妻のアンです。
ブリヂストン美術館展を観た後、散歩がてら「北海道知事公館」に立ち寄ってみました。

木漏れ日が差す入口から、さぁ、中へ!

広々とした敷地は、札幌市の中心部に残された貴重な「環境緑地保護地区」に指定。
ハルニレや、イタヤカエデ、ヤチダモなど、開拓当時の樹々があり、
中には、樹齢150年にも及ぶものもあるそうです。
知事公館が見えてきました。
1936年、当時の三井合名会社・社長の三井高公の構想に基づき
「三井別邸・新館」として建築。
迎賓館や役員クラブとして使用していましたが、1953年、道の所有となり
「知事公館」として会議や来客の応接に使用しています。

外観のデザインは、イギリスのチューダー王朝風の建築様式が取り入れられています。

内部の梁や、柱、内装材は全て北海道産のナラ材やカバ材を使用。
木の温もりが感じられます。

会議室・・・絨毯の色は明るいグリーン。北海道の大地を表しているのでしょうか。

応接室・・・出窓には、材木を載せたソリを引く道産馬の置物が。
北海道開拓には「馬」がなくてはならない「大切な存在」・・・
私の故郷にも、馬を敬う「馬頭観音」の大きな石碑があり、
子供の頃、馬頭(ばとう)さんと呼び、親しんでいました。

暖炉の中央には額に入った七光星を表現した「北海道章」が飾られています。

昭和天皇と皇后様が来道された時、お座りになられた椅子とテーブルのセット

シンプルで、素敵なドアノブ

北海道を代表する織物、優佳良織(ユーカラ織)のテーブルセンター
温かみがあってステキでしょ♪ 我が家にも一枚、欲しいです(^^)

広い、広い、芝生の広場

きれいに刈られていて、気持ちがいいですね!

日差しが強く暑かったのですが、木陰に入るとスーッと涼しくなります。

敷地内には「小川」も流れ、水音を聞きながら森林浴も楽しめますよ♪

北海道知事公館は、入館無料です。
中心部へお出掛けされた際、お時間がありましたら、ぜひ、お立ち寄りください(^^)
