たかが町内会・・・されど町内会

夫のマシュウです。

今回は「町内会」の話です。

私の住む地区は30数年前に家を建てた当時は、まだ住民も少なく、スーパーなどもない寂しい新興住宅地でした。

その内、新しい町内会の組織が出来て、我が家も「役員」を務めなければならないという

町内会・創立期でもありました。

当時、まだ30代だった妻アンも、女性部の役員の一人として、諸先輩たちと

夜遅くまで会合などで集まっていました。

あれから30余年、住民も増え、成熟した町内会になって、その役割も変わってきました。

女性部の役員

ある日の妻アンの話・・・

先日、お隣りの奥様が来て、我が家が「次年度の女性部役員」になる順番だと告げられました(この方は現役員)

町内会には全部で10の班があり、各班から1名の女性部の役員を出すことが決まっています。

問題は10名の役員の中から「女性部長」を選ばなくてはならないこと。

毎年、この部長の「なり手」がいなくて困っているらしいのです(-_-;)

この話より以前に、町内会から次年度の「町内会長候補」を募集している

回覧板がきました。

どうも、なり手がいなくて現執行部が「苦慮」していることが文面から読み取れます。

数年に一度、順番で廻ってくる班長や、各部の役員は「順番だから仕方がない」と

引き受けるのですが、責任者である「長」がつく役回りは敬遠されてしまいます。

そんなことですから、女性部でも役員は引き受けても、部長にはなりたくないというのが

本音のようですし、会合で部長さんを決めるのに「難儀するのは毎年の事」なのです💦

部長の選出

それで妻アンは私に相談・・・

妻「もしかしたら、私たちが旅行中に役員会を開くって言うんじゃないかしら?」

私「そうだとしたら、もっと早く会議の案内をすべきだということを言った方がいいんじゃない?皆さんいろいろスケジュールがあるんだから最低でも2週間前くらいに言ってもらわないと参加できないって」

妻「いつも、部長のなり手がいなくて皆さん沈黙しちゃうんだよねー。

そうなったら最後は抽選だし・・・」

私「欠席裁判はイヤだねー」

妻「去年は抽選で、欠席者が部長にされたって話だよ。それで、出来ないっていうのを説得して、お隣の奥さんがサポートするからということで、何とか引き受けてもらったらしいの」

私「アンは部長をやってもいいってこと?だけど基本的にはまだ一度もやってない人にやってもらうことが公平じゃないの?」

※以前、妻は「女性部長」を経験済み・・・抽選で見事に?当たってね!(笑)

妻「また、くじ引きになるのかな~」

毎年、このようなことが繰り返されているようですが、

果たして、どのように決着するやら・・・???

町内会活動

引っ越して来た当時と比べて、最近は町内会活動も活発に行われなくなってきました。

若かった住民たちも、歳をとりましたからね(^^)/

町内会に入らない人もいると聞きます。

面倒なことはイヤだと言い、

そのくせ、町内会主催の日帰り旅行などには同居していない「孫」も大勢連れて来る厚かましいお宅もあり(子供は参加費がほぼ無料ですから)

突然、参加人数が増えて、役員さんは大あらわだったとか・・・苦労話を耳にします(>_<)

一方で、隣近所との「かかわりが希薄」になってきているようです💦

その分、防犯や排雪の問題、災害時の対応など「市の行政」との関わりが大きくなってきています。

こうして、長い年月を経て、私たちが越してきた当時の親睦組織のような町内会から

「意味合い」が変わってきました。

役員の「なりて」も少なくなり・・・かといって、

私が町内会長など引き受ける器じゃないので、出しゃばりはしませんけど・・・(^^)/

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コメント

  1. 躁介 より:

