わわわ！床屋のおっちゃん大丈夫？

夫のマシュウです。

年の瀬も迫ってきたこの頃、気持ちはせわしくなる一方ですが、

せめて頭だけはさっぱりして新年を迎えたいもの。

先日

私は床屋に行ってきました。

総合調髪では、ヘアカットとひげ剃りにシャンプーがセットになって、

最後の仕上げはドライヤーで整髪して、一丁上がり～～～！

ですが、リタイア後の調髪は誰に会う訳でもないのでカットのみで安く仕上げていました。

通っていた元祖？１０００円カットのＱＢハウスは、最近値上がりして１，３５０円。

そこの若いお兄さんのカット技術のヘタクソ加減に呆れてしまい、

わが妻にも不評を買ってしまう始末・・・(;´д｀)トホホ

わが家は、妻の判定が唯一絶対の評価基準！

妻「もう通っちゃダメだよ！他を探しなさい！」

そんな檄を受けて、探し当てたのが今通っている床屋さん。

そこは？

シニア割というのがあって、カットにひげ剃りとシャンプーがついて１，７００円。

シャンプー抜きだと、１，５００円！

行くたびにポイントカードにスタンプを押してもらえるので通い始めて早４回目になります。

そこでのことです

私の床屋通いはほぼひと月に一回のペース。

少しでも長く持たせたいのですが、

前回のヘアカットからもうひと月以上たって、髪の毛が耳に被さって

じゃまくさくなったので、そろそろ床屋に行って来ようかな。

店に入ると、３人いる理容師さんが忙しく動いています。

いつもは、というか、まだ数回しか来ていないのですが、

これまでのスタッフは男性２人に女性１人でしたが、今日は、男性だけの出番なのかな？

私の担当にあたったのが、これまで見てなかった

初めてお会いするであろう少し腰が曲がり加減のおじいさん。

もう７０代も半ばを過ぎていそうな私よりかなり先輩のおじいさんです。

おじいさん「どのくらい切ります？」

私「えーっとね。耳が出るくらい切ってほしいから、２ｃｍくらいでしょかねー」

おじいさん「耳の上の毛をあまり短くすると、ぼわっと立っちゃうからねー」

私の頭の付近で身振りを交えながら髪の毛が膨らむ様子を説明します。

このおじいさん、なかなかフレンドリーだなー(笑)

私「お任せします」

すると

やおらバリカンだけで耳の後ろの髪の毛のすそ野から刈り上げるように

バリカンを動かしていきます。

耳のそばだからハサミが当たらないようにバリカンかけてるんだな？

ですが、いっこうにハサミに持ち替えるふうがないのです。

ハサミを使ったのは前髪を短くするときぐらいなものです。

バリカン一丁でほとんどのカットを済ませてしまったのです(@_@)

バリカンだけというのは中学校で坊主頭にしていたときくらいしか覚えていません。

思わず当時のことを思いだしてしまいました。

もしかして刈り上げされちゃうのか？

かすかな不安を抱きますが、刈り上げじゃなかったのが救いでしょうか。

ほとんどバリカンでカットを仕上げてしまいました。

そして

ひげ剃りは少し手荒いぐらいに素早くさっさっさっと済ませます。

イスの背もたれを持ち上げて、ドライヤーで整髪してくれて

その間もおじいさんの口はフレンドリーに話しかけてきます。

なんでも、ビールが大好きで、カートンで買っておくので

奥さんからあるだけ飲むんだから・・・と怒られるとか、

全くお酒を飲まない奥さんは、ペットを飼ってるんだけどそっちのご飯のほうが高いとか、

そのために、最近、ビールから発泡酒に変わっちゃったことなど、

ホントかどうかは分からないよくありそうな話を笑って話します。

おもわず、愛想の良さにこちらもつられて笑ってしまいます。

そして、

おじいさん「これでどうでしょうか？」

鏡で仕上げを見せます。

おじいさん「耳の上の髪の毛、立たないようにカットしておきましたから」

私「ありがとうございました」

ヘアカットといえば、クシで髪を持ち上げてハサミでシャカシャカするものだと思ってましたので、果たして、このおじいさんは、上手なのか下手なのか？わかりません。

家に帰って

妻には「あまり短くしなかったんだね」と言われ、

事情を説明すると

妻「仕上がりはいいんじゃない。パパ、ステキだよん！？」(笑)

私「そう？ま、いいか」(笑)

ハサミのカットに慣れている私としては、ちと物足りなさが残ります。

今度行ったら、またあのおじいさんにあたるのかな？

指名できないもんな。できればあたりたくないけど・・・

技術はハサミとバリカンではどちらが上なんだろう？

今でも、はてな？です。