夫のマシュウです。
「プラスチックごみ(プラごみ)」を削減する取り組みが「本格化」したのは、
コンビニのレジ袋を「有料化」してからです。
最近は、ストローやスプーンも脱プラスチック(脱プラ)や、
有料化などで「削減の動き」がさらに拡大!
しかし、
そんなことでプラスチックごみ(プラごみ)の「海洋汚染」が収まるわけがありません💦
テレビに映し出される汚れた海の様子、波間に漂うプラスチック製品、
あのウミガメの鼻に刺さったストロー映像や、クジラの胃の中のプラゴミの映像を見て
ショックを受けた記憶はいまだに強烈に残っています(-_-;)
その、海に流れ込んだプラスチックごみが紫外線や波の力で劣化し、壊れて細かくなり、
大きさが5ミリ以下の極小なプラスチックになったものが「マイクロプラスチック」です💦
これが東京湾でも確認されたというニュースも驚きました。
この微小なマイクロプラスチックを、魚類や貝類などの海の生物が飲み込んでしまい、
「海洋汚染が相当深刻」になっているという報告もありましたね。
イギリスの大学などの研究では、日本の東京湾で捕れたカタクチイワシから
1匹あたり2.3個のマイクロプラスチックが見つかったということです💦
うすうすは感じていたことですが、数字で示されると怖いものです💦
すでに「食物連鎖を通して人体にも入っている」ということで、
魚介類の消費量から推定すると、
人間一人当たり摂取する量は「年間最大約5万4千個」にもなるとのこと💦
特にシーフードを好んで食べる日本人の摂取量は、世界平均よりも多く
「最大約13万個」にもなると推定!
「人体への影響は未解明」ですが、安全だという証拠もありません💦
魚好きな我が家も魚の消費量は、日本人の平均よりも多いはずですから、
マイクロプラスチックの摂取量も13万個どころじゃないかも???
それも年間ですからね。
これまで何年食べてきたというの?💦
ちょっと荒っぽい計算で「13万個ってどのくらい大きさ」なのか出してみます。
「大きさ5mm以下」というのを、5平方ミリと理解するとして、
平方根を取ると1辺2.24mmの大きさ?
これが13万個あるとして、5平方ミリ×13万個=65万平方ミリ?
1平方メートル=1000mm×1000mm=1000000平方ミリ
65万平方ミリ÷100万平方ミリ=0.65平方メートル?
平方根を取ると√0.65㎡=0.8m
「一辺が80cmのプラスチックを食べてることになる」のかもしれません💦
(計算に間違いがなければですが・・・)
こんなに食べてるのでしょうか?💦
多くは排せつされているとは思いますが「内臓に蓄積」されていたらどうなるのでしょう💦
これ以上増やさないためには「脱プラ」の取り組みを進めることが肝要ですが、
他の素材で代替えのきかないものは、どうしてもプラスチックに頼らざるを得ないでしょう。
経済活動においてレジ袋に限らず、容器やトレイなど脱プラが難しいものは
「回収する」ことを提案をしたいものです。
ただし、商品を買った人のモラルや善意に頼るのは限界があるので、
これからは、割り切って「経済問題」として取り組むという発想に換えてはどうでしょうか💦
プラ容器は「企業の責任として回収するべきもの」とし、
「経費は企業が負担する」という発想です。
以前も提案しましたが、スーパーで有料で提供したレジ袋を、
再びスーパーで回収したときに返金するデポジット(預り金)方式で
レジ袋を回収するというものです。
例えば1枚10円なり・・・で商品に上乗せして販売し、
持ち込まれて回収したときに10円を「返金する仕組み」です。
レジ袋に限らず、プラ容器にも広げると
「プラ容器を回収すればお金になる」というインセンティブが働きます。
マイクロプラスチックを私たちが摂取してしまう前に
「お金に換える」というのは、どうでしょうか?
いずれにしても、真剣に取り組まないといけない問題です・・・(^_^;)