『健康保険証』の有効期限

夫のマシュウです。

かれこれ２年前の話にさかのぼりますが、

新型コロナが流行し始めてから、病院を受診する人がめっきり減ったといわれました。

病院は健康リスクを抱えて、不特定多数の人が集まる場所ですから

感染を嫌い「敬遠する気持ち」もわかります。

当時は「三密回避」などが喧伝されていましたし、さらに「マスク不足」も追い打ちをかけて「病院への足」を遠のかせていたように思い出します。

ご多分に漏れず・・・

私も折から患っていた「蜂窩織炎（ほうかしきえん）」の治療も

目途がついたタイミングで「感染の怖さ」から通院をストップ！

以来、病院に行く機会がめっきり少なくなりました。

せいぜい定期的な歯科検診とか、健康診断結果を受けて

お医者さんに高血圧の相談するくらいなものだったでしょうか。

そのためか手元の「健康保険証」もワクチン接種のときなどの

「身元証明」に使うのが関の山。

リタイア直後の一時期「協会けんぽ」にお世話になったあとは

「国民健康保険」にお世話になっています(^^)/

しかし

「毎年７月末で有効期限」が切れるので、

８月１日以降の保険適用が受けられるよう「新しい保険証」が送られてきます。

先日、私と妻の分の新年度の健康保険証が届きました。

有効期限は？

ふと見ると、４月３０日？

あれ？

国民健康保険の有効期間１年間って、８月１日から始まって、７月３１日までじゃないの？

１年間有効じゃなかったの？(^_^;)

これまでの健康保険証の有効期間は１年間になっています。

どうして？

札幌市の国民健康保険のホームページを開くと、

基本は毎年８月１日から翌年７月３１日が有効期限だと書いてあります。

ですが、次のケースの場合は少し違うようです。

★有効期限までに７５歳になる人は７５歳の誕生日の前日が保険証の有効期限

これは分かります。

後期高齢者医療制度に乗り換えることになるのですから、

そちらの保険証を使うことになります。

これは私の両親のケースを見ていて知っています。

もうひとつあるようです。

★有効期限年の７月１日までに７０歳になる加入者がいる場合は、

その世帯全員の保険証の有効期限が７０歳の誕生月の月末までとなるといいます。

新しい保険証は有効期限が切れる前に送られてくるということなので、

心配はいらないようですが、どうして、７０歳で一度リセットされるの？

なんでも、

国民健康保険加入者が７０歳～７４歳の場合は２０１８年１２月１日から

「被保険者証兼高齢受給者証」というものを交付されるそうです。

被保険者証と高齢受給者証を一体化したものとのこと。

どうも７０歳以上７４歳までは「前期高齢者」

７５歳になると「後期高齢者」という言葉は良く知っていましたが、

それまでのつなぎで

７０歳になると私も「高齢者」と記された証明書を手にするようになったのかと、

気持ち的に「老け感」が否めません(;´д｀)トホホ

もちろん６５歳以上は高齢者に分類されるのはわかってましたが、

さらに７０歳をひと区切りに、あなたは「前期高齢者」だよと

あらためて宣告されているようで、なんとも複雑な心境・・・

そんな情緒的なことよりも実は「現実的な問題」があります。

７５歳以上になると独立した『後期高齢者医療制度』に移行するのですが、

７４歳までは『一般の医療保険制度（我が家の場合は国民健康保険制度）』に加入のままで、７０歳以上になると高齢受給者証が支給され、

医療機関の窓口での「自己負担金の割合」が示されることになるようです。

自己負担割合については・・・

７０～７４歳の国民健康保険加入者の前年の所得や収入によって、その年の

医療費の負担区分の判定に影響するということになります。

つまりは、現役並み所得者の場合は自己負担割合が３割！

それ以外は２割！

この高齢者受給証には医療費の自己負担割合が表示されているといいます。

覚悟？

迫りくる後期高齢者医療制度への移行期間と捉えることもできますが、

なんにせよ、

できるだけ医療機関の、お世話にならないことが一番イイことですね。

あらためて「健康寿命を長くしたいもの」だと思った次第です(^^)/