の遺物があるといいます。

その完全で最大の遺物とは「勇ましい高尚なる生涯」を遺すことだといい、

後世の人に、あの人は「真面目に生きた生涯だった」といわれることを遺したいといいます。

この内村鑑三の言葉に感銘を受けて、私の人生を通して後世に何を遺すことができるか考えた結果、

自分のこれからの生きざまを遺そう

いろんなことに興味を持ってチャレンジする姿勢を記録に遺しておこう

との思いに至りました。

それは自分の生きてきた証であるし、

それを誰かに参考にしていただいても良いし、反面教師としてみていただいても良いのではないか、と思ったのです。

その手段として、ブログをつづろうと思い立ち、妻の賛同を得て、私たち夫婦の生きざまを遺そうということになり、「夫婦共同作業」として一緒に取り組むことにしました。

読者の方の何かの参考になれば幸いです。

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