夫のマシュウです。
新型コロナの緊急事態宣言を「解除」される県では経済活動が再開されつつありますが、
相変わらず「警戒」を緩めることはできません。
営業再開だ~と喜び、あまり「期待」しすぎると、
外したときのガッカリは、より大きくなります。
その「期待のハードル」は、人によっても、事柄によっても違いますね。
今までの政府の対応を見ていると、あまり期待しないでいたほうが良さそうです(^^)/
自粛警察のこと
最近のニュースを「期待のハードル」からみると
話題の「自粛警察」の行き過ぎた取り締まり?はいかがなものかと・・・
自粛警察の方々は「8割自粛だと1カ月で終息へ」の期待値のハードルが高いんじゃないでしょうか。
今回の新型コロナウイルス感染対策で
「8割外出自粛」のハードルを維持して「あたりまえ」!
達成できれば満足し、達成できないと、
自粛の呼びかけに応えていないところに「怒り」が増幅!
自粛警察と呼ばれる動きになってしまうのじゃないかと思います。
逆に、
「8割自粛なんて外国のように強制でもしないとできないんじゃない?」程度に
ハードルを下げておくと、
「8割自粛達成」の報にも「すごい!強制でなくてもできるじゃん!」
というということで、ストレスも少なくて済むんじゃないでしょうか(^^)/
アベノマスクのこと
「布マスク配布」もそうです。
政府は「国民の期待以上のこと」をしたと思ったのかもしれません!?
しかし、国民の期待は「政府からマスクがもらえる」ことにあるのではなく、
並ばなくても買えることにあったんじゃないの?
配れば喜ぶ?
そこじゃないだろうと、ワタシ、突っ込みたくなります(苦笑)
国民は配布を知った時点で、
すでに並んで買うことからの「解放」に気持ちが移っていたんじゃないでしょうか。
安倍首相の(ナサケナイ)布マスク姿を目にし、その効用(ホントに何回も洗って使えるの?)
そして、その膨大な「マスク予算額」を知ると、期待値以下でした⤵
さらに不良品が多く、不満が増幅!
これが「費用対効果」から何度でも洗って使える素材のものだったら、
期待を超えて拍手喝さいしたのにね!⤵
政府の期待レベルと、国民の期待レベルに「大きな格差」
あ~あ、何とも残念な話です⤵
自粛解除基準のこと
政府の外出自粛の再要請を受けて、
大阪府の吉村知事が出口戦略として「自粛解除基準の数値」を示し、
いろいろ物議をかもしていますね。
私たちの期待レベルは、政府が発表した「5月31日までの自粛延長」で一気にしぼみ、
示された解除基準も、ホントに大丈夫?というくらいアバウトなもの⤵
現にその後の東京都や北海道なども、政府と似たり寄ったりの対応でした⤵
一方、大阪府が発表した数値基準は、具体的で明確!
府民の期待値を上回り、自分達にもわかる「目途」がついたと受け止められたようです。
感動とクレーム
よくビジネスの世界では、
顧客サービスの「感動のレベル」は、人それぞれに期待値があり、
期待値通りだと「満足」
期待値を超えると「感動」
期待値以下だと「クレーム」になるといわれます。
例えば、旅行で風光明媚な景色よりも、
地元の人の温かいおもてなしに感動したという話をよく耳にします。
景色は、あらかじめ期待値が高いので実際に見ても「やっぱり」ね・・・レベルの感動!
一方、おもてなしは期待していなかったぶん、思いがけなくて「すごく」感動したとなるのです。
逆に、期待に背かれた場合の怒りや失望感は、背かれた分、反動で大きくなるんじゃないかと思います。
新型コロナ対策も同じで、
政府の打ち出す施策と、私たちの期待値との「かい離」で見ることができます。
期待を感動に!
コロナ禍の終息はいまだ見通すことはできず、私たち国民は日々、イライラが募っています。
PCR検査をもっと多くして!
感染早期の患者にアビガン投与をして!
医療関係者にもっと防護服を送って!
もっと病床の確保をして!
などなどいろんな「期待」がありますが、
期待したほどに、コトは進まず多くの不満もあります。
どうか、私たちの期待が
「感動に変わるような施策」がなされますよう、切に願っています!!