感動!本場キエフバレエを初めて観てきました!

夫のマシュウです。

8月19日、札幌で本場キエフのバレエ公演がありました。

キエフ・クラシック・バレエ「チャイコフスキー 夢の3大バレエ」と題して、バレエの名場面をそれこそ、いいとこどりで観られるまたとない機会だっ!と思い、妻アンに提案したところ、「私も観たかった!」「いい席押さえてよっ!」と指示され、ネットで探したところ、やっと前列の方に2席見つかり、即予約!

我が家では、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」や「白鳥の湖」「眠れる森の美女」の、それこそ有名な曲を抜粋していいとこどりした組曲版をBGMで流して聴いていたんです。

ですが、生の舞台は初めてでした。

すごく期待して会場のニトリ文化ホールに行きました。

会場前の広場には、開場を待つ人がたくさん集まっていて、期待の大きさがうかがえます。

開演を待つ場内は、私たちのような夫婦連れから、老若男女、特に親子連れを多く見かけました。パンフレットも売り切れで、おそらくはバレエを習わしているんじゃないかと思うくらいの会話が、そこかしこから聞こえてきました。

チャイコフスキーの3大バレエの概要と今回の名場面の抜粋を、公演順に要約します。

くるみ割り人形

物語のあらすじは、クリスマスイブの夜、自宅でのパーティでくるみ割り人形をプレゼントされた少女クララが、ねずみの王様と戦うくるみ割り人形を助けると、くるみ割り人形は魔法がとけて凛々しい王子様に戻り、クララを人形の世界に誘う夢の中の物語ですね。

公演では、第2幕からの抜粋ということで、クリスマスイブのパーティの場面で、華麗な旋律にのせて美しい舞踏が繰り広げられました。

くるみ割り人形と言えばもうこれは、「花のワルツ」ですよね。とても印象的でした。

白鳥の湖

こちらは、クラシックバレエでも「超」のつくほど有名なバレエ音楽ですね。

ジークフリート王子と、白鳥に姿を変えられたオデット姫。オデット姫は悪魔に魔法をかけられ、夜の間しか人間に戻れないのです。この魔法を解けるのはオデット姫に永遠の愛をささげる王子だけ。そして王子は悪魔と戦いオデット姫と結ばれるというストーリーでしたね。

公演では、第2幕冒頭の「情景」の演奏から幕が開き期待全開!

とくに、あの有名な「4羽の白鳥の踊り」は可愛らしさ全開!

4羽の中に日本人のプリンシパル長澤美絵さんと島田梨帆さんも発見!

オデット役のクリスティーナ・カダシェヴィチさんの長い手や足の美しいプロポーションには驚き!

まさに「白い妖精」そのもの・・・

とても美しかったです!

眠れる森の美女

これは童話をもとにした大作で、ディズニー映画でも私たちにはなじみのあるストーリーですね。オーロラ姫が邪悪な妖精の呪いで永い眠りに落ちるのですが、リラの精の導きにより百年後に姫を助けに来たデジレ王子のキスで目を覚ますというストーリーでしたね。

百年後なんて、姫はいったいいくつになってるの?なんて突っ込みはなしにして・・・(笑)

公演ではそのハイライトで、有名な、村人たちが踊る「ガーランドの踊り」

オーロラ姫が四人の求婚者と踊る「ローズ・アダージョ」

オーロラ姫とデジレ王子との結婚式などの名場面が繰り広げられました。

キエフ・クラシック・バレエのプリンシパル長澤美絵がオーロラ姫を演じ、存在感を示していました。

小柄でキュートな日本人の長澤さん、益々のご活躍を期待しています(^^)

全体の公演は20分の休憩をはさんで、3つのバレエのいいとこどりを鑑賞するということになりましたので、なんか消化不良のような、妻のアンと、ハイライト版だからこんなものかと思いながら帰途につきました。

今回は、バレエ鑑賞のイントロダクションと、とらえて、この次は全曲、生のオーケストラの演奏でしっかり観たいと思った公演でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする