夫のマシュウです。
札幌から、関東に移住してふた冬目を迎えるわれら。
息子家族とは電車で行き来できる距離なので、
お泊り会などで孫台風が襲来すること度々です。
最近では
息子家族が遊ぶに来ると疲れてしまいます(^^)/
でも、むげに断れないのは、
なんといっても孫っ娘の成長ぶりを間近で確認できることが嬉しいからかも?(笑)
今年は
孫っ娘の通う保育園の夏まつりにお呼ばれして、その成長ぶりを収めようと
しきりとスマホのシャッターを切っていました。
そんな孫っ娘が夏まつりで刺激を受けたのが、年長組さんが叩いていた「太鼓の響き」
家に帰って来てもタンタン!カッ、カッ、カッ!
息子夫婦は早速太鼓を買い与えました。
バチをそろえてお辞儀をする孫っ娘・・・そんな姿を見て目を細めるわれら。
さらに、追い打ちをかけたのが、息子が住む街の「おまつりの山車行列」でした。
山車に乗って、太鼓をたたく響きに孫っ娘はすっかり魅了され
ユーチューブで、夏まつりの動画を探して見せると、真剣なまなざしで見入っています。
将来は太鼓の演奏者かな?
ま、どんなことにでも興味を持つのはとてもいいこと。
ところで
関東に移住したことで、東京などでのコンサートやイベントに接する機会が多くなりました。
今年も夫婦で、クラシックコンサートから歌謡コンサートまで、
気になったコンサートにはよく出かけました。
コンサート会場ではこれから予定されているコンサートの分厚いパンフレットをもらってきます。
ある時
太鼓芸能集団「鼓童」のコンサートのパンフレットに目が留まりました。
佐渡の「鬼太鼓座」を前身としているということで、
一度聴いてみたいと長年思っていたコンサートだったと妻が言います。
以前、テレビで「鬼太鼓座」の迫力ある演奏シーンを覚えていたようです。
すでにチケットは売り出されていたのですが、幸い、座席を確保することができました。

当日
たくさんの観客が入場口に列をなしています。こんなに人気があるんだ!
改めてその人気ぶりにビックリ!
老若男女、いや老が優勢かな?(われわれも含めてですが)(笑)

演奏会が始まる
第一部6曲が休みなく演奏され、休憩をはさんでの第二部6曲とアンコール曲まで、
13人の若者が次から次へと繰り広げる力強いばちさばきのパフォーマンスに、
圧倒されっぱなし!
聴いているわれらも力が入ります!
メンバーが入れ替わりながら、横笛とあたりがね?と太鼓の組み合わせ、
三味線と太鼓の組み合わせ、お琴と太鼓の組み合わせ、などの演奏が続きます。
圧巻は?
一番大きな大太鼓を力強くたたくふんどし姿の筋肉美の若者!
いつまで続くんだろうと思ってしまう大太鼓の連打には感動!
力強い生命力を感じさせる太鼓の響きが、ドンドンドンと胸に響いてきます。
感動でも胸が震えます。
鼓童の演奏を聴きながら、世界中には同じ太鼓のリズムはあるなーと思いを馳せます。
太鼓は、おそらくは太古(洒落ではありません)からの楽器でしょう。
こんなに心を打つのはなぜでしょう?
特に、日本の和太鼓の響きには郷愁のようなものを感じるのです。
一曲の演奏が終わるたびに会場からは、感動の拍手が鳴り響きました。
初めて聞いた太鼓演奏のパフォーマンスでしたが、
若い力に元気をもらった心持ちで会場を後にしました。
