夫のマシュウです。
宮崎の観光といえば、神話の里「高千穂」は外せません。
しかし、拠点の宮崎駅からはすっごく遠い!💦
アクセスにあくせく?なんてシャレを言ってる場合じゃないです(^^)/
バスだと所要2時間30分ですが、
私たちはまず宮崎からJRで延岡まで行き、そこからバスを利用!
アクセスに時間を要するので、高千穂での滞在時間を目いっぱいとるにはどうしたらいい?
頭をフル回転?させた結果はコレ!
早く出発するしかないでしょ!(笑)
延岡へ
朝、5時54分、宮崎駅から始発特急「にちりん2号」に乗車。まだ夜明け前で暗い!😞
朝ぼらけの日向灘を一路延岡を目指して走ります😊
日の出の時刻でしょうか。
延岡駅に着きました。
地図で下調べしていたバスセンターの場所が移設されていて、
しかも営業時間は9時から・・・💦
熊本行・高速バスで高千穂までの乗車はあらかじめネット予約はしていましたが、
どこで確認すればいいの?💦
幸い、バス停に停車中のバスの運転手さんに予約を確認出来ました😊
高千穂へ
7時30分、熊本行高速バス「たかちほ号」に乗車します!
バスセンターは真新しい延岡駅に隣接していました。
高千穂までの途中の景色も壮観😊
標高差にびっくり!妻アンは怖い怖いと連発!💦
朝日を受けて輝く雲海にうっとり!棚田の景色も美しい!😊
車窓からの景色を楽しんでいたら、高千穂バスセンターに8:40着
さあ、これから1日観光が始まります😊
高千穂峡といってもエリアは結構広し!
見たいところが離れているので、アクセスに苦労します💦
まず、高千穂バスセンターを拠点に、
高千穂神社、あまてらす鉄道、天岩戸神社、高千穂峡の順に巡ることにしていました。
かなりハードですが、がんばるぞー!と気合を入れる我ら!😊
「高千穂バスセンター」
都市間バスや地域の路線バスの発着所で、街中の拠点になる場所です。
高千穂神社
朝早く到着したので観光施設はまだ営業前。
まずは高千穂神社にお参りです😊
バスセンターから本町交差点を左折します。
歩くこと約10分!高千穂神社のある交差点にたどり着きます。
右側に鳥居が見えてきます。
まだ9時前ですが、参拝客が三々五々訪れています。今日も快晴!😊
この階段を上り切った小高い丘の上に本殿が鎮座しています。(*´Д`)ハァハァ
朝日が差す境内・・・いい空気!😊
お目当ての「鉄造の狛犬」は、あいにく修繕のため2体揃って京都にお出かけ中!
対面叶わず残念!😢
鎌倉時代に造られたもので、源頼朝が寄進したと伝えられる「国の重要文化財」です。
「根元が一つの夫婦杉」
いかなることがあっても別れられないという意味があるそうです。
この杉の周りを手をつないで3回まわると、夫婦友人仲睦まじく、家内安全、子孫繁栄と
「3つの願いが叶う」と伝わっています😊
私たち夫婦も回りましたよ~!(笑)
3回も回ると目も回り、妻アンはクラクラする~と言ってました(笑)
ですが、
帰り道では、何だか慌ただしい今日の行程に妻が少々?むくれていたので、
どこまで家内安全のご利益があるものやら?・・・(^^;)
「神楽殿」
こちらで「高千穂神楽」を毎晩奉納しているとのこと・・・観たかったな~!残念!😢
秋の収穫が終わったこの時期、夜を徹して行われる風物詩「高千穂の夜神楽」は、
今年はコロナ禍で行われないようです。
新しい御朱印帳を高千穂神社で買い求めました。
妻アンが大切にしてる御朱印帳はこれで5冊目です😊
高千穂あまてらす鉄道
次に向かうのは「高千穂あまてらす鉄道」の高千穂駅
来た道を戻り、本町交差点を左折して坂道を上ります。(*´Д`)ハァハァ 息が上がる~~!😢
「高千穂あまてらす鉄道」
かつての高千穂鉄道の廃線区間を利用して「観光鉄道を1日10便運行」
軽便マニア?としては乗らないわけにはいきません(笑)
予約は不可! 当日9:25から受付です。
我ら、第一便の9:40出発に乗車することにしました😊
片道15分、往復30分の鉄道旅です!
