夫のマシュウです。
私たち夫婦が旅に出ると「ハプニングはつきもの」になっているようです😞
今回の孫っ娘との初対面をするための東京行でもそのジンクスは生きていました。
その①
新千歳空港にむけて出発するときのこと。
最寄りのバスターミナルから空港連絡バスで向かうことにしていました。
搭乗便は11時30分発!
9時台のバスに乗れば、空港の売店で子供夫婦にお土産を買う時間も十分とれて余裕です!
土曜日の出発便でバスの乗客もいつもより多いようです。
バス乗り場には大きな荷物を持った乗客も多く並んでいます。
バスターミナルの音声案内が、何やら高速道路が閉鎖されて国道を迂回するようなことを
言ってますが、よく聞き取れません。
やがてバスに乗り込み、出発間際になって運転手さんが、
高速道路が札幌・北広島間で閉鎖されていて、その間は国道を迂回して行くと言います。
なので、予定到着時間よりも30分程度時間がかかることを告げられます。
ここで、バスをあきらめてJRに乗り換えるという選択肢もありましたが、
乗客は誰もバスを降りてJRに変更するような気配がありません。
私たちも、30分程度の遅れであれば、買い物を早く済ませば問題ないね・・・
ということで、そのまま乗車。
運転手さんは、国道が渋滞しているようで先を行く9時発のバスがまだ高速道路に乗れずに
いるとも告げますが、もうジタバタしてもどうにもなりません。
任せるしかありません。
出発して、国道に合流するまではまずまず順調でしたが、
そこから状況は一変!
思っていたより「国道の渋滞」が酷いんです💦
そうか、今日は土曜日だった!行楽客の車で前に進まない・・・
ノロノロノロと歩くような速度で、交差点の信号がひとつ変わるごとに
100mくらい進むのが精いっぱい💦
飛行機の時間に間に合うの?妻も私も心配になってきます💦
妻「JRで行けばよかった?」
私「そうかもしれないね。だけど大丈夫じゃない?」
努めて冷静を装いますが、内心は間に合わなかった場合のことを考えが巡ります💦
今日は土曜日で、恐らくは予定した便以外も満席のはず。
ということは、乗れなかった場合はキャンセル待ち?
もしかして、夜の便まで乗れなかったりして・・💦
妻はというと「最悪、お土産を買うのをあきらめるかな」・・・??
北広島インターチェンジは北広島アウトレットパークの近くにあります。
地図アプリを開き、もうあと何メートルで高速だ!
高速道路にのると、もう渋滞は解消!(´▽`) ホッ
バスは、ようやく本来の走りで空港へGO!
ということで、バスが空港に到着したのが11時5分前。
「出発まであと35分」
妻は急ぎ足でお土産店に向かい、目当てのお菓子を買い物かごに素早く入れてレジに一目散!
こういうときの動きの素早いこと👏
保安検査場も土曜日なのに待ち列も少なくスムーズに通過でき、
出発予定時刻に間に合うことができました(´▽`) ホッ
ハラハラ・ドキドキの出発劇でした。
妻「次回から、もっと早い時間帯のバスだね。何かあったら困るもの」
その②
私たちの旅で起こるジンクスは、旅行中に必ず「親のことで連絡が入ること」💦
今回もやはりそうでした。
最終日の帰りの電車の中でのこと。妻のスマホに着信音が鳴ります。
ディスプレイに表示された電話の相手は、
入院中の妻の叔母に何事かあったときの連絡先になっている叔父です。
叔母の身の上に何か起こった?
ですが電車の中です。
一度は電話を切ります。
ですが、再度、呼び出し音が鳴ります。
これは何か急ぎのことが起こったんじゃないだろうか?不安が一気に募ります。
車内の視線を感じながら、妻が声を殺して応答します。
あたかも通話を感知したかのように、
電光掲示のLEDにも<車内通話ご遠慮を>の注意文が流れます。
それを見ぬように妻が「もしもし・・・、もしもし・・・」
電話口の相手は、叔母からでした。
病院で偶然に顔を合わせた叔父からスマホを借りて、妻に電話をかけてきたといいます。
電車の騒音で聞き取れないので、妻の声が勢い大きくなります。
折り返すことも考えますが、ここで一度電話を切って次の駅でかけ直すにしても、
叔母がそれまでスマホを借りてられるかわかりません。
ここは、マナーを無視して話を続けるしかありません(みなさん、すみません)
妻「○○ちゃん(叔母の愛称)元気だったー?」
どうやら、叔母は電話口で早く逝きたいと泣いているようにも聞こえるといいます。
叔母は会いに来なくてもいいと言ってもいる様子。
叔父の話では、叔母は最近、個室に移されたといい、
病院からの説明では家族の面会も特別に許可してもらい会うことができるといいます。
ということは・・・残された時間はもう少ないということか?
通話を終えた妻は、一気に落ち込んでしまいます😭
とはいえ、歩行のリハビリにも取り組んでもいると言います。
身体を蝕むガンが大きくならないことを祈るばかり。
あと何か月もつのだろうか?いや、何日?😭
初孫の誕生を祝いつつ、片方では人生の終わりのときを迎えようとしている叔母を心配する複雑な気持ちを抱えながら
札幌への帰途につきました。