夫のマシュウです。
ついこの間、私たち夫婦は44回目の結婚記念日を迎えました。
なんと、交際時代を含めると50年もの長ーいお付き合いであります(^^)/
毎年この日になると
当時のことを思い出して「ままごとみたいな新婚生活だったね!」(笑)
私が会社勤めで外で働いている間、妻は社宅で家事をして家を守っていました。
間もなく長男が生まれ妻は毎日子育てに忙殺・・・
子育てなんて初めてのことですから、
退院したばかりの日は看護師さんを雇いたいと思ったほど・・・(^^;)
子供は弱かった
休日になるとどういうわけか熱を出すんですよ。
夜中に急に熱を出したり、そのたびに救急病院や当番医へ駆け込んだものです(^_^;)
金銭面
妻は私の少ない給料でよくやり繰りしてたと思いますね。
毎朝、新聞の折り込みチラシをチェックして
一円でも安いお店めがけてベビーカーを押して通っていましたね。
そんな我らですが
現在、共働きの息子夫婦の子育てを見ていて、
共に育児休暇があるなんて本当に羨ましい・・・昔はそんな制度なかったもの。
私が子供の世話をするのは、会社から帰ってからのわずかな時間と休日。
あとは全て妻任せでした。
妻が専業主婦で良かった!(笑)
妻は
結婚したら仕事はやめて専業主婦になるのが当たり前だと思っていたといいます。
もちろん私もそのつもりでしたし、当時の社会の風潮もそうでした。
妻は結婚退職の道を何の躊躇や迷いなどもなく選び、
私の給料で家計をやりくりする使命感を持っていたのだと思います。
しかし!
その専業主婦が矢面に立たされています。
今年の年金制度改革の議論でも、話題になってましたが
専業主婦が3号被保険者ということで、扶養配偶者が保険料を支払わずに
基礎年金を受け取れる仕組みで不公平だということで、廃止論がのぼりました。
これまでもたびたび廃止の議論が出ていましたが、これから働き手が少なくなる社会において
専業主婦も働くことが当たり前になり、専業主婦がいなくなる?
ということが世の中の流れなんでしょうか。
今の老後の夫婦二人の年金受給のモデル世帯が、会社員だった夫と
専業主婦の二人暮らし世帯を標準にしていて、
わが家はそのモデルケースなんですが、そのモデルケースも変わってしまうってこと?
そこでは、少ない年金を受給しながら生活費を稼ぐために働く夫婦がいるのがモデル世帯?
ところで
息子がその昔、付き合っていた彼女さんが母親が専業主婦だと言うと
「信じられない!」と驚いたとのこと。
息子にとっては、幼い頃からお母さんという存在は、家にいるものだったのです。
学校から帰って来て玄関のドアを開けると母親が迎えてくれるのが当たり前だと
思っていた息子。
ですが、他の人にとっては当たり前ではない!という認識ギャップに驚いたそう。
そういう家庭がこれから増えていくということでしょうか。
年金の議論は政治に任せるとして・・・
現実問題として、夫婦共稼ぎでないと生活できない社会環境の変化もあるのでしょう。
昨今の少子化問題も、なかなか実質賃金が増えないがゆえ!
給料に起因する生活費や教育費の負担問題しかり!
子供を預ける場所としての保育園の不足問題しかり!
当マンションでも、毎朝、朝刊を取りに郵便受けに行くときなど、
共働きしながらお子さんを保育園に預けるために
朝早く家を出る若い家族の姿を見かけることがあります。
だからといって
専業主婦が悪者のように扱われることに、妻は怒ります。
「専業主婦だって、家の中でちゃんと仕事しているんだよ」ヽ(`Д´)ノプンプン
かつて聞いた話ですが、
専業主婦の家事を仕事に換算すると370万円から1100万円に相当するという試算があるようです。
1日の勤務時間?も朝早くから夜遅くまで!
しかも年中無休ですからその価値はあると私は認めます!!!
一方で
私もリタイアしたことで専業主夫になりましたが、家事は妻の補助程度(;´д`)トホホ
全て妻に頼っていますから・・・つまりは養われているのです!?
感謝!感謝!(笑)