夫のマシュウです。
これまでのわが家の歴史における一大決心のひとつに挙げられる、本州移住劇でした。
30数年住み慣れた札幌をあとにして、関東で暮らす子供家族のそばに移り住もう!
将来の私たちの老後の心配をする子供の要望もあって、電車で十数分で行き来できるくらいのほど近い街に住むことになりました。
もし、同じ街であまり近くに住んでしまうと、
何かとかまってしまったり、逆に私たちを頼られても困るな~、ということも考え、
程よい距離感を保つのがイイ。
それぞれの生活を干渉しすぎない、近からず遠からずの距離でと・・・
ですが、
子供夫婦は私たちを退屈させまいとしているのか?
スマホのスケジュール管理を共有するアプリを使って、
毎週末になるとスケジュールを入れてきます。
ほぼ月イチの孫守りから始まり、会食やら買い物の付き合いやら、はたまたわが家へのお泊り会などなど・・・
なるべくリクエストに応えてお付き合いしようとは思うのですが、
子供宅が近いとはいえ、雨の日などは気が滅入ります。
傘をさすとはいえ濡れて歩くのは勘弁してほしい。
夜まで付き合うのも勘弁してほしい。
食事のためとはいえ、暑い最中に歩かされることも勘弁してほしい。
あまり気乗りしないときなどには<無理しないでね!>と、
スマホのLINEでメッセージを送ります。
こちらを気遣って予定を入れてるのであれば、そんな気遣いなどいらないから自分達だけで
楽しんでね・・・という意味合いを込めて送ります。
ですが<大丈夫だよー>と返信が来ます。
ん?
無理じゃないってこと?
まあ、そこまで言うのならと、妻と暑さ対策を万全にして子供宅へ、
あるいは集合場所へと向かいます。
私たちも、
何も気を遣わずに無理ならば無理だと、はっきり断ればいいのですが、
そこは、こちらも少しは気遣いして、やんわりと表現したつもりですが・・・アチャ~!(笑)
お嫁さんは京都の人
京都では、訪ねた先で「お茶漬けでもいかがですか?」と言われたらどうすればいいのか?という京都文化常識問題?があって、この言葉をまともに受け取って
「じゃあ頂いていきます」と言ってはいけないようです。
「そろそろ帰ってほしい!」という意味だと言われるそうですが、
言いたいことを、相手が傷つかないようにオブラートに包んでやんわりと伝えるという
京都人の気質を表すエピソードのようですね。
まあ、これも京都あるあるのようで、実際のところ定かではありませんが・・・
で、わが家の場合は?
子供夫婦が立てたスケジュールをやんわり断りを入れるときに「無理すんなよ~」
と言うことが、わが家では「あまり乗り気でないからお断りしたいのですが・・・」
の意味ではあるのですがね(^^ゞ
大丈夫だよ!と言われれば、
やんわり断ろうにも、どうもそこまでおもんぱかってはくれないようです。
ダメなときは回りくどい断り方でなく、もっとはっきり言わなくては・・・(^^ゞ