夫のマシュウです。
先日、妻のアンと、札幌市中央区の駅前通りにある商業施設「赤レンガテラス」で食事をした後、人の流れにつられて隣接する「道庁赤れんが庁舎」を見学してきました。
札幌駅からほど近い場所にある観光名所ですので、海外からの観光客がひっきりなしに訪れていました。
札幌市北3条広場(愛称:アカプラ)からつながる空間が一層、赤れんが庁舎の景観を引き立てています。
重厚な門とアプローチも、赤れんが庁舎の威厳を醸し出しています。
まずここで、シャッターを切ります。
威厳を誇る外観
赤れんが庁舎は、なんといっても、てっぺんにそびえ立つドームがシンボルだと思います。
ドーム型の塔頂部までの高さは33mあります。
当時としては高層建築物で周囲を圧倒する威厳があったんじゃないでしょうか。
今見ても立派な建物です。
庁舎のシンボルの八角塔ドームは、一時期撤去されていましたが、昭和43年に、北海道百年記念事業の一環で、創建当時の姿に復元されて今日に至ります。
思わず、自慢したくなるほどの素晴らしい建物!!!
花壇に咲く真っ赤なベコニアが赤れんがに良く似合います。
出入口の車寄せです。
目線を上にあげてください。
建物中央の切妻屋根の壁にある赤い星が見えます。これは、開拓使を象徴するマ-クです。
「北辰」とは、北極星を表しています。開拓使が北極星に見立てた赤い五光星を、開拓使を象徴するマークとして庁舎や船舶、製造品などに使っていたということです。
庁舎や船舶のマストには「北辰旗」という赤い五光星の旗がひるがえっていたようです。
そういえば、あの赤い星マークは今でも、豊平館(ほうへいかん)や
サッポロビールの煙突などで目にしますよね。
1階のエントランス部分です。この階段を上って中に入ります。
入場料は無料で、一般に公開されています。
1階内部
1階正面には三連アーチが施され、洋風建築の装いが明治人の進取の意気込みを表しているように感じられます。開拓者精神(フロンティアスピリット)が伝わってくるようです。
1階の北海道立文書館「北海道の歴史資料ギャラリー」では北海道開拓にまつわる文書が常設展示されていて、「開拓使」の誕生や「北辰旗」のいわれなど、北海道誕生についての興味深い説明があります。
明治6年に完成した開拓使札幌本庁舎の建物模型です。建物の中央に八角のドームが乗せられています。わずか6年後に焼失してしまいますが、この当時の精神は現在の赤れんが庁舎の八角塔に受け継がれています。
1階エントランスホールから正面階段を上り、2階へ。
2階の脇階段から1階のエントランスホールを望む。
2階の廊下です。
旧北海道長官・知事室です。
ここで歴代の長官や知事が執務していたんですね。
2階にある北海道博物館赤れんがサテライトで、「北海道の名付け親、松浦武四郎」と
記念のツーショット!
顔出しパネル好きな妻アンには外せないポイントです(笑)
前庭
この日の前庭の池にはカモが戯れ、スイレンの花も可愛い花を咲かせ・・・
都会の喧騒から離れ、時の流れが止まったかのような空間でのんびりできます。
訪れた日は、前庭のスペースで、北のめぐみ愛食フェア「道産直売市」が開催中で、
周りには美味しそうな香りが漂っていました。
妻アンの食レポでーす♪
ランチは赤レンガテラス3階にある「CUGURIDO(くぐりど)」さんへ!
こちらは個室でゆっくり「食事&おしゃべり」が出来て、
窓からは赤れんが庁舎の門が見えるんですよ。
秋には、北3条広場の黄金色に染まったイチョウ並木も望むことが出来る
私たち夫婦のお気に入りのお店です♪
飲み物もセットになっている「CUGURIDO弁当」をいただきました。
この日は暑かったので、夫はアイスコーヒー、私はグレープフルーツジュース。
私たち夫婦は欲張りなので(笑)、少しづつ、いろいろなモノが楽しめる
こちらのお弁当、大好きです♪
「CUGURIDO」さん、美味しくいただきましたよ。 ごちそうさまでした~♡