期待に胸が膨らむな~!(腹じゃないよ)(笑)
途中にはトンネルやら橋梁やらと、無蓋車なので外気を切って進む姿は迫力満点!😊
向かう途中のこ線橋から鉄道と駅舎が見渡せます。
こ線橋を渡りきると、左手に細い通路! 旧看板が目に入ります😊
ここの階段を降りると見えてきます。
可愛らしい高千穂駅😊
「グランドスーパーカート」のかわいい先頭車と一緒にパチリ!
昨日の暑かった青島とは違い、今日は山の中で寒いです!
高千穂鉄橋までの5.1kmの旅。
さあ、出発でーす!😊
秋晴れの中を軽快に疾走!😊
途中の2か所のトンネル内では「イルミネーション」が投影されて幻想的な演出も!😊
わぁーー!と歓声があがります😊
楽しいね!😊
高千穂鉄橋にさしかかりました。地上から最高105mの高さです💦
鉄橋を渡る前に一旦停止して風速など列車の走行の安全を確認し、このゲートをくぐります。
向こうに道路橋の白い「雲海橋」が見えます。
鉄橋の中央部で停止して「シャボン玉」を飛ばす演出に大歓声!😊
虹色に輝くシャボン玉にみんな大喜びです!😊
高所恐怖症の妻は震えながら「パパ!立ったらダメ!」を連呼しています💦
太陽の光を浴びて、それはもうキレイなシャボン玉! 乗客の満足度も最高潮!😊
鉄橋を渡り切ったところのトンネル前までが、あまてらす鉄道の終点!ここで折り返し!
逆走して、高千穂駅に向かいます。
途中の「天岩戸駅」・・・もちろん乗降できません。
こうして約30分の鉄道の旅も終わり。
大人が童心に帰って楽しんだひとときでもありました😊
大満足の高千穂鉄道でした!👏
これから宮崎旅行される方にはぜひおススメします😊
天岩戸神社
次は「天岩戸神社」へと向かいます。
バスセンターから「ふれあいバス」を利用!
便数が少ないので、あらかじめ出発時間と帰りの時間を調べておきます😊
天岩戸では「岩戸」停留所で下車。
乗車時間はわずか10分程度でしたが山の中を縫うように走ります。
帰りのバス時間までの1時間30分・・・
天岩戸神社西本宮から天安河原(あまのやすがわら)、天岩戸神社東本宮を参拝します😊
「西本宮」では「神職の案内で天岩戸(撮影禁止)」も見学することができました😊
天照大神(あまてらすおおみかみ)様が隠れこもったとされる聖地を祀る神社です。
川の対岸にある天岩戸そのものが御神体としているので本殿がなく、
拝殿のみの造りとなっています。
「岩戸」バス停を降り立つと「天岩戸神社」の標識が見えます。
鳥居をくぐって進みます。神域です。空気感が違う感じがします😊
「西本宮の拝殿」
お参りします。
「神楽殿」
天安河原
「天安河原」へ向かいます。
川に沿った遊歩道をひたすら下っていきます。
深い渓谷と岩の間を流れる川が、何とも神秘的な雰囲気を醸し出しています😊
ひんやりとした空気!
視界が開けたと思ったら、そこが神域でした。赤い帽子の小学生たちも参拝に訪れています😊
小石を積み上げた賽の河原・・・
すごい数の石の塔・・・
次は西本宮から「東本宮」を目指します。鳥居前町は閑散として寂しさが漂います。
天岩戸橋を渡ります。
東本宮
橋を渡りきると、間もなく左手に階段が!
