夫のマシュウです。
東京に来るといつも思うのは、さすが「日本の首都」だということ。
新しい文化スポットや美術館など短い時間ではとても廻りきれません💦
札幌と比べると、圧倒的に芸術に触れる機会が多い東京!
思わず、うらやましい~!と叫びます(笑)
そんな気持ちで今回は新しいスポットを探し歩きました。
目黒雅叙園
てっきり高級な結婚式場という認識でしたが、それだけじゃなかったです。
正式名称はホテル雅叙園東京です。
ちょっと敷居が高いかな?と思いつつ恐る恐るエントランスをくぐります💦
ここの「百段階段」が有名だと、あるテレビ番組で紹介され、せっかくの機会なので、
食事とセットで見学しようとなりました。
エントランスから日本庭園が↓
芸術作品が並ぶ館内通路
目黒雅叙園入口
レストラン
予約していた和食店へ!
季節の懐石セットをいただきました。
百段階段
腹ごしらえのあとは、百段階段へ!
この日は、百段階段の途中にある7つの部屋を利用した「いけばな展」が開催中!
エレベーターの中はきらびやかな「螺鈿細工」
3階のエレベータードア
百段階段入口
黒光りした歴史を感じる階段!いよいよ上ります!
十畝(じっぽ)の間
更に上へ!
漁樵(ぎょしょう)の間
立体的な床柱が見事!
草丘(そうきゅう)の間
清方(きよかた)の間
日本画家・鏑木清方の壁絵が美しい!
もうすぐ頂上。階段は99段で終わり!あれれ?
※百段階段なのにどうして99段なの?
それは「9という縁起の良い奇数の一番大きな数字」と「それが重なりさらに縁起が良い」ということと、まだ上があって百段が完成していないという意味らしいです。
これも「未完の完」ということでしょうか。
一番上は頂上の間
帰り際にもう一度見上げます
歩き疲れているのに、帰りは、行人坂を歩いて目黒駅まで戻ることにします。
まさに心臓破りの坂!きつかった~💦
東京都庭園美術館
JR目黒駅・東口から徒歩で7分ほどの所にこんなに広大で、静かな空間があったとは!
美術館本館の建物は、1933(昭和8)年に旧朝香宮邸として建てられました。
この邸宅は、久邇宮朝彦親王の第8皇子鳩彦(やすひこ)王が、朝香宮を創設し、
妻である明治天皇の第8皇女允子(のぶこ)内親王と結婚後、パリでの生活を送る中で
1925年に開催されたアール・デコ博覧会で、その様式美に魅せられた朝香宮ご夫妻の
強い熱意によって実現!
当時のヨーロッパの装飾技術であった「アール・デコ様式を現代に伝える貴重な建物」です。
戦後の一時期、吉田茂の公邸や国の迎賓館として使われてきました。
現在は、国の重要文化財。
この建物を見学するだけでも価値のあることでしょう。
建物をそのまま美術館として活用しており、
「アジアのイメージ」展が開催されていました。
ちょっとその前にコーヒーブレイクでもしましょうか。
「レストラン デュ パルク」
庭園美術館の入り口に入ると、すぐ目に飛び込んできたのが、このレストラン。
妻アンは子供からの情報で興味深々!
大きなガラス窓から西洋庭園が見渡せます。
私は季節のフルーツタルト☕
妻アンは、佐賀県の嬉野茶を使用した「抹茶オペラ」825円!(@_@)
絶品のケーキです!彼女の人生で一番高価なケーキでした(笑)
さて、小腹が満足したところで、美術館へ!
チケット売り場で、一般1,000円、65歳以上500円を支払って入場
ここでもシニアの私、恩恵を預かりました!(笑)
美術館は本館と新館、庭園は日本庭園と西洋庭園からなっています。
美術館本館です。旧朝香宮邸ということで、とても品のある凛とした建物外観とエントランスに感激!
新館のデザインも素晴らしい↓
庭園の入り口
目の前に広大な芝生広場
日本庭園
茶室「光華」
西洋庭園
ハプスブルク展
今回タイミングよく、国立西洋美術館で「ハプスブルク展」が開催されていました。
ハプスブルク家による600年にわたる帝国コレクションの歴史を観ることができます。
みどころは、マリー・アントワネットの肖像画、マルガリータ・テレサの肖像画でしょうか。
折から、妻アンが「マリーアントワネット」の日記を読んでいました。
過去には、六本木・森アーツギャラリーで開催された「マリーアントワネット展」を
観ていたせいで、妻はワクワクの様子。
ここまでは撮影OKでしたので記念に!
観賞後は上野アトレに向かいます。
入ったのはここ!ハンバーグがお気に入りです!
八丁味噌煮込みハンバーグは妻のチョイス
一番人気のつばめ風ハンバーグは私!ボリューム満点!(笑)
こうして、今回の東京芸術旅は、一方、お腹を満たす旅でもありました(笑)