夫のマシュウです。
今回の京都旅行は、2020年9月以来のおよそ2年半ぶり。
しかも「真冬の京都は初めて」であります。
加えて、前週には全国的な最強寒波の影響で、京都も雪害に見舞われ列車は止まるし、
京都駅の中まで吹き込む吹雪の様子をテレビで目の当たりにして少しビビっていた我ら(^^;)
私たちが行く頃は果たして大丈夫なのか?
出発の5日前
宿泊ホテルに着替えなどの荷物を先送りしようとしたら、
宅配便の集荷のお兄さんに「この悪天候で指定日には到着しませんよ。それでもいいですか?」と念を押された妻アン。
もうこうなったらイチかバチかだ・・・と荷物をお願いしました(^^;)
その後は、宅配便の追跡システムで気になる配送状況を確認。
出発当日の朝
札幌の空は前日までとはうって変わって快晴!(私の行いがよろしいようで?)(笑)
新千歳空港からのフライトも順調!昼には大阪伊丹空港に無事到着!
京都に着くと、前日まで降り積もった名残りの雪が、
屋根の軒先や道端に寄せられていました。
折から・・・
京都では「京の冬の旅」キャンペーン期間中(1月7日~3月19日)でした。
普段は「非公開の文化財」がこの期間中に「特別公開」されるというので、
その中から是非見たいところをピックアップして訪れることに!
歴女?の妻アンは、出発前からもう大興奮でした(笑)
1月29日は大徳寺へ!
京都へ到着後、すぐにホテルにチェックインして、心配された雪害にもめげず
先に着いていた荷物の荷ほどきもそこそこに、身軽ないでたちに着替え!
京都駅前のバス停へGO!
大徳寺では「芳春院で7年ぶりの特別公開」を拝観
受け付けにて
入場券をゲット!
ここから先は写真撮影厳禁なので・・・🙇
ここが特別公開された「呑湖閣(どんこかく)」
中には入ることは出来ませんでした。池越しに見学です。小さいながらも風格漂ってます♪
御朱印も頂きました。
翌1月30日は仁和寺~龍安寺~金閣寺
「京の冬の旅」キャンペーンでは「仁和寺の御殿と庭園も特別公開」されています。
妻アン、お気に入りの仁和寺です。
5年前の2017年秋の旅では、仁和寺の御殿が改修中で拝観できませんでしたので、
今回はそのリベンジです(^^)/
そして、あの時、庭園から望む「五重塔の美しさ」に感激した我ら。
今回は、特別にその庭園へ足を踏み入れることが出来るんです♪
バスに乗り・・・
京都駅から市バスで約40分・・・御室仁和寺(おむろにんなじ)へ到着。
格式を漂わせる二王門がお出迎え・・・晴れていますが朝の早い時間で超寒いです~(^^;)
ポスターに心躍ります♪
中門
五重塔は威厳すら感じさせる素晴らしい建築物です♪
冬枯れの桜の木・・・春には見事な花を咲かせることでしょう🌸
われら、五重塔オタクです(笑)
国宝の金堂・・・修復が終わりやっと見ることが出来ました。
格式の高さを感じさせる本堂・・・さすがは門跡寺院ですね♪
ここから堂内へ。ご本尊の阿弥陀三尊をお参り。撮影はNGです🙇
ご本尊をお参りした後は、本坊表門から庭園巡りです。
御殿入口
南庭から勅使門を望む
南庭から望む五重塔
北庭から池越しに五重塔・・・素晴らしい景色にうっとり!
「心配事をいっとき忘れさせてくれるわ~」とは妻の弁(ホントにそうだね)(^^)/
北庭を歩ける特別公開ならではのアングルで一枚📷
宸殿北庭から望む五重塔はパンフレットでおなじみのアングル。
妻は5年前に見たこの景色の感動をずっと忘れられずに今回再訪となりました(^^)
仁和寺では阿弥陀如来の御朱印をいただきました。
この後・・・
「きぬかけの路」をたどって「龍安寺で庭園を観賞」そして「金閣寺」へと向かいます。
おしゃべりしながら歩いて・・・
龍安寺の入り口に着きました!
山門で拝観受け付け
石段を上ると正面の建物が庫裡(くり)で、ここに入って石庭を拝観します♪
方丈の南側には石庭が広がります。
石庭の半分が雪に覆われていますが、これも枯山水の風流というもの?
しばし、腰を下ろし陽ざしを浴びながら雪に覆われた石と白砂の庭を眺め、
物思いにふける妻「あぁ、気持ちいいなぁ」
あれ?どこ?どこに?
方丈の北側には「水戸光圀公が寄進」したとされる銭形のつくばいがあります。
「吾唯足知(われただたるをしる)が図案化」されていて、なかなかのアイデアに感心です👏
龍安寺でいただいた御朱印。力強い筆運びだね!
