夫のマシュウです。
今回の京都の旅は、今まで訪れていなかった所を優先!
新型コロナの感染リスクを避けるため、あまり混んでいないところ?をチョイスしました😊
そうだ!伏見に行こう!
以前、伏見稲荷に行ったところ、あまりにも多くの「インスタ映えをねらうYouたち」に
気おくれしてしまい、早々に退散した私たち。
そんな苦い思い出がありましたが、今回訪れるのは「水の伏見」
「十石船」をメインに「伏見の酒蔵」「日本史の舞台」にもなった場所を小旅行することにしました。
京都駅からJR奈良線に乗車、「東福寺」駅で京阪電車に乗り継ぎ、
最寄りの「中書島(ちゅうしょじま)」駅を目指します。
JR東福寺駅から京阪東福寺駅に乗り換えるのですが、
着いたホームでしばらく待ってから、見上げた駅名標の矢印が変?
これって、逆のホームじゃない? わー!大変だー!💦
大あわてで、連絡通路を渡り反対側のホームへGO!
なにやら「トラブルを予感させる?出発」となりました(^_^;)
中書島駅で下車
この地ゆかりの「坂本龍馬」が迎えてくれます。
パネルが大好き妻アンは早速ツーショット!(笑)
伏見の十石舟
その昔、豊臣秀吉が伏見城の外堀として開削!
その後、伏見が京都と大阪を結ぶ「舟運のまち」だったことを偲ばせる
豪川(ごうかわ)の一部を利用して「舟」が運航しています。
紅葉前の今の時期は、乗船客も少ないようで電話予約もすんなり😊
駅から向かうと、川べりに舟つき場が見えます。
矢印に従って向かうと小さな橋に「十石舟」ののぼりが!
キバナコスモスがきれいです♪
橋の脇の階段から川べりに降ります。
橋の下をくぐり、乗船受付へ
乗船する「千姫」10:20発の便は、私達の他に5人家族の乗客だけでした。
舟窓から見える景色
月桂冠大倉記念館の酒蔵
両岸には緑の柳と、桜の枝が川に覆いかぶさるように風に揺れています♪
春は桜のトンネルが見事だそうですよ。
周遊の折り返し点となる「三栖閘門(みすこうもん)」で下船して資料館を見学
三栖閘門(みすこうもん)資料館
三栖閘門は、濠川(ごうかわ)と宇治川の合流点にあり、当時水位の高低差が4mもあった二つの川を舟が連続して行き来するために、二つのゲートで仕切った閘室(こうしつ)内の水位を調節して舟を通す施設で、1929(昭和4)年に造られた「昭和初期の土木遺産」ともいわれています。
パナマ運河をほうふつとさせる仕組みです。
資料館ではこの閘門の模型を使い三十石船の往来の仕組みを再現して見せてくれます。
水の流れから、淀川とは8m以上の水位差になってしまったことがわかります。
帰りの舟中から・・・
下の写真の左側の土手の突きあたりの橋のかかったところが、
森鴎外の小説「高瀬舟」で有名な高瀬川がここで合流しています。
このあたりで別の十石船と交差します。
川岸には龍馬とお龍の像が・・・遠くて見えない😞
こうして約50分の周遊が終わりました😊
桜の季節がピークで、乗船予約もすぐに満杯になってしまうとか。
よし!今度は絶対、春の桜の季節に来たーい!😊
酒蔵巡り
十石舟の乗り場のすぐそばにあるのが、ここ↓
月桂冠大倉記念館
白壁土蔵の酒蔵が威容を誇ります。
この通りは電線を地中化!かつての「通り」の雰囲気が味わえます。
「百年前と変わらない景色」が残っていました👏
記念館の入り口
この時期、新型コロナ対策のために展示室や中庭などの見学は叶いませんでした😞
本来なら、ここから先を見学できるのですが・・・残念⤵
売店は営業していますので記念にお酒をゲット!思わずワタシ微笑む!😊
ベーブルースの来日記念に作った「小売店用の看板」の前でポーズ!😊
ゲットした月桂冠ブランドの製品!
あれもこれもと選ぶうちに重くなってしまいました。腕が痛かった~💦
(ホテルから他の荷物と一緒に自宅へ送りました)
甘い物好きな我ら、買わないわけにはいきませんよ~!(笑)
黄桜カッパカントリー
次に向かったのが、黄桜のカッパカントリー
酒造りの歴史や製品を紹介しています。
黄桜商店と黄桜酒場のファサード
レストラン「黄桜酒場」で昼食をいただきます♪
店内は開放的な中にも落ち着いた雰囲気!
