骨折で入院した母親は、絶好調ならぬ、舌好調?!

夫のマシュウです。

父親が亡くなり、一人になってしまった母親・・・

思えば「こんにちの事態」の引き金は、母親が引いたも同じでした。

高齢まで実家で普通の生活を続けていた両親ですが、共に足腰が弱り家の中でも杖が頼り!

夜中もカタンカタンと杖を突く音をたてながら何度もトイレに立つ日々・・・

お互いの「不自由」をかばい合いながら、「ふたりで一人」のような両親でした。

両親はふたりで一人だった

どちらかというと、まだ達者だったはずの母親が、ある日突然立ち上がれなくなり、

その日を「境」にそれまでの生活が一変!💦

母親の「緊急入院」という事態で、一人暮らしとなった父親も身の回りことが何もできず、

母親の後を追いかけるように、これまた同じ病院に入院!💦

そして、回復の早かった父親が、今度は一足先に地元の特別養護老人ホーム(特養)に入所!

そして2週間後には、母親も同じ特養へ!

まさに夫唱婦随!??でした(^^)/

ひとりで大丈夫?

ところが、今度は父親が一足先に他界してしまった!👼

実家での生活ができなくなる「きっかけ」は「母親」だったのに、

先に旅立ったのは「父親」でした。

ふたりで一人だった、片割れの母親は、その後どうなっているかと、

面会に行こうとした矢先に母親が骨折!!

なんてこったーーー!💦

そして翌日には、隣町の病院に入院してしまったという連絡が来たのでした💦

あぁ!どうなっているんだー!

父さんの葬儀が終わってまだひと月だよ。

まさか、父親の後を追うんじゃないだろうなー💦

田舎へ急ぎます!

私と妻アンは、取るものも取り敢えず予定を早めて、田舎へ急行!🚃

着くまでの間も、妻とあれやこれやと想像します。

当初は特養で生活しながら様子を見ると言ってたけど、整形外科の専門医がレントゲンを見て即入院を指示したというから重症なのか?

妻「手術なんて言ったらどうしよう?」

私「歳が歳だし大丈夫かな?」

病室に着くと、母親は、私たちの顔を見るなり迷惑を掛けたと言って泣き出しました。

母「あんたたち、来てくれたのかい」

胸には固定バンドが巻かれているのが見えます。

顔には、眉毛とあごに打撲によって生じた紫色の「あざ」が痛々しいです。

私たちは、体の具合はどうなのか心配ですが、不安を与えないように

口調もつとめて穏やかにしゃべります。

私「大丈夫かー?」

妻「おばあちゃん、どうしたの?大丈夫?」

母「迷惑かけるねー。膝が痛いんだよねー。」

夜中にトイレのために立ち上がったのだが、寝ぼけていたので?転げてしまったとのこと。

ドクターからは、手術の話は出ていない様子・・・

やがて母親は、特養での出来事や、他人の悪口がポンポンと口をついて出てきます。

口は舌好調だ!(笑)

ドクターの判断

しばらくして、ドクターの説明があるとのことで、診察室で待機!

待たされること、約1時間。 話は5分。

早口のドクターは、膝関節の痛みは骨折というよりは経年によるもので、

本人や家族が手術を希望するなら人工関節を入れる手術になり、

リハビリには相当の覚悟がいることを強調。

もはや歩行をあきらめてもらった方が良いのでは、という意味のことを告げられました。

私たち家族としても、特養では車イス生活でしたので、

「手術」という選択は、それをきっかけに「寝たきり」になるリスクも大きくなること。

そうするとボケる心配も出てくることから、手術は回避したいことを伝えました。

ドクターもその選択を了承してくれました。

リハビリ頑張れ!

病室に戻り、母親には手術はしないと先生が言っていたことを伝え、

当面の痛みが和らぐまで治療を続け、その後はリハビリに励むようハッパをかけます。

早く特養に戻って普通の生活ができるよう励まして帰路につきました。

妻アンは、まさかの骨折の連絡が入る数日前から、アレヤコレヤと母親の好物を買い込んで

張り切っていましたが、今回は残念ながら、お蔵入り・・・

私たちの3時のおやつにいただくことになりました(笑)

退院して特養に戻ったら、今度こそは好物のお菓子をたくさん食べながら

世間話(他人の悪口)に花を咲かせたいものです(^^)/

いやはや、恥ずかしながら我が母親、悪口が大好きで困ります(笑)

妻に言わせると、それだけ他人の事をよく観察していて「ひと」に関心があるっていうことらしいのですが・・・・

はぁ・・・でも、悪口を聞かされる息子の私は、どうも苦手であります💦

なので、悪口の聞き相手は妻アンにお任せ・・・といたします(笑)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする