旅も4日目を迎えました。妻のアンです。
昨日の雨が嘘のように、今日は快晴!
大覚寺を目指します! なぜ、大覚寺???と言いますと
私たち夫婦、水戸黄門のテレビ再放送を録画して観ている「黄門さまファン」なんです♪
ほとんど、毎晩、見ています! エッヘン!?(笑)
大覚寺は「ドラマのロケ地」として頻繁に登場するので、
いつかロケ地巡りをと思っていました。 やっと実現しましたよー♪
大覚寺までの道のり
夫のマシュウです。
大覚寺までの道案内をします。
これが、大覚寺さんのパンフレット。
大覚寺までバスが走っていますので、「大覚寺バス停」で下車。
バス停の向かいに「大覚寺総門趾」の入口が見えますので、道なりに奥へ進みます。
まもなく「玄関門」につきあたります。
門をくぐると、参拝受付所! いざ参拝!
こちらのお寺は正式には「旧嵯峨御所大覚寺門跡」と称し「嵯峨御所」とも呼ばれています。
(弘法大師空海を宗祖とする真言宗大覚寺派の本山)
嵯峨天皇と空海は大沢の池に舟を浮かべ、食事をされたり、懇意にしていらしたそうです。
大覚寺境内の建物
嵯峨御所といわれるだけに、どこか雅な雰囲気です。
宸殿・・・廊下、広縁はすべて「うぐいす張り」 今でいうならば「防犯装置」です。
そ~っと歩いても、音が鳴ります。 昔の人はよく考えましたね。
襖絵はボタンの花でしょうか・・・艶やかです。
「せみ」の飾りが! (ボケています。ごめんなさい。)
村雨(むらさめ)の廊下・・・諸堂を結ぶ回廊。
縦の柱を「雨」、直角に折れ曲がっている回廊を「稲光」にたとえ「村雨の廊下」と呼ばれています。
御影堂・・・大正14年建造。内陣に嵯峨天皇、弘法大師、後宇多法皇など
大覚寺の歴史に大きな役割を果たされた方々の尊像を安置。
御影堂から勅使門を望む
左側が御影堂。右側が安井堂。多くの建物がこのように廊下と回廊でつながっています。
五大堂・・・大覚寺の本堂で、不動明王を中心とする五大明王を安置。
大沢池に張り出すように「観月台」が!
素晴らしい眺望に見惚れます・・・ここから「仲秋の名月」を観てみたいですね!
大沢池は日本最初の庭池・・・周囲は約1km
勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)・・・法隆寺の夢殿を模して大正14年再建。
嵯峨天皇をはじめ、後光厳、後花園天皇などの60年に一度しか開封されない
般若心経の写経が収められています。
今年の秋がまさに「60年に一度」! チャンスです!
村雨の廊下が続きます。
正寝殿・・・12の部屋がある書院造り。南北朝講和会議がここで行われたそうです。
勢いのある力強い、ご朱印をいただきました。
大覚寺は「いけばな」発祥のお寺・・・ステキな作品ですね!
散り落ちた牡丹の花びらも風情があります。
大沢の池から望む風景
新緑から、深い緑へと・・・ 夏は間近・・・
池の向こう岸から、五大堂を望む。 いい景色!
大覚寺のおみやげ
寺内の売店で「麩やきせんべい」を購入。 皇室献上品です!
萌黄色の箱に入っています。
札幌へ帰った翌日、早速、いただきました。 香ばしくて上品なお味♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、ロケ地巡りはどうなったかというと・・・
境内の竹林や、大沢池を散策しましたが、「あのシーンはここで撮影したね!」という
確証の出来る所は、発見できず!(涙)
でも、おそらく、ここかな~?というのは少々?ありました。
今後、さらにドラマを見て「研鑚」を積もう!と、ココロに決め、大覚寺を後にしたの
でした(笑)