エンディングノートを書く事が、私にとっては面倒なのです。

夫のマシュウです。

妻のアンが、もう2015年からエンディングノートを書き始めているようなのですが、

私はまだ書いていません。

妻に対しては「エンディングノートとはこういうものだ」と、講釈は垂れるのですが・・・

妻に先を越されてしまってます。

私も、シニアライフに関するセミナーなどに参加すると、

「終活の一環」として、自分の「エンディングノート」を書くことを勧められます。

何冊か、手に入れたことがありますが、大体にして、大げさなんです。

装丁が重厚だったり、やたらページ数が多くて、紙質も立派で書き直すのがもったいないくらいで・・・

もっと気軽に書きやすければよいのにと思い、ノートを目の前にすると億劫に・・・

そういえば、エンディングノートのことを多くの人が知ってはいても、書いたことがある人は極端に少ないという話を聞いたことがあります。

ちょっと古いデータになりますが、経済産業省の2012年の研究会報告書によると、

エンディングノートを知っている人は50代・60代で3割、70代では4割いて

書こうと思っている人は50代・60代では4割強が、70代では54%で半数以上が必要性は認めているのですが、実際に書いている人は50代・60代で2%、70代ですら5%だということです。

書いた動機も、身近な人が亡くなって初めて書く気になるということでした。

自分に当てはめて考えると、確かにそう。面倒なんです。

どうして面倒なのか?

エンディングノートの問題を考えてみます。

エンディングノートとは何?

エンディングノートというのは、自分に万が一のことがあったときに、残された家族や身近な人が困ることがないように、自分の考えや、自分しか知らないこと、自分の後始末の希望を記録しておくノートのことです。

その内容は、自分の「万が一の場合」ですから、何かあった場合の緊急連絡先や、

最期を迎えるときの終末期医療について、死んだ場合の葬儀やお墓、供養のこと、

残すことになる自分の資産や負債、はたまたペットの扱いなど多岐にわたり、

人それぞれ、残された家族等に何を伝えたいかによります。

目的は?

したがって、エンディングノートを書く目的として大事なことを順番に列記すると、

①自分の希望を伝える

自分の後始末を頼む家族や、身近な人に、自分の終末期の医療や、介護から葬儀、

供養にいたる一連の扱いについての希望を明記しておくことです。

これによって、家族等が悩むことが減ることにつながるのです。

家族に迷惑をかけないということは、こういう「本人の希望の表示」があってのことです。

逆に、残された家族の立場で考えると、こういう希望があったということを残してほしいものだと思います。

あくまで希望ですから、事情によって必ずしもそのとおりに実現できるというものではありません。

②自分の気持ちを伝える

家族や身近な人への感謝の言葉は、なかなか面と向かっては言い出しにくいものです。

ましてや闘病生活を送る中では、そんな余裕はないとも考えられるので、

エンディングノートを書ける「健康な時からその気持ちを残しておく」ことが重要です。

③自分のこれからの生き方を見つめなおす

エンディングノートを書くことによって、自分の人生を振り返り、

これから自分がどのように生きるべきか問い直すきっかけとなります。

市販のエンディングノートにはこの③を書くことに結構スペースを割いています。

自分が生まれてからの履歴や、思い出などを書く項目があって、ここで構えてしまいます。

とにかく、自分に何かあった時に、残された人に迷惑がかからないように

託すことを書き残すのが最低条件です。

エンディングノートは遺言書ではない

遺言書には法的な効力がありますが、エンディングノートにはありません。

そのかわり、遺言書には書けない、病気になった場合の措置、例えば脳死状態になったらどうしてほしいのか、延命措置は施してほしいのか、意思の確認が求められる臓器提供などから検体まで自分をどうしてほしいのか自分の考えを書くことができます。

エンディングノートの意味

エンディングノートは、自分の思いを書くことによって、「自分の人生の棚卸しツール」

であるということができます。

自分の思いを整理整頓することで、これから自分はどう生きるか、

これからの人生を楽しく生きることにつなげるツールでもあるといえるかもしれません。

エンディングノートは無料で手に入るんですが

エンディングノートは、葬儀社などでも無料でもらえますので、一度手に取ってどういう構成になっているか確認すると良いでしょう。

製本されているので、きれいに残すことができます。

でも抵抗感はなぜ?

それらを見ると、書くべき項目がいっぱいあって、便利といえば便利ですが、

あり過ぎて、しり込みしてしまうのです。

どうしても順番にページを手繰って書いていこうとすると、決められた項目に従って書かなくてはならない、と思い、その欄を埋められないと不完全なノートに見えてしまうのは私だけでしょうか?

それで結局、面倒になって途中で止めてしまうのです。

自分オリジナルをつくろう!

目的や意味を踏まえて「自分なりのもの」をできるところから作ってみてはいかがでしょう。

そういう意味で、妻アンのエンディングノートは参考になります。

とにかく2015年から、その時々に思いついて、書き足してきているのですから・・・

妻は、独自の自分に合った方法でやっていたんですね。

そういえば、普段から、紙に文章を書くのを厭わないし、「メモ魔」だということも関係しているのかも?(^^)

最低限必要な項目は?

エンディングノートは、自分にもしものことがあった時に、家族などに開いてもらって、

後始末に困らないようにするのが最低限の条件だと割り切ることです。

①知らせてほしい人の連絡先

②救急搬送された場合の、持病や既往症の有無、アレルギーの有無、薬の制約などの注意事項

②どういう最期を選ぶか(介護・延命治療の有無)、葬儀の希望、お墓・供養の希望、

自分お気に入りの(遺影にする)写真など

③自分の資産(預貯金通帳とキャッシュカード・印鑑、土地・建物の権利証など)

④自分の負債(借金やローンの残債など)

⑤クレジット契約などの解約方法(電話、インターネットなども)

などが最低限必要でしょう。

他に、いつ書いたか、最新の更新月日を忘れずに書いておくことです。

余裕があれば、これから自分のやりたいことなどを書いておくと、

生きていく励みにもなるかもしれません。

これって、アンが書いている内容と同じかも・・・(^^);

これらの「項目」は、私たち夫婦が、高齢の両親が倒れて、入院や介護施設への入所など、

一連の対応を通して実感することです。

自分はどうする?

私は、まだエンディングノートを書いていませんが、必要性は分かっています。

考えもまとまっていますが、筆不精なのです。

そもそも字が汚いという、自分にとって大きな問題があります(笑)

それが、手書きする際に億劫になる原因かもしれません。

これを克服するために・・・

パソコンに打ち込むのはどうでしょう?

私は、仕事柄パソコンを使うことが多かったので、文書をパソコン入力する方が、

ペーパーに書くより楽なんです。

思いついた先から、書き込めるのでいいと思うんですが・・・間違えがあったり考えが違った場合の訂正や、順番を変えたりなどが簡単にできることから、利用しようと思います。

それでも問題はある?

そもそも、他の人がパスワードがわからないと、パソコンを開けないじゃないか?

パソコン内のデータがこわれたらどうする?

などの問題がありそうですが、ちょっとやってみようと思います。

データの消失を考えて、パスワードも、内容もプリンターで印刷しておくこととします。

どのような形式でも良いので、まずは気軽に思いついたことから書き始めることなんでしょうね。

いろいろな書き方を勉強したので、私も、そろそろ・・・

パソコンを開いたときに、項目を列挙しておき、思いついたことを、思いついた順番に書いていこうと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする