思い出の場所を巡る＠函館

夫のマシュウです。

私たちは41年前「函館」で結婚式を挙げました💑

まさに「新婚生活スタートの地」

子供も生まれた場所で、それだけに懐かしく思い出すものです。

一日乗車券🚃

私たちは、いつも旅先で、安くて効率も良い「市内循環バス」や「電車」を利用して

「まち巡り」をしてきました。

今回の旅も「電車の一日乗車券」を使って、

函館の端から端まで電車に揺られて街並みを見ることに！

一日乗車券は駅前のバス案内所でゲットします。

 

一日600円で楽しめます♪

 

棒二（ぼうに）アネックスは、１階で銀行が営業するのみ・・・

栄枯盛衰

函館駅を出て、目に入ってくる「駅前の光景」に隔世の感を強くします😢

当時、全盛だった老舗デパートの棒二森屋（ぼうにもりや）はつぶれ、

増築したアネックス館も閉館していました。

道路向かいには、確か和光（わこう）デパートがあったのですが、

別のビルに建て替わって、40年前にあった建物は一つも残っていません😞

 

和光デパートの地下には梅乃（うめの）寿司があって、

会社から近いので時々持ち帰りで利用していました。

ＷＡＫＯのロゴが印象的で、

妻との想い出は、結婚前夜のこと・・・

妻の祖母が結婚式に向けて来たときのこと・・・

夕食の場所が梅乃寿司でした。

高い寿司をごちそうすることもできず、今になって後悔・・・

「どうして、あのとき最高級のご馳走をしてやれなかったんだろう」😢

市電に乗って・・・

「函館駅前」から「湯の川」を目指すことにします。

函館駅前から大門（だいもん）までの電車通りには、

かつて目にしたお店はすっかり姿を消していました😞

私「会社の帰りに、ここのおもちゃ屋さんから子供の三輪車を買って

そのままバスに乗って持ち帰ったんだよね」(笑)

妻「そうそう、その三輪車に玄関先で乗ってたっけ・・・いや、またいでいたよね」(笑)

私「あの三輪車はどこへ行ったんだっけ？」

妻「友達の子供におさがりであげちゃったんだよ」

思い出話に花が咲くとはこのことですかね(笑)

移りゆくマチ

函館のマチの中心部は、十字街から次第に函館駅前・大門地区に移ります。

その駅前から、棒二（ぼうに）デパートもなくなり、和光デパートもなくなりました。

そういえば、当時、さいかデパートで子供が生まれたとき、

ベビータンスを買ったことを思い出しました(^^)

そのさいかデパートは、いまはパチンコ屋・・・

「時代の移り変わり」を実感してしまいます😢

今の函館の中心地は「五稜郭地区」の「丸井今井（まるいいまい）函館店」のあるところでしょうか。

人も多く賑わっています。

五稜郭公園へ

子供が生まれてまだ半年くらいの春のこと。

桜の花が満開の時期、道東の田舎に住む父親が、はるばる一人で訪ねてきました。

我が家のある社宅は五稜郭公園から歩いて１５分ほどのところ。

その前の週に、家族3人、五稜郭公園まで歩いて行ってバーベキューしていたので、

妻は同じようにもてなそうと、ベビーカーを押し、

食材とバーベキュー道具一式を持って連れ立って行ったのですが・・・💦

あいにくの強風！💦

シートを広げられる場所を探そうにも風が強くて砂ぼこりが舞うわで

とてもバーベキューなどできたものではありません。

私も、半分むくれ気味で家に戻って、

その日のお昼は妻の手になる鉄板焼きで「焼きそば」をふるまいました。

そのときの父親のひと言が「のどが詰まるー！」「生卵くれないかー！」

え？妻は思わず目がテン！

のど詰まりを起こしたら一大事です！

「はい、おじいちゃん、卵、どうぞ！」

我が父親は、焼きそばに生卵をとかして食べる派でした(笑)

以来、我が家で焼きそばを食べるときは、このエピソードが語り草！(笑)

今回、五稜郭タワーを目指す道すがら、

妻「どうして、あのとき、お寿司でも取ってやれなかったんだろうねー」

「ホントにお金なかったものね。そんな発想できなかったよねー」😢

私「給料少なかったからね・・・」

この話を聞くたびに肩身の狭いこと・・・(;´д｀)トホホ

 

五稜郭タワー・・・そびえてます！

 

大パノラマに皆さん、感動中！

 

