いよいよ小さい秋が?

夫のマシュウです。

9月ともなると台風が去った後は、北海道だと涼しくなっていた記憶があるのですが、

この地では台風が去った後は南風が吹き込んで気温が一気に高くなるようです(^^;)

いつになったら涼しくなるのか、いや涼しい秋はいつ来るのだろうか?

この頃のテレビの天気予報を見ていると

当地の天気や最高気温に次いで、札幌の天気や最高気温の数字につい目がいってしまいます。

「札幌も30℃だってさ」

「ここで30℃だったら涼しく感じる気温になってしまったね!」

「札幌で30℃といったら暑くてたまらなかったよね!」

それでも、この時期、日中は30℃あっても朝晩は気温が低くなる札幌。

「そうだね。今ごろは・・・朝晩は長袖のものがないとダメだよねー」

ある日

当地の最高気温が30℃を切った日がありました。

朝、新聞をとりに郵便受けのある場所にいくために部屋を出て中庭を歩くのですが、

この日は風もあって、身体をかすめる風が涼しいんですよ!

そして空気が軽い!

ああ、気持ちイイナー♪

ここで住み始めて初めての爽やかさを感じたのです。

当地に移住して、

少しでも秋に向かっている気配を感じたい気持ちが強くなっているこの頃です。

この日は?

妻といつもの買い物の日です。

緑道を歩いていると、あれだけうるさかったセミの声がさっぱり聞こえなくなってます。

妻「あれ?セミもいなくなったんだね」

セミの声をうるさく感じたのが7月頃だから、わずか2カ月の命?

そんなことを話しながら歩いていると、目の前をトンボがフワフワと横切ります。

妻「あ!トンボだー!」

頭が痛くなるくらいミンミン、ジージーとうるさかった声がめっきり聞こえなくなって、

飛んでくるムシもバトンタッチ?

セミの声がなんだか懐かしく、寂しく、、感じるとはなんとも身勝手ですね。

まだ汗が噴き出るくらいの暑さはありますが確実に「季節の移ろい」が始まっています。

そうそう、この少し前にも、子供宅からの帰りに妻と夜道を歩くことがあって、

「虫の音に秋」を感じたものでした。

先日のこと

バルコニーを通して部屋の中に差し込む日の長さも長くなってきました。

朝起きてカーテンを開けると、朝日が部屋の壁を明るくし、

やがて日中に差し込む日足も部屋の床を明るく照らします。

この時期、窓際に立つとこの日の外気の暑さを思い知るほどです。

朝食をとっていると、妻がバルコニーの方に目を向けて叫びます。

妻「あー!トンボが止まってるー!」

私「え!トンボ?どこに?」

バルコニーに目を凝らしてもどこか?にわかにはピンとこない私。

妻「鉢植えのグリーン葉っぱの上だよ」

確かに、一匹のトンボが羽を休めているのが見えます。

このチャンスを逃すまいと、そーっと近づいてスマホのカメラのシャッターを切ります。

妻「驚いて逃げちゃうよ!」

私「大丈夫!静かに静かに・・・」

あぁ、もう秋なんだね~。

ある日

妻が座っているソファからバルコニー越しに「空」を見つめています。

妻「ほら、見てごらん!雲が!うろこ雲が出ているよ!」

私「ホントだー!なんだか、秋の空になってきたね・・・」

先日、夜道で聞いた虫の音といい、わが家のバルコニーで羽を休めるトンボといい、

雲の形といい、どこかに「秋の片りん」を見つけようと、

むしょうに「秋の訪れ」が恋しい私たち。

それだけ当地の暑さが道産子夫婦にとっては厳しかった・・・ということでしょう(^^)/

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