    町内会の部長もそうですが、輪番制で回ってくる管理組合理事の場合、理事長の選出で毎年揉めます。最終的に立候補者などいないので抽選になるのですが、当たった人は絶対に文句たらたら…しかし皆黙って何も言わないので仕方なくやるしかない…みたいな状態が毎年繰り広げられます。私は2017年6月~2019年5月まで理事を務めました。抽選で当たれば仕方ないと割り切って臨んだじゃんけんで何とか理事長にならずに済みましたが、なった方は十数年前にも理事長をされた方でした。マンションの大規模修繕工事がある年度だったので、とても負担が大きかったです。居住者でモンスタークレーマーがいて、理事らで対処できないので顧問弁護士を雇って対処するしかなくなりました。年間数十万の痛手ですよ。75歳以上の高齢者に理事長職をさせるのは忍びないので、くじ引きで当たったとしても免除されるよう規約改正を提案したものです。マンション居住者の高齢化が進んでいるので、若手にとっては認めたくない提案だったでしょうが、多数決で可決されましたが、それが毎年きちんと守られるかどうか予断を許しません。次に理事職が回ってくる頃は75歳を過ぎている可能性がありますが、心許ない限りです。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、初めまして。コメントありがとうございます。マシュウです。
      お話を伺うとマンション管理組合の理事職は相当大変そうですね。
      町内会長とか理事長とかトップに立つ方の負担をどう減らすかということも
      考えなければならない事なのでしょうけど、
      我が家の場合は妻に丸投げで対応してもらっていますので(笑)、
      私は偉そうなことは言えませんが・・・(^^)/
      躁介さん、こんばんは。
      はじめまして、妻のアンです(*^-^*)
      私も4月から町内会の女性部役員をやることになっています。
      10班で構成されているので各班から1名づつ、合計10名の中から
      「女性部長」を選出するんです。
      毎年のことですが、立候補する人はいませんので、
      あみだくじや、ジャンケンなどで決めています。
      今回、私も部長になる可能性がありますので戦々恐々(^_^;)
      以前、くじ引きで女性部長を引き受けた経験があるので
      今回は辞退させていただきたいと思っているんです。
      みんな公平に!と言ってくじ引きするのですから、
      未経験者がやるのが原則かなと・・・来週、会合があるようです。
      くじ引きで当たってしまった方には、私ができうる限りのサポートをしたいと
      思っています。
      私自身、部長時代、とっても苦労したので少しでもお助けできたらというのが本音です。
      躁介さんのところの管理組合理事長の選出、大変ご苦労なこととお察しします。
      コメントありがとうございました。

  2. 躁介 より:

    マシュウさんアンさん、コメント有難うございます。
    >管理組合の理事職は相当大変そうですね…
    理事職の任期は2年で、2年目の理事長は、奥さんがくじ引きで引き当ててしまったみたいで、75歳位の旦那さんが出てきて務めていました。
    そして私ら1年目の理事の中から副理事長を決めて、翌年度に理事長になるという仕組みです。その副理事長を決めるくじ引きも、奥さんが出てきて引き当ててしまい、過去に1回理事長やっているので辞退したいと言ってましたが認められず、55歳位の旦那さんが出て来ていました。居住者の中にマンション管理士資格を持った札付きのモンスタークレーマーがいて、何かある度に管理組合の費用から出させようと画策したり、却下すると嫌がらせで理事長・副理事長宅前まで行って大声で恫喝するなどしていて、理事会を1年半近く振り回し苦しめましたよ。結局お金をかけて顧問弁護士を間に入れざるを得なかった訳です。

    >トップに立つ方の負担をどう減らすか…
    報酬制を導入し、理事長年間20万、副理事長年間10万とか支払うことを提案しましたが、管理会社フロントからも理事会からも最終的に却下されました。それまでの二十数年間、報酬を払ってこなかったので、前例がないということです。それに報酬を貰うことでより厳しく責任追及され兼ねないと、理事長・副理事長自身も拒絶していました。

    マンション自体が30年経っていますので、15人いる理事のメンバー達を見回しても、平均年齢は65歳~70歳位ではないか?という位高齢化しています。一番若い方で55歳位です。管理会社フロントと調整し、理事達をまとめて、様々な議案に対して的確な判断をして行くためには、70歳過ぎるとかなり負担になると思います。75歳以上の一人住まいの高齢女性に理事長職を強いるのは余りにも酷だと思うので、免除制度を提案して賛成多数で可決されたものの、それをきちんと守って運営して行けるのかどうか甚だ疑問です。後の理事会でまたひっくり返される可能性もありますからね。一番大変だった時は、19時~21時の予定が、19時から23時30まで終わらなかったことがありました。大規模修繕工事の会議が17時~19時予定でしたが、それが紛糾して2時間延びてしまったため、我々の理事会が始まったのが21時からになった訳です。23時前頃から旦那さんが心配して見に来ていましたよ。※理事長・副理事長と私以外の理事は全員女性でしたから。女性理事達は真面目な方が多かったので、文句言わなかったので、私が皆を代表して「次回から必ず会議の開始時間を守るよう徹底してください」と不満をぶつけたものです。※理事長・副理事長は昼過ぎからずっと様々な会議に出ずっぱりだったので、本当にお気の毒でした。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      上に立つ仕事を引き受けて下さる方には頭が下がります。
      それにしても私たち夫婦もいずれは都心の便利なマンション生活をと考えているのですが
      躁介さんのお話を伺いますとちょっと考えてしまいます(^^)/
      躁介さん、こんにちは!妻のアンです(*^-^*)
      札幌は朝からずっとみぞれが降っています⛄
      今は郊外の一戸建てに住んでいますが、年々、雪かきが辛くなってきました。
      いずれは雪かきの心配のないマンション住まいを考えているのですが
      やはり住人の集まりがありますし悩むところですね。
      躁介さん、コメントありがとうございました。
      とても勉強になりました♪