名水「伏水(ふしみ)」で仕込んだ黄桜オリジナルビールも味わえるようです。
私は昼間からお酒は飲めません、あしからず(笑)
私はちょっと奮発して「京都牛ローストビーフ膳」ウシシ~😊
妻は一番人気の「龍馬御膳」
もちろん、シェアしていただきました。
妻いわく「ローストビーフがこんなに美味しかったとは・・・今まででNO.1」😊
黄桜カッパカントリーでの「河童のれん」コレクション??楽しいですよー!😊
のれんだけじゃないんです。湯呑茶碗とおしぼりも記念にパチリ!😊
隣接のギャラリーでは「黄桜の歴代のTVCM」が放映されていて、
しばし懐かしのCMを鑑賞!
我らおかしな夫婦は「カッパッパー♪カッパッパー♪」と
あの曲を口ずさむのでした。「キーザクラー♬」😊
あいにく撮影禁止でお見せすることができません。残念⤵
黄桜商店では、まずは子供に「京都地ビール」をチョイスして送ることに!
「喜ぶ子供の顏」を連想しながら、妻アンはとってもHAPPYそうです!😊
その次、選んだのはコレ↓
妻が「甘酒」を選んでいて目を離したすきに?私が選んだのは、
新聞記事でも取り上げられていた「あまびえ」です。
黄桜が「妖怪パワーでコロナ払い」に役立てばと発売した数量限定品!
疫病を退散させる力があるといわれる妖怪「あまびえ」のイラストがキモカワイイ!?😊
このあとは、竜馬通り商店街を通り抜けて・・・
幕末の歴史にもちょっとふれることにします。「歴女」?の妻アンは笑顔いっぱーい!😊
旅籠 寺田屋
あの坂本龍馬が襲われた旅籠・寺田屋へ!
建物は鳥羽伏見の戦いの際、焼失しましたが、
明治期にもとの建物にならって建てられたといいます。
多くの見学客で賑わっていましたよ。
新型コロナ感染対策で少人数での入場規制!妻アンも今か今かと順番待ち!
奉行所の役人が階段を上って襲ってくるのを、ピストルを撃って応戦したといわれています。
2階の客間
龍馬の部屋
幕末の伏見にタイムスリップ・・・
奉行所の追手が迫ったとき、
折から風呂に入っていたお龍がいち早く異変に気付き、
裸のまま裏階段を上り、龍馬に危険を知らせたという話は有名です。
そして龍馬は手傷を負いながらも、裏階段から庭に出て逃れたといいます。
この裏階段を降りたのでしょうか・・・
裏の出口
幕末の動乱時代の舞台に、後世の人間が、歴史ロマンで訪ねてきたことを知ると、
龍馬はどう思うでしょうか・・・
さらに歴史をさかのぼることにします。
竜馬通り商店街を抜け、納屋町商店街、伏見大手筋商店街のアーケードを京阪本線伏見桃山駅と近鉄桃山御陵前駅をわたり、一路「桃山公園」へと歩きます。
活気のある商店街に、妻アンもいささか興奮気味!
途中の露店で、安く売られていた柿を一袋買うと、おじさんが気前よく
「おまけだよ」と言って、柿一個プレゼントしてくれました😊
「私、ここに住んでもいい!」と言い出す始末で、すっかり気を良くした妻でした(笑)
伏見桃山城
今日の日帰りツアーの締めは「伏見桃山城」
もちろん復元ですが、
ガイドブックで見るとその威容に、お城好きとしてはこれはぜひ行かなくちゃね!😊
60歳をとうに超えた我ら・・・両膝に力のかかる上り坂が続きます💦
妻は「うぅぅ・・・いつまで続くのーーー!」といささかバテ気味💦
「もう少し!もう少し!」と励ますも、自分でもどのくらい歩かなきゃならないのか
見当もつきません💦
これより宮内庁管理の明治天皇陵へと続く道です。
しばらくすると、左側に桓武天皇陵の参道を入ります。
大きな通りに出て右手に伏見桃山城運動公園野球場の駐車場に出ました。
ゲートをくぐると、何やらお城の門らしき建物が見えてきます。
大手門前に出ます。
大天守と小天守
おおー!立派なお城!!と思いきや、
1964(昭和39)年にオープンした「伏見桃山城キャッスルランド」という遊園地のシンボル施設として造られた伏見桃山城のようです。
その後、2003(平成15)年に閉園し、京都市の運動公園として整備されたあとも天守は残されたようです。
ということで、城の場所や姿かたちは、歴史とは縁はなさそうです。
立派な姿ではありますが、耐震問題があるそうで内部に立ち入れないのが残念😞
鉄枠がサビて朽ちてきていますが、将来どうするのでしょうか💦
このまま壊してしまうのは忍びないものがあります。
「兵どもの夢の跡」を思い出しました・・・
ところで!!この日のハプニングとは?
