初めての貴船神社へ!期待の川床料理はギリギリ間に合いました!

夫のマシュウです。

九月の京都はまだまだ暑くて、北海道人には酷だという感覚だったので、

これまで訪れたことがありませんでした。

しかし「貴船」は市内より気温が少し低い避暑地のように聞いていたので、

思い切って行くことにしました😊

※「アクセス」

貴船神社へはいろんなルートがあるようですが、

私達は京都駅から「地下鉄」に乗車!約20分で終点「国際会館前」下車

そこから「京都バス」に乗り換えて約20分で「貴船口」で下車↓

貴船路は「恋の道」💕

ここからは「貴船」まで別のバスに乗り換えて行くと便利ですが、

私たちは「歩いて距離を実感する」ことを旨?としていますので(笑)

まずは「一の鳥居」をくぐってから徒歩で向かいます!

「一の鳥居」は鞍馬川にかかる「梶取(かじとり)橋」の前に建てられています。

神域への入り口です。

「一の鳥居」の前には「梶取社」という社があります。

神話の世界の話で、黄船に乗った「玉依姫(たまよりひめ)」が

「この船の止まる所に祠を造れば国土を潤し、庶民に福音を与えん」と、

淀川、賀茂川をさかのぼって、この地に至り、一度舳先(へさき)を鞍馬の方に向けたが、

大きく進路を変えて貴船に向かわれたということで、その梶を巧みに操られた神様を祀っているのが「梶取社」のいわれだということです。

梶取神は航海安全、交通安全、人生の梶を巧みに操る神として信仰されています。

ここ、一の鳥居から「黄船」が止まったところを探しに歩きます!

梶取橋を渡り、叡山電車「貴船口」駅の線路下をくぐります。

貴船口駅は、訪れた9月28日現在、土砂崩れの影響で叡山電車「市原~鞍馬」間が運休中!

京都バスによって振替輸送をしているそうです。要注意!

「恋の道」💕💕

恋多き才女「和泉式部」が夫の愛を取り戻そうと思い悩んで、

縁結びの神社「貴船神社」「奥宮」に参拝したと伝えられており、

その奥宮までが「恋の道」といわれているそうです。看板の文字が少し?見ずらいですね。

「蛍岩(ほたるいわ)」という蛍の名所

和泉式部が貴船神社に参詣した折、蛍の歌を詠んだといいます。

それから千年後の現在も6月中頃からこの付近一帯で蛍の乱舞が見られるとのことです。

貴船は山の中・・・クマ出没注意の看板もあり!勇敢な?妻アンはスタスタと先へ!

渓流を眺めながら歩を進めます。時折吹く風が涼しい~♪

向こうに「川床と提灯」の明かりが!これが有名な「川床」

最初に遭遇した川床料理屋は「べにや」さん

この先、期待が持てそうです😊

「烏帽子岩」

その昔、大宮人が烏帽子を下ろしてこの岩に置き、身を清めたところだそうです。

バス停の「貴船」

貴船口からバスに乗って、ここで下車して貴船神社へ向かう方がほとんどですが、

私たち、がんばって歩いてきましたよ・・・(*´Д`)ハァハァ

公衆トイレあります!これ大事!😊

さらに進むと、貴船川にかかる赤い橋は「鞍馬寺・西門」に至ります。

鎌倉の歴史が大好きな妻アンは「源義経ゆかりの鞍馬寺」にいつか行きたいと言ってます♪

貴船神社本社

さあ、いよいよ貴船神社本社への入り口! 左側に「二の鳥居」が見えます。

ここから「参道石段」が続きます。

両脇には灯籠が建てられ本殿へと誘ってくれます。

木漏れ日の差す石段・・・緑がきれい♪

本殿と権殿

本殿の石垣の足元には「絵馬の像」が!