  3. 躁介 より:

    >管理組合の理事職は相当大変そうですね。
    理事は毎月会議に参加して採決を取るだけなのでそれ程負担はありません。大変なのは理事長と副理事長職です。管理会社フロントとの折衝もありますし、居住者のクレーマーから恫喝されたりしますからね。だからトップ2人に対してのみ報酬制を設けて(せめて金銭面だけでも)労うべきだと私は思っているのですが、理事らからの賛同を得られませんでした。2年間の任期中、トップ二人がどれだけ大変だったか見て来たので、十数年後また輪番制で理事職が回って来た時、75歳以上ならトップ職は免除されるよう必死で働きかけました。50代~60代前半位までなら頭もまだ働きますが、75歳過ぎて過酷な職を無報酬でやらされるなんて堪ったもんじゃありませんからね。
    ※私は防火防災理事担当でしたので、平日2日間講習が必要な防火管理者講習の受講を求められました。すぐ近くである講習ならいいですが、電車で1時間近くかけて2日間も終日講習を受けなければならない上に、最後にテストをされて合格しないと受講証が発行されないので必死でした。2日間殆どイビキをかいて寝ている兵もいましたが…

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      防火管理者講習の受講が必要だなんて大変ですね。
      それでも資格が一つ増えると割り切れば自分のためだと許せるでしょうか。
      2日間もご苦労様でした。
      躁介さん、アンです(*^-^*)
      コメントありがとうございます!
      私も東日本大震災のあった年から2年間、町内会の「防災部長」を務めました。
      体が小さく、全く頼りない防災部長でしたが・・・(笑)
      南三陸町から被災された方が札幌に来てくださって、講演会で体験談を話して下さり
      いまだにそのお話は忘れません。
      そうそう、市内にある防災センターで様々な講習も受けましたよ。
      特に「消火」は得意?でしたね(笑)
      当時、夫はまだ現役の会社員でしたから、町内会のことはすべて私の役目でした。

  4. 躁介 より:

    >資格が一つ増えると割り切れば自分のためだと許せるでしょうか。
    資格と言える程のものではないですよ。毎年消防署に「誰がこのマンションの防火管理者か」を通達しないといけないらしく、理事の中に受講証を持っている人が例年1人はいるらしいので、自動的にその人にお願いしてきたようですが、私が理事だった年度は偶々誰もいなかったため、誰かが講習を受けなくてはいけない羽目になり、醜い争いをしたくないので私が手を挙げただけのことです。1年間何事もなく無事任期終了になりホッとしました。もしマンションで火災が起きて死者が出たなんてことになると、防火管理者が責任を問われ兼ねないですから。消防署に登録しなければならないための「形式上だけのこと」と言われても、やはり責任を感じますからね。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      マンションの防火管理者の責任は重いんですね。躁介さんの責任感の強さに頭が下がります。

      躁介さん・・・アンです(*^-^*)
      夫とカブってしまいますが、私も躁介さんの責任感の強さに感服します!
      お会いしたことはもちろんありませんけれど(笑)、
      実直なお人柄だなと感じています。

  5. 躁介 より:

    良く言えば「責任感が強い」ですが、
    悪く言えば「責任を押し付けられたくない無責任な奴」ってことかも。

    管理人がいるのは朝9時~夕方5時まで。もしも夜中や朝方にマンションで火災が発生し警報が鳴ったら…過去何度か警報(火事ではなく台風による水漏れ?)が鳴ったことありましたが、管理人詰め所に入る鍵を持っているのは理事長と副理事長だけで、防火管理者は鍵を持っていないので、いざとなっても駆けつけることはできないんですよ。酷かった時は30分近く延々と警報が鳴っていました。マンションも広いので警報が鳴っても全戸に聞こえているとは限らないのですよね。そういう点ももっと突っ込んだ話し合いをしなければならないのですが、議案が毎回多過ぎて、そういう二の次三の次的テーマはどうしても後回しにされ、結局最後まで話し合われることなく任期終了になるんですよ。同じ理事と言っても皆それぞれ考え方が違い、多数決で議決されるので、少数派意見は黙殺されてしまいます。私も在任中色々提案してきましたが、半分以上は多数決で却下されてしまったような印象です。まぁ常に自分が正しい訳じゃないんですけど。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      コメントを読んで責任感が強くなくちゃできない役回りだと思います。
      やはり責任感の強さでしょうね。

      躁介さん、コメントありがとうございます。アンです(*^-^*)
      多数決で議決!少数派意見は黙殺・・・じくじたる思いがしますね!
      数には勝てないのかと私も何度も悔しい経験をしました。
      たかが町内会、されど町内会・・・うーん、難しいですね~。