こうして・・・
雪の残る枯山水を肌に感じた龍安寺をあとにして、次に訪れるのは「金閣寺」
観光客がまず最初にたどり着く写真スポット📷
岸が雪に覆われた鏡湖池(きょうこいけ)越しに佇む金閣寺・・・すばらしい眺めでした♪
池の周りを歩きながら、表情を変える金閣寺を撮ります!すっかりカメラ小僧?です(笑)
金の鳳凰が屋根に・・・
金閣寺は見る方角によっていろんな表情を見せてくれますね。
金閣寺でいただいたお守り札です。ありがとうございます!家内安全に努めます!
境内から降りてきたところにある駐車場からは雪をまとった「比叡山の頂」がくっきりと!
ハードスケジュール(^^;)
この日の夜は、宇治市にある「萬福寺のランタンフェスタ」へ!
というのも、今回の京都旅行を計画するとき、妻がなにげに切り抜いてあった
古い新聞記事を思い出したようです(実は家計簿に挟まっていたらしい)(^^)/
初めて見るランタンに感動!
新聞には京都の宇治市にある「黄檗山(おうばくさん)萬福寺(まんぷくじ)」で、
「ランタンフェスティバルが開催中」とあります。
黄檗山萬福寺は中国からやってきた「隠元(いんげん)禅師」が開創した禅宗の寺院です。
ランタンフェスティバルは1月31日までの開催なので、
急きょ予定に組み込み、夕方に京都駅を出発!
JR奈良線の黄檗(おうばく)駅で下車して、
民家の路地を抜け、たどり着くとそこは「光」が溢れていました。
総門前には『日中友好の門』が輝いています。
受付でチケットを購入。
甘酒もサービスでいただきました。美味しかった~。ありがとうございます♪
境内に入ると、アプローチを明るく照らす「無数の光」にテンションあげあげのわれら⤴
妻も「わ~!」と何度も感嘆の声をあげます。風もなく穏やかな夜です♪
愛嬌のあるパンダの光の造形に感心しきり!
縁起の良い『福』の文字をかたどったランタンの文字を完成させるのは、
中心の空間で人の広げた腕と体で作る十字です。
妻アンが挑戦しました。どうぞ福に恵まれますように!(^^)
隠元禅師の渡来を表しています。
妻がいるのですが、わかりますか?
果樹園の管理人に任命された孫悟空ですが、桃を盗んじゃったところ。可愛いでしょ?(笑)
龍舞ですね。とってもキュートな女の子たちが操ってます♪
中国の伝説上の獣、麒麟のオブジェ。ランタンフェスタ、素晴らしいです♪
これは何だったかな?トラかな?
中国海南島の南山寺の観音菩薩像
仕女の花見を表現
こうして、今回の冬の京都の旅では、雪をかぶった「冬枯れの京の庭園」に感動し、
ランタンフェスタを見たり「新たな京都の魅力」を発見した旅となりました(^^)
※追伸
ご親切にして下さった京都のみなさん、ありがとうございました。
ますます京都が好きになりました・・・・・・by妻アン
コメント
待ってましたー!
マシュウトラベル「パワフル京都旅」レポ、始まり始まり~ 拍手! パチパチパチ・・
いや~凄い行動力ですね? お二人より年下のジェリーですが もうそのパワーに圧倒されてます。どさん子パワー全開!いつもながらお見事でございます。
大徳寺「芳春院」、前田利家公の妻”まつ”さんゆかりのお寺ですね?京都四閣の一つでもありますがジェリーも見たことありません。なんかカワイイ銀閣みたい・・?
黄檗山万福寺の中国風ライトアップイベントも楽しそう! 開祖の隠元禅師はインゲン豆を日本に伝えた和尚様でしょうか? ジェリーは “いんげんゴマ和え”大好き!だって美味しいんだも~ん。
どさん子夫婦がゆく”パワフル京都旅”レポ、続きを楽しみにしてますよー。
元京都市民 ちょっとだけよ~♪ のジェリーでした。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
行ってきましたー!冬の京都旅!(笑)
雪も残っていて冬枯れの枯山水?な風情もまたよし!
底冷えの寒さも体感しましたよー(^^;)
帰ってから一週間ですが、アンはまた行きたーい!と叫んでます!(笑)
ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
芳春院の呑湖閣(どんこかく)は小さな建造物ですが、
さすがに品があり素晴らしかったです。満足しましたよ~♪
そうそう、万福寺の開祖、隠元禅師は「インゲン豆」を伝えた方ですね。
以前、こちらのお寺で「普茶(ふちゃ)料理」を供しているのをテレビで見たことがあり
いつか行けたらいいねと思っていたんです。
京都行きの数日前、たまたま昨年の家計簿の整理をしていたら
なぜか古い新聞記事がかくれんぼ?していて
ランタン祭りへ引き寄せられるように?行って来ました。
すごかったですよ~!
京都のお楽しみは尽きませんね~(^^♪