日照りのときには黒馬を献じて「雨乞い」を、長雨のときには白馬または赤馬を献じて

「雨止み」を祈願する例になっていましたが、ときには生馬に換えて「板立馬」

奉納したと文献に残されており、この「板立馬」が今日の「絵馬」の原型になったといわれています。

「貴船神社が絵馬発祥の社」ともいわれる所以です。

本殿広場の横の石段を上ると拝殿が鎮座

授与所で「御朱印」をいただきました♪

御神木の「桂」・・・樹齢400年、樹高30m

根元からいくつもの枝が天に向かって伸びて八方に広がっています。

これを御神気が龍のごとく大地から勢いよく立ち昇っている姿に似ているといわれています。

御神水で「水占みくじ」・・・妻アンの運勢はいかに??

「末吉」と出ました・・・微妙・・・(^^)/

旅行は「差し支えなし」、病気も「生命に別条なし」、この旅の安全が約束されたかな?(笑)

さあ、本社から奥宮へ

階段を下ります。

貴船神社中宮「結社」

本社から北に向かって道なりに進むと、左手に「貴船神社中宮」「結社(ゆいのやしろ)」にいたります。

石段を上ると小さな祠が見えてきます。

ここには、磐長姫命(いわながひめのみこと)が鎮座したと伝えられています。

「縁結びの神」「恋を祈る神」として信仰が篤く、

かの和泉式部が切ない心情を歌に託して祈願したという話が伝わっています。

今では「あらゆる縁を結んでくださる神様」とされています。

境内には「天乃磐船(あめのいわふね)」と呼ばれる「船の形をした石」が置かれています。

貴船の山奥から出土し、平成8年に奉納されたものだそうです。

「船」は人と人を結ぶ乗り物ということで「神さまの乗り物」ともいわれています。

さらに道なりに進むと、

奥宮への途中に「思ひ川」という小川にかかる「おもひかは橋」を渡ります。

杉木立の参道を進みます。

奥宮

奥宮に到着

神門をくぐります。

最高のお天気です🌞

「拝殿」

「本殿」

「権地」

「御船形石」・・・船のかたちに石積みされています。

これは玉依姫御料の黄船を人目を忌みて、小石で覆ったといういわれがあります。

「海上安全」にご利益があるそうです。

妻アンがそっと石に触れてます。

「人生」という航海の安全を祈願してるのでしょうか(^^)/

何段にも積まれた小石

楽しみにしていた川床料理

昼食は「川床料理」・・・初めての体験にわくわくです😊

朝から歩いて、1万歩を超えたころ、貴船神社の参拝が終わりました。

あとは、疲れをいやし、お腹を満たすのみ!

予約しておいた、川床料理「㐂らく(きらく)」さんへGO!

本社の真ん前にあり、妻アンは参拝の前に、すでにお店の方にご挨拶済みでした😊

こちらの川床の営業は「9月一杯で終了」するということでギリギリセーフ!😊

階段を下りて川床へ・・・女将さんが迎えて下さいました😊

澄んだ水の流れは静か・・・

テーブルクロスと箸袋に、天井の御簾から差し込む日光の作る影が、

まるで「川の流れ」のようにも見えてきます♪

すべてコース料理になっています。お品書きがないのが残念⤵

まずは先付けから・・・♪

松茸のお吸い物&小鮎の佃煮♪

お造り・・・鱧の梅肉和えがさっぱりとして美味♪

川魚を嫌がっていた妻も口に入れた瞬間「これはいける!」「もっと食べたーい!」😊

子持ち鮎の焼き物は絶品でした👏

天ぷら・・・衣が薄くてサクサク♪美味♪

この時期の冷たいそうめんは少し体が冷えます(^_^;)

ちりめん山椒とお漬物で、ご飯がすすむ君・・・😊

デザート・・・梨&パイナップル

初めての川床料理は期待通り!大満足でした!😊

お茶受けに出てきたゴマ風味の「薄焼きお煎餅」がとても美味しくて、

「おばあちゃんが好きそうだね」と言って、

妻アンがおふくろの分もお土産に購入してくれました。ありがとう~!😊

女将さんからいただいたウチワ・・・大切に使わせていただきます♪

食事後はお店のシャトルバスで「貴船口」バス停まで送っていただきました。

※この日の夜は、この旅の「メインイベント」が控えていますので、

早々にホテルに引き上げ休憩することにしました😊

またしてもトラブル?😭

この旅、何かとトラブル続き?です。

妻アンの「伏見トイレ事件」の後は、今度は私が「チョンボ!」💦💦

京都3日目の朝、出発の時間!準備は大丈夫か?