「おー！すごーい！星の形してるー！」と歓声があがります！

 

あこがれのイケメン？土方歳三さんとツーショット！（私、むくれる）👹

 

「函館山」も低い雲中に隠れてしまってます。残念！

 

昔の社宅があったであろう方向を見ても、もうどこかわかりません💦

 

石垣パワーを注入する妻アン

 

６年前に新築された「函館奉行所」も貫禄が出てきました。

湯の川へ・・・

電車はさらに進み「湯の川温泉」から終点「湯の川」へ！

この辺は湯の川温泉街があるのですが、皆さん、観光バスやマイカーが主流！

電車の乗り降りはあまりありません。

電停「湯の川」からほど近い「湯倉（ゆくら）神社」にお参りへ！

 

花手水が迎えてくれます。

 

「茅の輪（ちのわ）くぐり」が始まるところでした。

さて・・・

函館の電車は「湯の川」を起点に「十字街」を分岐点として

「函館どつく前」行きと「谷地頭（やちがしら）」行きとがあります。

最初はここ十字街地区がもっとも賑やかな界隈だったそうです。

「十字街」電停

 

その中心が「丸井今井百貨店」↓↓

現在は「函館市地域交流まちづくりセンター」として活用され

周辺にはレトロな建物が残っています。

当時の大企業であった函館どっくも近く、元町などには教会群やハイカラな建物もあって

妻「昔はこういうところに住みたかったんだよねー」(笑)

岬へ！

「十字街」から「谷地頭」行きに乗って、終点「谷地頭」で下車！

しばらく案内板頼りに歩くと、やがて「立待岬（たちまちみさき）」

 

立待岬への坂道を歩いていると、海の見える小高いところに石川啄木一族の墓があります。

 

岬巡りが好きなアン、歌います（もちろん曲は「みさき～♪めぐりの～♪」）

ところが、あいにく霧が立ち込めてきました💦

妻「あれ？お店、閉店してるみたい」

妻の目当ては、以前、食べた焼きツブを売っていたお店ですが、

コロナ禍で店じまいしていました😞

立待岬には、新婚時代、妻を連れてドライブで行ったはずなのですが、

妻は全然、覚えてないようです。

妻「誰と行ったの？」

私「そのあと、二人で函館八幡宮でお札をもらって帰ったんじゃないの？」

私の記憶違いなのか？💦

 

濃い霧が立ち込めてきましたので、早々に退散することにします。

坂道

「十字街」から「函館どつく前」行きに乗り、隣の「末広町」で下車！

函館山に向かっていろんな「坂」が見えます。

函館西高あたりから見下ろす「八幡坂」はチャーミーグリーンのＣＭで

ロケ地として有名？でしたね。

修学旅行生のグループもいて、さかんにカメラのシャッターを切ってました。

 

「基坂（もといざか）」のつきあたりには「旧函館区公会堂」があります。

 

昨年の４月にリニューアル工事が完了！

 

前回訪れたときは改装前でしたので、

すっかり色鮮やかになった外観に圧倒されます。

 

２階のホール・・・シャンデリアも建設当時のモノだそうです。

 

２階のバルコニーから函館港を望む

 

旧函館区公会堂から近い「旧イギリス領事館」は「基坂」の中腹にあります。

バラの庭がきれいです🌹

 

 

 

領事館の建物の周りがバラ園になっていて、今を盛りに咲き誇っていました🌹

 

背後の函館山が霧に覆われ見えなくなりました。

 

リチャード・ユースデン領事の執務室でくつろぐ妻アン

左に、おわすお方がユースデン領事。アンと身長がほぼ同じ、小柄な方です。

 

領事と一緒に港を見ているんでしょうか？

 

「函館ハリストス正教会」は、耐震補強など保存修理工事中

 

函館は教会の似合う街・・・すぐ近くにはカトリック元町教会が！

赤レンガ倉庫群

最寄りの電停「十字街」からほど近いところに

「赤レンガ倉庫群」があり函館の「観光スポット」になっています。

いまやココ、「十字街」が熱いんじゃないでしょうか

 

ベンチでたたずむ妻アンは何を想う？湿気で髪の毛がうねうねしてる・・・と気にしてます。

 

「金森（かねもり）倉庫群」・・・ステキなショップや飲食店が入っています。

 

こうして、昔の想い出にふけるとともに「新しい想い出」を積み重ねる旅になりました。

まだ続きます・・・(^^)/