妻と二人で真夏の昼下がりにコンサートへ!

夫のマシュウです。

北国育ちで暑さに弱い私たち。

外歩きは極力避けたいものです。

なので、日帰り旅行でもこの時期はなるべく避けて、秋の旅行の季節を待とう!

そして外出は、極力、買い物に限るようにして暮らしています。

辛うじて、私が趣味のクラシックコンサートで都内に出掛けることくらいでしょうか。

いつも会場の入り口でこれから開催されるコンサート情報のパンフレットを手渡されます。

帰宅後、その大量のパンフレットを一枚一枚めくりながら、

興味を抱かせるコンサートがないものか?妻もパンフレットに見入ってます。

二人で出掛けるコンサートは?

★条件は、お互いが共通して知ってる曲が演奏されること。

知らない曲だと眠たくなってしまいますからね。

これは当たり前のことか。

★もうひとつは、席料がリーズナブルであること。

海外のオーケストラも聴きたいけど、2万円も3万円もする席では

私たちの耳では費用対効果が合わないものですから(^^;)

★そして、演奏会の開演が日中であること。

夜の公演も行きたいけれど、終了後に帰ると夜遅くになってしまい、

韓国ドラマを見る時間が無くなってしまうものですから・・・

さて、この条件に合う演奏会はあるんだろうか?

何枚ものパンフレットをめくっているうちにある一枚の演奏会に目が留まります。

それは「ふかわりょうの注文の多い演奏会」でした。

実は

わが家の日曜日の午後はラジオを聴いて過ごすことが多かったのです。

それは、NHKFMの「きらクラ!」というクラシック初心者にも楽しめる番組でした。

その番組のパーソナリティがタレントのふかわりょうさんと

チェリストの遠藤真理さんでした。

二人の掛け合いと流れるクラシックを気持ちよく聴いていたものです

NHKFMで聞いていたコンサートを見ることができる!

妻「これ行こう!」

既に発売中で、残り席はあるのか?

恐る恐る座席表を見ると前方で2席空いてるではありませんか。やったー!

すぐに座席をゲットします。

生でみられるぞ!

妻アンは遠藤真理さんのチェロの音色が大好きだし!

当日

暑さの厳しい時間帯ですが地上を歩く時間を極力短くして、

会場の東京オペラシティを目指します

私は、今年に入って何回か東京オペラシティコンサートホールには通っているので

妻のナビゲーターとなります。

新宿駅の隣で最寄り駅の初台から地下でアプローチできるので、ここはアクセスが便利!

演奏会には夏休みということもあって、親子で来場する家族も多く見られます。

もちろんわれらのようなお年寄りが多数を占めているのですが・・・

演奏会は、ふかわりょうさんがナビゲーターとして、

遠藤真理さんのチェロ、小井土文哉さんのピアノで始まります。

第一部

ふかわりょうさんが「宮沢賢治の作品を朗読」してその世界観を言葉で醸し出します。

朗読のあと「ピアノとチェロ」で宮沢賢治の世界へと誘います。

曲から曲へとつなぐ間も拍手さえ必要ない静かな時間が流れ、

聴衆もその世界に引き込まれたように静ひつな時間が流れます。

チェリスト遠藤真理さんのドヴォルザーク「我が母の教えたまいし歌」がとても印象的でした。

休憩後の第二部

ヴァイオリンの小出岳悠(こいでがくと)さんがゲストです!

なんと小出さんはわずか13歳!

3歳のときにおじいちゃんに習い事を勧められ、迷わずにヴァイオリンを選んだといいます。

3歳からかー。孫っ娘にもそろそろ習い事を勧めてみようかな~。

などと思ってしまうほどに、上手な演奏で感動しました。

大きな舞台は初めてということでしたが、なかなか堂々として立派な演奏でしたよ。

将来が楽しみな逸材ですね!

こうして2時間の演奏会が終わって、外に出ると真夏の日差しも傾きかけて、

幾分涼しさも感じるようになっていました。

妻「また、こういう機会があったら聴きに来たいね!」

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