夫のマシュウです。
年が明けてから、
妻は、あらためて「エンディングノート」に書いてあることの見直しを進めています。
今回は、某保険会社からもらったお手本のノートをもとに
「情報の見直し」をしているようです。
それと同時に、これまでのオリジナルのエンディングノートに書かれていなかった情報も
書き込もうとしているのでしょうか。
たびたび私に声がかかり、
妻「パパー!私たちの本籍どこだったっけー?」
私「えー!?」
自室にいた私はファイルの中から、以前取ってあった「住民票の写し」を渡します。
さらにまた、声がかかります
妻「パパの預貯金の口座もこの際整理しておいた方がイイかもね!」
私の口座は地元のA銀行、B銀行、ゆうちょ銀行に分散してますが、
B銀行は地元の地方銀行で現役時代、給与振り込みなどのお付き合いがありました。
そして現在は年金振込とか、クレジット支払いなどはこの銀行口座に集中。
もう一方の銀行口座はほとんど利用していませんでした。
確かにリタイア後はあえて分散しておく必要がありません。
これまでの惰性で持っている程度。
預金額もそれほど多くありませんし、預金保護制度の1金融機関1000万円を
越えてもいませんので、2つの金融機関の口座を集約することに抵抗はありません。
私「うん!わかったよ!」(快く妻にお返事します)(笑)
苦い思い出
金融機関の口座を集約するといえば、数年前のことを思いだしました。
子供(長男)の私が苦労した?のは「両親の預貯金口座の集約」でした💦
父親は、地元ローカルの金融機関に年金口座を設け、
他にゆうちょ銀行にも口座がありました。
母親も、地元の信用金庫に年金口座を設けていました。
なので、両親が健在なうちに、それぞれの年金振込口座だけに集約しようと、
帰省した機会を利用して、私が「親の代理人」として、
父親のゆうちょ銀行の口座解約手続きに動き、
そのときに「親の全財産を確認」することにもなりました。
その後、父親が亡くなった時
新聞のお悔やみ欄に父親の名前が載ったことで、地元の金融機関の担当者がそれを目にして
いち早くその口座は「凍結」されてしまいました💦
この口座凍結の解除に、地元金融機関に電話で問い合わせたうえで
相続同意書や父親の戸籍謄本など必要書類を揃えて、
2度ほど「遠い田舎の店舗」まで出向かなければならない面倒な思いをさせられました💦
このように、父親の銀行口座の「相続整理」をしての「教訓」は、
故郷を去ってしまった私たち子供が赴くこともままならないような
田舎のローカルな銀行の中には、全国に支店のない金融機関もあります。
自分が相続の手続きをしなければならないことを考えると、
そのような「地元ローカルな金融機関には決して口座を設けてはいけないこと」です。
設けているのであれば「親が健在」なうちに
子供が暮らしているところにある金融機関に変えることが賢明です。
この先・・・
同じことは、私の子供にも降りかかってきます。
私たちに、もしものことがあったときに、複数の金融機関の口座があると、
「子供に口座解約の手続きのために奔走させる」ことになります。
まして本州に住んでいるのに、
札幌まで来させることはできないこと・・・だとあらためて思った次第です。
今までの私の経験から「ゆうちょ銀行」であれば、
全国どこの郵便局でも手続きができるので便利かもしれませんね。
そういった相続手続きのことも、エンディングノートに書いておこうかな。
用意周到な妻アンを見習ってね!(笑)