夫のマシュウです。
今回の東京美術館巡りの、次の目的地「上野」へ直行!
上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」を観るのです♪
東山魁夷展が開催されていた国立新美術館の最寄り駅の都営大江戸線六本木駅から
大門駅まで行き、そこからJR浜松町駅までテクテク・・・
浜松町駅から上野駅まで京浜東北線で一番近道であろうルートで、
一筆書きのようにスムーズに移動。
上野駅の公園口のコインロッカーにカートをお預け、また手ぶらでGO!
一日に二つの展覧会を観るのは私は初めて! 妻アンは慣れたもんですが・・・(^^)/
フェルメール展の入場まで
入場券の入手方法
前もって調べたところ、フェルメール展は、来場者で混雑することが予想されるということで、「日時指定制」の入場方式という、あらかじめ1日6回の決められた入場時間枠から
自分が鑑賞したい時間帯の入場券を買い求めるという決まりが書かれていました。
そんなに鑑賞したい人が多いってこと?
どうしたらいいの?
私たちの行程は、上京した日に、六本木で東山魁夷展を観てから、上野でフェルメール展を
鑑賞するというスケジュールを組みましたので、鑑賞できる時間帯は15:00からのコース?には間に合うかな?💦
入場券は、チケットぴあで扱っているということで、
同サイトを開いてみると、運よく予約OKのサインが!早速即決ネット予約をしました。
予約後は自宅近くのコンビニのセブンイレブンで発券!
もう変更はできません。ということで、前売り券を手にしたときのような
絶対に見逃すことはできない覚悟で上京したのです(^^)/
当日の待ち列
会場には入場時間の15時頃の到着!
会場前の大きな看板が出迎えてくれます。
妻アンとのんびり記念撮影?してる暇はないでしょ(笑)
会場前にはすでに、すごい行列!💦
なにこれ?みんな15時入場組なの?こんなに待ってるの?💦
一度に入場する人数を制限しながら会場へ誘導されます。
ようやく私たちも入場!
入場までの待ち時間は約20分くらいでした。
フェルメール展のみどころ
今回のフェルメール展の特徴は、全世界に真贋のつかないものを含めると37点しか存在しないというフェルメールの作品が、8点も一堂に会するということでしょう。
今まで、本でしか見たことのない作品にあえるとは、期待が高まります!
フェルメールの作品にあう前に、2階の展示から順路が始まります。
17世紀オランダ絵画
フェルメールと同時代の巨匠たちの作品が、「肖像画」「神話画と宗教画」「風景画」
「静物画」「風俗画」の順に並べられており、巧みな描写の筆さばきに目を見張ります。
神話画は観る者に圧倒的なインパクトを与え、
風俗画には当時の庶民の生活感が表れていたり、作家のエスプリがきいた表現や
人間観察に思わずニヤリとしてしまう描写もあります(^^)
1階に移ると、いよいよフェルメールの作品です。
光の刺すのは画面の左から
フェルメールの作品の特徴のひとつに、人物に当たる光が画面の「左側」から当たっているということが挙げられますが、実際に目の当たりにして確かめられました。
黄色い上着の女の作品が3点
「手紙を書く女」と「リュートを調弦する女」、それに「真珠の首飾りの女」の
3作品に描かれた女性の上着が黄色の同じものを着ていました。
これは、一説によると、フェルメールはお金がなく、モデルに着せる洋服を
何着も買えなかったためだとか・・・
要するに「着回し」していたということでしょうね。
「牛乳を注ぐ女」に逢えた♪
フェルメールの作品の中で最も知られている作品の一つですね。
朝の光が注ぐ中、若い女性が鉢の中に「牛乳をそそぐ」姿が印象的です。
こぼさないように牛乳を注ぐことに神経を集中させている女性の手元に、
私の視線が釘付けになってしまいます。
ジーっと見入ってしまいました。素晴らしかったです!
これは残念!
フェルメール展には、大勢の方が列をなして入場しました。
入場に際して「小冊子」が渡されるのですが、そこに全部の作品についての解説が書かれています。
また、音声ガイドも無料で貸してくれます。
こうしたサービスは、とても嬉しいことではありますが、
鑑賞していて困ったことがあります(>_<)
こうしたサービスがあるためか、当然?それぞれの番号が書かれた作品前で、
小冊子を読みながら鑑賞することになります。
すると、そこに人が集まってしまい、絵を遠巻きでしか鑑賞できない
という現象が生じます😭
さらに、音声ガイドを聴く人も集まってきますので、
人の「かたまり」が、どんどん大きくなるという悪循環!(>_<)
これには参りました😭
特に、終盤のお目当てのフェルメールの8枚の作品を鑑賞する際、
会場係員の案内が適切でないため、一か所に立ち止まってじっと見入る人が続出!
そのため、全然、列が動かず、もう大渋滞です(-_-;)
係員も「前後、譲ってご覧ください」というだけですから、横に流れません。
人の列が完全に止まってしまい、じれったい想い(-_-;)
こういう場合は「立ち止まらずお進みください」の案内のほうが適切じゃないか
と思うのですがどうでしょうか?
素晴らしい展覧会なのですから、誘導方法を改善していただきたいと思いました(>_<)
なお、会期は2019年2月3日(日)までです。