『終活フェア』に行ってきた!

夫のマシュウです。

ある朝、妻より早起きして何気に朝刊のページを手繰っていると、

新聞紙一面を占める、いわゆる全面広告が目に飛び込んできます。

なんだか最近の新聞は広告が多いな!

ちょっとムッとしてカラフルな広告の文字を読むと『みんなの終活フェア』とあります。

終活といえば、我々の世代の話。フェアってどういうこと?

何か新しい情報でもあるんだろうか?

俄然興味が湧いてきます。

副題が「~人生をいきいき過ごすための学びの場~」

講師を招いての特別講演やらセミナーも開催されるようです。

セミナーの案内を読み進めていくと、広告の中段に「気になるもの」を発見しちゃいました。

セミナーを受講すると『太巻きとお茶をプレゼント!』

ん?太巻き?

ちょうどお昼に掛かるから?これをもらえるって、お得かもよ?(^^)/

動機がちょっと不純ですが・・・

妻に「終活フェアってあるんだけど行ってみない?」

妻「私はイイよ」

私「太巻きもらえるってさ!お昼ご飯になるんじゃない?行こうよ!行こうよ!」

(しつこく誘う)

妻「う~ん、遠いしさ、交通費の方が高いんじゃない?」

私「確かに。でもセミナーが主だから??」(ホントはのり巻きに目がくらんでる)

妻「じゃあ、パパひとりで行って来たら?」

私「んー。そうするかな?」(ショボン)

セミナーの受講は抽選で、当選者にしか聴講券が送られてきません。

まあ、ハズレて、もともとだ~と割り切り、ネットからとりあえず申し込み!

ウヒヒ・・・無欲の勝利でしょうか😊

2週間ほどして、特別講演の聴講券とセミナーの受講券が届きました。

さて、当日

会場のホテル(ジジ、ババばっかり・・・失礼~🙇)

この日の目玉は「特別講演」です。

講師は釧路出身で「直木賞作家の桜木紫乃」さん

テーマは「もう少しワクワクしませんか~この先は自分のために~」

あいにく著作はまだ読んだことがありませんが、

新聞のエッセーなどではいつも軽妙な表現に引き込まれています😊

「終活」がテーマなので、

ご両親の話から作家仲間との交友まで楽しい話を聴かせていただきました。

好奇心も旺盛なようで、4年前からサキソフォンの演奏にハマっているとか。

人生を楽しく生きようという姿勢に共感します😊

会場に詰め掛けた多くのおばさん、おじさんがうなずいて聴き入ってました。

司会者から・・・

冒頭に、特別講演が終了後に受講者プレゼントを渡すけれど、

数に限りがあるので受け取れない方にはご容赦を!というアナウンス!

しかも感染防止のために、少しずつ分散退場にするといいます。

ギョッ!😲

太巻きがなくなることもあるの?

もう、私、講演どころではありません💦

思わず座った席が前方だったことを悔みます。

会場を出るとプレゼントを受け取る待ち列はかなり長そう・・・こりゃダメか?

各企業の出展ブースの間を抜けてようやくたどり着きました!

引換券を渡し、太巻きを受け取り、ようやく安堵します(笑)

ここまでで、すでにお昼過ぎ!

午後のセミナーはどうしよう?

お土産も資料もいっぱいもらったし、妻にメールを入れます。

「これから帰るからね~」

妻「え?お昼ご飯、これから食べようとしてたよ」

「パパさ~、もっと街を見てゆっくりしてくればいいのに~」

妻には久しぶりのお一人時間をプレゼントできましたが、

こんなに早く帰ることはフェイントだったようです(;´д`)トホホ

私「太巻き持って帰るよ」

妻「え?ホント?じゃあ、待ってる!!」

何しに行ったか分からないフェアでしたが(笑)、

妻へのプレゼントをゲットして、意気揚々としている自分を思うと、

『いきいき過ごしてる~』

これも終活の一環かな?(笑)

最近気になっている、終活に関するフェアでしたが、

終活を真剣に考えているのか?と言われれば、

実は、あまり深く考えていないことがわかった次第です。

ですが、終活フェアに集う顔ぶれを見ていて「みんな元気してるな~」が率直な感想!

太巻きの他に、みなさんからカツをもらった一日でした(笑)

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