夫のマシュウです。
午前中に、札幌新千歳空港を経ち約1時間半のフライトの後、大阪伊丹空港に降り立ち、高速バスで一路京都へGO!
ホテルにチェックイン後、早速、初めての「京都御所」へ。
京都は地下鉄やバス網が充実しているので、最短ルートを調べ、ホテル近くのバス停から向かうことに・・・
「京都御所」のある「京都御苑」北側の京都市バス「烏丸今出川」停留所で下車、目の前に「乾御門」が見えてきました。そこをくぐり御苑へ・・・
あらかじめ調べた地図ではかなり広い場所だとは感じていましたが、もう、この門から覗いただけで、かなり広い雰囲気が・・・
青い空のもと、まぶしい太陽の光を反射した広く白い砂利道を、市民や、観光客が散歩したり、木陰の芝生で休んだりと三々五々昼下がりの時間を楽しんでいるようでした。
「京都御所」は南北約450m、東西約250mにもおよぶ築地塀(ついじべい)に囲まれた、面積約11万㎡もある広大な敷地からなります。
(札幌の中島公園の半分ほどにおよぶ広さです)
ここが歴代天皇のお住まいだった、ということは、つまり皇居だったということですね。
今年は明治維新150年にあたりますが、明治天皇の即位式や幕末の王政復古の舞台だったんですね。昨秋の京都旅では二条城を見学して大政奉還の舞台を目の当たりにしましたので歴史の大転換時期に遭遇したような
なんだかその時代にタイムスリップしたような感覚に・・・
「京都御所」の見学は、以前は宮内庁への事前の見学申請が必要だったようですが、今は自由公開されています。ただし、出入口の「清所門」では、持ち物検査がされ、入門証が渡されます。
立派な御車寄(おくるまよせ)
朱塗りの承明門から紫宸殿を望む・・・
スケールの大きさに圧倒されます。
清涼殿・・・こちらの記事は妻・アンが書かせていただきます♪
『枕草子』の作者・「清少納言」が、一条天皇の中宮・定子(ていし)に仕えたのが
まさに、ここ!「清涼殿」・・・清少納言の「職場」です。
私は以前、テレビのある歴史番組を観たことがきっかけで、清少納言にハマり、
『枕草子』を読みあさりました。
彼女の文章から垣間見える「想い」や「人柄」に数多く共感♪
上司である定子(ていし)を心から慕い、尽くす、その姿には感動すら覚えたのです♪
(叶わぬことですが、お会いして、お話してみたかった・・・)
千年も前の女性と、現代を生きる自分・・・
人間の持つ「感性」というものは、たとえ、千年を経ても変わらぬもの・・・
そう感じる『枕草子』でした。
いつか、清少納言のゆかりの京都のお寺をたどってみたいと思います♪
ふたたび、マシュウです。
青空に映える「御池庭」(おいけにわ)
白砂の道を進みます。緑がまぶしいです。
美しい青もみじ
御学問所
手前には蹴鞠(けまり)の庭
木陰に入ると、涼しく感じます。
広い内裏の中の参観順路は指定されていますが、写真を撮りながら、青々とそよぐ木々や公園を眺めながら歩くと見学時間は約1時間30分位はかかります。
「京都御所」を出て、丸太町通方向に向かってすすむと、左手横の「仙洞御所」越しに、大文字山の送り火「大」の字が見えます。
広い京都御苑内には、桜、松や梅などの樹木が生い茂り、訪れた日は日曜日とあって、家族やカップルのピクニックなど市民の憩いの場となっていました。
御苑で桃の実を発見!
コロンとした梅の実も見かけました。
もうじき、京都は「梅雨入り」ですね。