カメラマンの私は、前夜から「デジタルカメラの電池も充電」

「スマホもフル充電」してあります。

妻の入念な確認にも「OK」を連発していざ出発!

地下鉄「京都国際会館」駅を出て、バス停に向かいながらデジカメを取り出し、

周辺を撮ろうとして、シャッターを2,3回押すと、

画面に「内臓メモリーの残量がありません」の表示!

そんなはずはない!

SDメモリーカードだってちゃんと入れてるはず・・・?

ちょっと待てよ?

ここで、ハタと思い出しました。

昨夜のこと、カメラの電池を取り替えるとき、SDメモリーカードも外していたのを・・・💦

そして充電後、SDメモリーカードを戻していなかったことも・・・💦

「大変だ!カメラのSDカード忘れた!」😭

妻「えー!何やってんのー!」

結局、デジカメは持って歩いたものの、使えずじまい!😭

「スマホで撮ることにするよ」

ということで、今回の貴船神社の画像記録はスマホで撮ったものでした。

昨日は妻アンがやらかして、今日は私。連日「トラブル続き」です😭

さて、さて、最終日はいかに?・・・(^_^;)

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コメント

  1. ジェリー より:

    お天気も良く “きぶねで川床” なんて清清しい..
    間に合って良かったですね。
    いいなー “落ち鮎”とても美味しそう..ジェリーも食べた~い!

    ・失せ物 近きところにあり
    ・願い 驚くことあれど慌てねば叶う
    きふねさんのおっしゃる通りになりましたね..?!

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      本来は夏の暑さをしのぐ場所かもしれませんが、
      私たちにとっては気持ちの良い日でした。
      隣では川床を解体する作業が進められていましたので
      まさに間に合った~という感じでした。
      一生に一度の贅を尽くした貴船の思い出となりました!(^^)

      ジェリーさん、こんばんは!アンです(*^-^*)
      「つたない旅日記」に目を通してくださりありがとうございます♪
      あの日はカラっと晴れ渡り、最高のお天気でした。
      9月の京都はまだまだ蒸し暑いと覚悟して来ましたが
      本当に天の神様に感謝です(^^)/
      うふふ~♪ 水占い大当たりでした!(笑)
      そうそう、ジェリーさんの京都時代の気候のお話を読んで
      同級生の事を思い出しましたよ。
      彼は京都の同〇社大学に通っていましたが、
      「京都の冬の寒さは半端じゃない。北海道よりも寒いよ~」とこぼしていました。
      下宿ではコタツしかなく、北海道のようにストーブをボンボン焚く習慣がないので
      「凍え死にそうだよ」って泣きごと言ってましたっけ・・・
      「え?でもちゃんと生きてるっしょ!大丈夫!大丈夫!」と励ます?私でした(笑)
      京都は盆地特有で夏は暑く、冬は寒いのでしたよね(^^)/

  2. ジェリー より:

    あー 思い出した〜!
    ジェリーの下宿では冬に畳に霜が降りるんです…本当ですよー

    朝、畳みの表面が白くキラキラ光って初めて見たときは何だこりゃ…??
    霜だと分かってびっくりでした。
    上京後、東京の友達に話しても絶対信じて貰えませんでしたけど。

    当時の京都の学生下宿は殆どがストーブ禁止。
    ジェリーもコタツ1つで耐えました。懐かしい〜!

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      京都の冬の寒さは半端ないって聞きますから
      下宿でストーブ禁止というのはきついですね(^_^;)
      そういえばまだ冬の京都を訪れたことありませんでした。
      もっとも、雪の多い札幌を離れることも出来ませんが・・・
      留守中に大雪降って家に入ること出来ず・・・
      そんなこともあり~なんですから(笑)
      ジェリーさん、おはようございます!アンです(*^-^*)
      畳に霜??
      うひやーーー!(@_@)
      同級生が言ってた京都の寒さ、本当でしたね~。
      ジェリーさんもその辛さを乗り越えて今があるんですね(^^)/