10:00発の十石船ツアーを事前に申し込んで、
いざ「乗船10分前」というとき、ハプニング発生!(@_@)
妻アンが突然の腹痛!!泣きそうな顏です!!😭
急きょ「乗船キャンセル」してトイレ探しに!!💦
「船着き場にはトイレがない」ということで、近くの長建寺に駆け込み、
庭にいた人に助けを求めますが寺にはトイレ無し!がーーーん!💦
川沿いに立派な公衆トイレがあることを教えられ、速足で探せど探せど見つかりません。
走る!走る!俺たちーーー!
もう絶体絶命だーーー!😭
しかし、あわやというところでトイレ発見! 危うくセーフ!!!(´▽`) ホッ
こうして妻アンを襲った「突然の危機」から、
気をとりなおして「伏見散策の再スタート」を切った我ら・・・
妻「ゆうべ、調子に乗って飲んだことのないハイボールなんか飲んだからだわ」😭
「パパ、ごめんね。今後は気を付けますから!」🙇平謝り???
いつも反省だけはしっかりする妻でした・・・(笑)
ハプニングで「汗だらけの京都の旅」はまだ続きます・・・(^_^;)
コメント
むか〜し京都には1年間住んだことあります。
でも伏見には行ったことありません。
名酒どころ伏見、純米酒・にごり酒から梅酒まで
マシューさんたくさん仕入れましたね…重くても頑張った!
深まる秋の夜、これからの家飲み会が楽しみになりますね。
アンさんお酒苦手なんですね?トモさんも同じですよ〜!
“夫婦しっぽり飲み会“出来ないのがジェリーはちょっと残念なんですよ。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
好きなものはいくら重くてもいとわないのですよー\( ‘ω’)/
お酒をストックして眺めてるだけで満足なんですよ!(笑)
大事にいただきまーす!(笑)
ジェリーさん、こんにちは~!アンです(*^-^*)
京都にお住まいになったことがあるのですね。
伏見は十石船から見る景色に風情があってステキでした♪
でも乗船前に急にポンポン(お腹)が痛くなって
この後はブログ記事の通りであります(;´д`)トホホ
今回、夫婦二人旅でしたから良かったものの、
これがパックツアーだったら大変!大変!
大勢の方に迷惑がかかりますものね( ノД`)シクシク…
不幸中の幸い?でした。
トモさんもお酒は苦手ですか?
私は体がだるくなって、すぐ眠たくなるので、
お酒はほとんど飲まないのですが、あの夜どうしたものか?
あぁ、今も謎!(笑)
ぽんぽん事件はホント災難でしたね!
ジェリーも旅先や出先で冷や汗かいたこと何回かありましたよー
大事にならなくて良かったです。
京都は上京前、初めての1人暮らし“浪人時代”の1年を過ごした
思い出の地なんです。下鴨神社糺の森へ歩いて5分くらいの所に
下宿してました。
畳み三畳半・半間の押入付き、木造二階建て明治時代に建てた京町家改造
下宿です。窓は木枠で閉めても5mmくらい隙間があきますし寝ると天井の
隙間からお月見出来る風流な建て付けでした。
夏は鉛筆や消しゴムが溶けて机にくっいてしまうし冬は部屋の中でコップの
水が凍ってしまいます。凄い所に住んでたなぁ〜と思います。でもジェリーには
『京都』…とても懐かしい青春の1ページなんですよ。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
以前の旅行で下賀茂神社の糺の森を歩いたのを思い出しました。
ジェリーさんの青春時代が目に浮かぶようです。
古くてもそれが当たり前のように暮らしていた四畳半フォークの世界ですね♪
昭和40年代だと思いますが、
ジェリーさんと場所は違えど当時の生活が懐かしく思い出されますね(^^)
ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
今日は晴れたり曇ったり、急に通り雨がザザーと降ったり、大忙しの札幌です(^^)/
京都はジェリーさんが初めてひとり暮らしをした思い出の地なのですね。
下鴨神社の糺の森、行きましたよ~♪
太古の昔のままの原生林だそうですね。
すーはー、すーはーと深呼吸しながらたっぷり森林浴しました(笑)
ところがです!
写真を撮って来ると言って一人で別方向へ行ったマシュウが
待ち合わせ場所に来なくて、わー!どうしよう!行方不明?
糺の森に迷い込んで発作を起こして?オダブツ?
これは110番しなきゃと泣きそうになっていたら、
平然とした顏でやってきたので、私は大きなカミナリを一発!
そんな事件?がありました(笑)