夫のマシュウです。
九州南部で発達した梅雨前線のもたらした「線状降水帯」により
九州に甚大な被害をもたらした「豪雨災害」は東に移動し、
岐阜や長野にと全国に広がっています。
「熊本県」を襲った豪雨では「球磨川」が氾濫!
大規模な洪水や土砂災害が発生! あの「人吉市」も冠水被害を被りました。
「あの」というのは、数年前に夫婦で九州旅行したとき、
鹿児島から熊本までJRの観光列車と、SL「人吉号」を利用!
そのとき沿線の方々の温かい歓迎を受けたり、歴史的な建造物や自然に触れ、
感激した思い出があります(^^)
途中の人吉市では、自由時間に駅から「青井阿蘇神社」や球磨川をまたいで人吉橋を渡って
「永国寺」を訪ね、さらに「人吉城址公園」を散策して水ノ手橋を渡って駅に戻る途中、
道に迷って妻アンが泣き出しそうになった思い出のある街です。
(集合時間にギリギリ間に合ったという失態💦)
そして人吉駅を過ぎ、球磨川沿いを走るJRの車窓から球磨川の美しい景色に
感嘆の声をあげたものでした。
この度の豪雨災害で被災された方々の心中を察するにあまりあることです。
心よりお見舞い申し上げます。
この災害を報じるテレビを見ていると、
「ハザードマップと実際の浸水被害地の比較」がされていました。
まさにハザードマップ通りだったのがショックでした💦
ここ札幌も、数年前、豊平川(とよひらがわ)が氾濫しそうになり、
濁流が市内に流れ込んだらどうなるかという「シミュレーション」を見て
背筋が寒くなったのを思い出します。
さらに記憶をさかのぼれば、「56洪水」といわれる昭和56年8月に道内広範囲に降った
大雨で「石狩川」が氾濫!広範囲にわたって浸水被害!
JR函館本線や国道など交通機関もマヒする出来事もありました。
「洪水ハザードマップ」が公表されたのは、札幌では平成16年からのようです。
平成27年の水防法の改正後は、それまでの「浸水地域の想定」から、
「想定最大規模の降雨・高潮に対応した浸水想定」を行いました。
これに応じたハザードマップへの改定が求められるようになり、
危険性を強く訴え始めたのは、つい最近のことです。
さて、肝心の「我が家」ですが・・・
当時の新興住宅地で、宅地を購入するときには水害にあうことなど考えてもみませんでした。
移り住んでから、地主さんから「56水害」でも水に浸からなかった地区だと聞いたのが唯一の情報でした。
今では、札幌市でも洪水ハザードマップが発行されていて、
大きな地図に色分けされて、居住地の状況がわかるようになっています。
浸水の深さを「0.5m未満」から「10m以上」の5段階に色分け!
さらに洪水時の避難所の場所も掲示!
我が家を確認すると、幸い?に、色のついていないエリアには入っていましたので
ひと安心というところでしょうか(^_^;)
ところで、今は手元にハザードマップがなくても「スマホ」で見ることもできます。
札幌市では防災アプリ「そなえ」を配信しています。
このアプリでは、洪水、土砂災害、地震防災、液状化などの防災情報ハザードマップを公開!
避難場所や安否確認などに使えるようになっています。
私も一昨年の「北海道胆振東部地震」を機に、アプリをインストールしています。
私の場合、ほとんど開いていませんので「のど元過ぎれば・・・」の類でしょうか。
あらためて自分の街の洪水ハザードマップを開いてみて、
今回の熊本などでの「記録的降水量」をもとにした「新しいデータ」により、
ハザードパップを「見直す必要性」も強く感じたところです💦
なにせ、このところの気候の温暖化や、「50年に一度」の降雨量が
毎年のように繰り返し起こるのですから、日本中どこで暮らしていても、
災害の危険にさらされていると考えなければならないのでしょう💦
そういえば、つい最近のニュースだったように思います。
台風による「川の氾濫」で自宅が床上浸水したのは、水害の危険性を説明せずに
宅地を販売したからだと、京都に住む住民が、市に「損害賠償」を求めた訴訟で、
地裁が「自治体」に「水害リスクの説明責任がある」ことを認めた「判決」が出されたことを思い出しました。
その判決ではハザードマップの情報も、支流や内水の氾濫は考慮されておらず
情報が不十分だとの指摘がありました。
今後は、ますます、
自分の住む地域のハザードマップの重要性と、細かな情報開示が必要だということですね。
コメント
マシュー隊長
興味ない人はホント興味ないですからね・・
大事なことなんでけどね、怖いもの知らず
人まかせの方が多いかな・・/
災害への備えとして「自助・共助」とはよく言いますが
先ずはなにより「自助」が大切でしょうか
備えの一つとして自分の家の立地を客観的に見る・把握する。
自分の住まいがどういう地域・地形にあるのか?
過去にどんな災害があったのか?
また現在どういうリスクがあるのか?
最低ハザードマップを見るくらい誰でも出来ますものね。
若い頃アウトドアスポーツに興じていたジェリーは
結構こういうことに敏感なんです。
(地形図読んだり天気図も書けます)
人まかせにしない!「大切な家族と自分の生命は自分たちで守る」
の心構えでしょうか。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
地形図や天気図の読み込みができるなんてすごいですね!
天気予報は今や生活に一番欠かせない情報になっていますね。
気象予報士さんはホントに尊敬しちゃいます(^^)
ジェリーさん、こんにちは!アンです(*^-^*)
毎年のように季節を問わず?豪雨災害が起きていますね。
私が小学生の頃は台風は秋にやって来るものだと
思っていました。
全校生徒が体育館に集合して、各地区ごとに
上級生が先導して強風雨の中を歩いて
帰ったものでした。
いつの頃からか「異常気象」が叫ばれて
日本は災害が多くなってしまった感じがします。
「大切な家族と自分の生命は自分たちで守る」
本当にジェリーさんのおっしゃる通りですね。
コメントありがとうございました。
私もしっかり肝に銘じなくては!(^^)/