夫のマシュウです。
4月28日に札幌交響楽団の第608回定期演奏会を聴きに行きました。
今年度最初の定期演奏会ですし、今回から首席指揮者にマティアス・バーメルトさんという世界の有名楽団を指揮してきた方が就任したこともあり、開演前から多くのお客様がロビーをにぎわしていました。(最近の定期演奏会では珍しいことです)
札響の演奏にかける聴衆の期待の大きさが伝わります。
曲目は最初にモーツァルトの「交響曲第29番」。
第二楽章のアンダンテは、なんとも優雅な演奏で耳心地が良くウトウト・・・(?)
休憩をはさみ、次の曲目はリヒャルト・シュトラウスの大曲「アルプス交響曲」。
演奏者が総勢105名以上もの大編成は、今まで観たことありません。(驚愕)
札響も過去に一度しか演奏しておらず、定期公演で演奏するのは初めてだそうです。
演奏時間が約50分という大曲ですが、力強い金管楽器の響きが聴衆の体を振るわせたり、かと思えば繊細なチェロのソロまで、強弱メリハリのきいた演奏で、目も耳も離せない演奏でした。
指揮者と楽員の信頼関係が聴衆に十分に伝わる演奏で、感動の拍手が鳴りやみませんでした。
私も手のひらが痛くなるくらい、マティアス・バーメルトさんに感謝の拍手を送りました。