岩戸の前で天照大神を誘い出す舞を舞ったという「天鈿女命(あまのうずめのみこと)」が
迎えてくれます。センサーで自動的に動き出したので、我ら、ビックリ!😊
急な石段を上ります。
東本宮は杉林の中に鎮座されてます。
ここでもお参りします。
「七本杉」・・・数えてみると9本?くらいあるような
天岩戸に別れを告げて、再びバスセンターに戻り、
そこからは時間節約のため、タクシーを利用してメインの「高千穂峡」へ!😊
料金は約850円ほどの距離です。
高千穂峡
高千穂峡の遊歩道を歩くことにしましたが、いろんなルートがあるようです。
私たちはタクシーの運転手さんの提案で、遊覧ボート乗り場のある「御橋」から
「高千穂大橋」までの遊歩道を往復することにしました😊
期待した紅葉はというと、すでに散っている感じ!
今を盛りと照るもみじ・・・とはなりませんでした😢
せっかくだから、観光写真でよく見る「ボートに乗ろうと提案」したのですが、
怖がりの妻アンにあえなく却下!😞
有名な「真名井の滝」のあたりで漕ぐボートをカメラに収めます😊
すごい渓谷です。
滝とボートのコラボ写真は、旅行本などにもよく紹介されていますね😊
わぁ~!いい景色~!とアチラコチラから歓声があがります😊
高低差があるので、足腰が丈夫なうちに来ることが出来てホントに良かったと実感!😊
「鬼八の力石(きはちのちからいし)」
高千穂神社の御祭神 三毛入野命(みけいりののみこと)が、
この地で悪行を働いていた鬼八を退治したとき、
鬼八が投げつけてきて力自慢をしたという石で、重さ約200トンもあるそうです(@_@)
「仙人の屏風岩」は高さが約70m!絶壁です!💦
この日、バスツアー客や修学旅行生など大勢の方が訪れていました😊
五ヶ瀬川の渓谷で一番川幅の狭い場所といわれている「槍飛(やりとび)」
「槍飛(やりとび)」にかかる「槍飛橋」
3つのアーチ橋が同時に見ることができる場所・・・これも高千穂ならではの絶景!😊
手前が「神橋」で奥が「高千穂大橋」
「高千穂大橋」へは、左手の階段を上るらしいですが、急なのでここで折り返します。
始終点となった「御橋」を渡ると「淡水魚水族館」や「土産物店」があります😊
「御橋」から見下ろすと「真名井の滝」とボートはこんな感じに見えます。
「御橋」の反対側はボート乗り場
高千穂のお土産を色々買い込んで大満足の妻でした😊
ここにも幸せの黄色いポストがありましたよ!😊
再びタクシーでバスターミナルまで戻り、延岡経由で宮崎駅まで帰ります!😊
笑顔のおもてなしに感激!
この日は、一日「強行軍」でしたが、私は不思議と疲れは感じませんでした😊
というのも、
高千穂の町の方々の温かいおもてなしの気持ちに感謝!感激!😊
道路工事のお兄さんに、笑顔でやさしく道案内していただいたり、
高千穂神社で神楽の準備をしていたおじさんに、親切に「中に入ってもいいんだよ」と
声をかけていただきましたが、時間がなくせっかくのご厚意に失礼しました。
高千穂あまてらす鉄道の皆さん、進んでカメラのシャッターを切ってくださったり、
手を振って見送ってくださったり、
天岩戸神社では駐車場の誘導係のお兄さんに笑顔で案内していただいたり・・・
そして、高千穂峡を送り迎えしてくれたタクシーの運転手さん、
コロナ禍にもかかわらず、車内では親切に対応していただきましたし、
バスで高千穂を離れるときには手を振ってのお別れ、本当にありがとうございました。
観光客慣れしているとはいえ「笑顔でのおもてなし」が一番心に残りましたよ!(笑)