『潮来(いたこ)のあやめ祭り』花嫁に感動したー!

夫のマシュウです。

「潮来の伊太郎~ちょっと見な~れば~♪」

これは私が子供の頃、

橋幸夫さんがちょっときざな?恰好で歌っていたのが印象に残っている有名な歌です。

ですが、その橋幸夫さんが最近、認知症だと公表されたときはショックでした(-_-;)

去年行った夢コンサートでは歌もトークも元気にこなされていたというのに・・・

ところで

今日の話題は橋幸夫さんではなくて、伊太郎?いや「潮来(いたこ)」のことです。

関東に移住して、マンションの周辺を歩いていると季節の移ろいにあわせて

その時々の花々が途切れることなく咲きつないでいる環境に感激していました。

札幌で暮らしていた頃は、雪の季節になると当然周りの景色が真っ白!まるで水墨画の世界。

半年の沈黙の季節が過ぎるのを耐えて、

春を迎え草花が色づくのを待ち焦がれたものでした。

花好きの妻アンはなおさらだったことでしょう。

この頃

あじさいが遊歩道や道端の生垣、よそのお宅の庭先、当マンションの庭にも咲き始めました。

そしてついに梅雨入り・・・雨が似合うあじさいの季節です!

ですが、雨降りの日に傘をさして、汗をかいてまでの旅は避けたい(^^ゞ

と思っていたら、テレビニュースで「潮来(いたこ)のあやめ祭り」が紹介されていました。

5月23日から始まって6月10日頃に満開を迎え、

6月22日にはお祭り期間も終わってしまうとのこと。

あやめも今の季節の花なんですね。

ところで

あやめ祭りの水郷、潮来?どこ?・・・調べると「茨城県」にあり、

東京駅から潮来駅までバスで所要時間は一時間半!

これは便利!

梅雨の合間の晴れの日を狙って、いざ決行です!

我ら、得意の?思いつきの旅に出ることにしました。

到着!

JR潮来駅前から歩いてすぐ近くが会場です。

既に満開は過ぎてしまったのですが、まだまだ見頃は続いています。

朝の10時過ぎに会場に着いたのですが、

次々と観光バスが乗り付け、観光客が会場のあやめ園に向かいます。

楚々とした風情のあやめ

蒸し暑さにも負けない?我ら(^^ゞ

潮来といえば

この歌がもうひとつ思い出されます。「潮来花嫁さんは~♪」です。

あやめが咲き誇る水郷に「嫁入り舟」はとても似合います。

「嫁入り舟」は、平日には1回だけ午前11時に運航されるだけですが、

土・日には3回ほど運航されるよう。

「嫁入り舟」でお嫁入する花嫁さんは毎年公募されるとのこと。

私たちも「嫁入り舟」の通過を待って橋の近くで待ち構えることにします。

「お囃子の船」(写真左)を従えて、潮来花嫁さんの嫁入り舟が厳かに観客の前を通ります。

桟橋で花婿に迎えられます。

長持ちを先導にあやめの中を練り歩きます。

とても趣のある嫁入り行事

感動して眼に涙して見ていた妻が

「昔の花嫁(ワタシ)も嫁入り舟に乗れるのかなー?」と言ったので

ささやかではありましたが実現してあげました(笑)

舟遊び

船頭さんが手漕ぎでこぐ「ろ舟遊覧」も楽しみましたよ♪

私たちの舟の船頭さんがお年寄りだったせいか?(80歳は超えているであろう大ベテラン)

のんびりとカセットラジオの「潮来の伊太郎」とか「潮来花嫁さん」の歌を聴いて

櫓をこいでいると、後ろから来た若い船頭さんの舟に追い越されてしまいました(^^)/

さて、あやめの次はあじさい!

同じ潮来町にある「二本松寺」はあじさいでも有名らしいです。

土・日に運航されている市内周遊の無料バスで行くことにします。

二本松寺では、折から「潮来あじさいまつり」が開催されています。

会場は広くてなかなか壮観です。「1万株のあじさい」が鑑賞できるのです!

あじさいの杜は広い田んぼの中にあります。

満開の見頃までは1週間ほどで今回は少々早かったみたい(^^ゞ

あじさいの花手水も見事!

あじさいを鑑賞した後でしたが参拝させて頂きました。こちらは天台宗のお寺さんでした。

こうして

半日かけて潮来の町を巡りましたが、一面に田んぼが広がるのどかな風景に囲まれた町で、

水路を行く舟に揺られ、のんびりした時間が過ぎて、気持ちも休まり、いい街だなと・・・

この時期ならではの「あやめとアジサイを愛でる日帰りの旅」を楽しんできました♪

あやめ祭りは6月22日(土)までです。

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