夫のマシュウです。
私が毎朝一番最初にやることは、
玄関ドア横にある新聞受けに届けられた朝刊を取ることです。
そして、妻が起きてくるまでの20,30分くらいの間でしょうか。
食卓テーブルで紙面を開き、テレビ欄をじっくり見ては、録画予約する番組を決めるのです。
これが私の数十年続く、毎朝のルーティンです。
ただし、新聞休刊日はのぞく、です(笑)
この日も・・・
妻が仕掛けた目覚まし時計のベルを合図に6時前にはベッドを抜け出し、
ドアを開けて、朝刊を・・・と思ったら新聞受けにはあるべきものがありません。
朝刊が届いてない?
もしかして休刊日?
イヤイヤ、きのうの紙面にはそんなお知らせは目にしなかったが・・・
なにか、急な出来事で配達が遅れている?
台風など天気の悪いときや選挙のときなどは遅配のお知らせがあるものですが・・・
そんなこともないし。
お向かいのお宅の玄関ドア横の新聞受けを見ても、
いつもは我が家より遅く取り込む新聞がありません。
ということは、やはり配達されてないということ?
配達員が入れ忘れた?
はたまた、急に配達員が休んでしまったとか?
いろんな事情が頭をよぎります。
結局、朝一番の楽しみにしていたものがなくなったスカされた感いっぱい!
急に時間を持て余してしまいます(^^;)
妻が起きてきて・・・
新聞販売所に電話してもらいます。
妻は、こういうときソフトな語り口なので相手の非をとがめることもないでしょうから・・・頼りになりますな~!(笑)
妻が、電話口で住所を言い始めると、
相手「○○マンションの方ですか?」
「配達時間が遅くなって、ドアを閉められてしまって配達できませんでした」
「1階の郵便受けに入れて置きましたので、申し訳ありませんが取りに行ってくださいませんか」
電話を切った妻は・・・
「1階の郵便受けに届けたって」「パパ、取りに行っておいでよ」
私はまだ顔を洗ってる最中です。
私「このままじゃ行けないから、顔を洗ってから身づくろいして行くよ」
「ズボンとTシャツ出しておいて」
さてと・・・
こうして、朝の食卓で無事に?新聞を広げることになります。
私「今朝は、このマンションの住人から何本も電話入ってるんだろうね」
妻「新聞販売所も対応が大変だわー!」
こんな話をしながら・・・
はるか昔のことを思い出します。
私も中学生の頃、新聞配達のアルバイトをしていました。
家が貧乏で小遣いが少なくて参考書や好きな本も買えないことから、小遣い稼ぎで
同級生や1年先輩の紹介で前任者の辞めるタイミングで始めました。
新聞販売所でチラシの折り込み作業をして、割り当ての数十軒の家々に配って歩くのです。
最初は、たすきに新聞を挟んでましたが、いつの頃からか自転車に取り付けたかごに入れて
配ってましたが、特に元旦の朝刊は分厚く苦労した思いがあります(^^;)
思い出に残ってるのは・・・
田舎町だったので、当時はプロ野球の試合結果が翌日の朝刊に間に合わず、
東京からFax?で送られたものを現地で印刷して
速報版を新聞に折り込んでいたことを思い出しました。
毎朝、早く起きるのが大変で、親が寝ている間に家を抜け出して、
朝まだ暗いうちから配達して歩きます。
高校受験の勉強が忙しくなるまでのおよそ2年間ほどの体験でした。
なので、新聞配達員の大変さはよくわかっているつもりなので、
今回のこともわかってあげられるのです(^^)/
いつも、当たり前のように新聞受けに入ってる朝刊も、
夜暗いうちから早起きした誰かによって配達されたものです。
こうしたトラブルをきっかけに昔のことを思い出して感謝の気持ちを新たにした朝です(^^)/