姑から引き継ぐ?切り干し大根の話

夫のマシュウです。

人というものは、

知らず知らずに、身近にいる親しい人から、何かしら影響を受けてしまう生き物のようです。

夫婦の間ではもちろんのことです。

我が家の場合は?

何かと私の母親の影響を受けている妻アンです(^^;)

結婚以来、年2回ほどの帰省の折にしか会うことがないのに、

長年の付き合いの中で、母親の気心も知れるようになり、

「互い」の「人」と「なり」がわかるにつれ、

良いこと、悪いこと(私にとっては悪いことの方が多いかも?)含めて、

だんだん妻が母親に似てきたんです。

自分でもそう言ってますから間違いないでしょう(笑)

食べ物

食べ物の好き嫌いは、すっかり母親ゆずりを踏襲する妻。

新婚当初、口の周りをギトギトにして食べるほど好きだった肉系の食べ物は、

母親の肉嫌いが伝染!

辛うじて食卓には鶏ザンギが生き残っているくらい・・・

母親いわく、

辛うじて食べられるウインナーは「シャウエッセンに限る(しか食べられない)」だったのに

妻はある日、ケモノ臭を感知!

これもダメになり食卓から消えてしまいました。

このエピソードは、以前、ご紹介したとおりです。

妻とは、母親の食べ物にまつわるエピソードを思い出すことの多いこの頃です。

「コロサレテモ、シナナイ!」と豪語していた頑丈な?母親が

このところ入退院を繰り返すようになり、余計に元気な頃の武勇譚?を思い出す我らです。

先日も・・・

こんな話題で盛り上がりました。

妻は、安売りスーパーで買い込んだ食材をすぐに調理し始めました。

時間のあるうちに、常備菜を仕込んでおきたいと言います。

この日の料理のひとつに「切り干し大根の煮物」がありました。

私の好物でもあり、味付けも薄め!いくらでも食べたくなる一品で

ニンジンや油揚げ、ちくわ、キノコ、ヒジキなども入れるのが我が家流!

大きな大根が安く手に入ったときなど、

薄くスライスして、室内で乾燥させて「手作り切干大根」を作ることがあります。

天日干しをすると栄養価が高くなると聞きますが、

外に干すと、細かいゴミ?ホコリ?がついてしまうことの方がイヤなので

窓際で、網かごに入れて自然乾燥させているんです。

一時は、切り干し大根作りにハマり「定年後のビジネス」?にならないかなー?

などと、妻アンと儲け話の妄想?を膨らませていました(笑)

ま、それぐらい切り干し大根好きだということですね(笑)

ここで母親の話を・・・

妻「おばあちゃんの手作りの切り干し大根を、昔、よく送ってもらったことがあるけど、

どういう訳か黒く焦げてたんだよねー」(笑)

「ホントの作り方は天日干しででしょ。それで、栄養豊かになるらしいし・・・」

「それが、どこで聞いてきたのか、強制的に乾燥させる方法を覚えて、

浴室の隣のボイラー室で余熱を使って乾燥させていたんだよね」

「この話、パパ、知ってる?」

私「聞いたことあるよ」

妻「それがボイラーを最新式に変えてから、ボイラーの余熱が出なくなってしまい

乾くのにえらく時間がかかったらしいの」

「私に電話かけてきて、ずいぶんとこぼしていたんだよ」

私「ボイラーの性能が良くなって、余分な熱を出さなくなったってことだよね」

妻「それで、どうしたと思う?」

「なーんと!驚くことなかれ!石油ストーブの上で強制乾燥させてたんだよ」

「私、一度見たもの!」(嫁は見た!)(笑)

「石油ストーブの上のヤカン置くところにアルミ箔を引いて、その上であぶっていたの」

「乾燥じゃなく、焼いてる感じ!」

「もう、栄養も逃げてしまってるーーーという感じね」

「黒く焦げ目がついた切り干し大根を送ってきた時、

パパは、よく見てないからわかんないでしょ?」

うえっ!!そこで、オレが出てくるのかい!?(^^;)

そう言いながら、

買ってきた大根をスライスして、レンジでチンして水分を飛ばしている妻でした(笑)

「私は、おばあちゃんのやってたコトを引き継ぐんだも~~ん」(笑)

はぁぁ・・・・そうですかぁ・・・・(なんか複雑なワタシ)(^^;)

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