母親が暮らす『介護施設の費用』が大幅に増えることに!

夫のマシュウです。

私の母親が暮らす特別養護老人ホーム(特養)の「新しい建物が建設中」です。

現在の施設は、ずいぶんと古く、それこそ私がまだ田舎にいた頃からある建物。

そんな特養に母親がお世話になったとき、

部屋を見学すると「6人部屋で薄暗い印象」を持っていました(^_^;)

年寄りをただ押し込める発想ではなく、

より生活を楽しめるようになればいいのに・・・と願ったものです。

2年ほど前から新施設の建設が始まり、新年早々に完成予定!

ようやく「個室」で暮らすことができます。

同じ特養にお世話になっていた父親は、夢かなわず先に逝ってしまいましたが、

このうえは、母親だけでも「新しい環境」「余生」を楽しんでほしいと思っています。

しかし、喜んでばかりもいられません

施設が新しくなることは「利用料金のアップ」につながります💦

先日、新しい「入居利用料」のお知らせが送られてきました。

当然、金銭的負担が増えることになりますが、どのくらいなのか?

父親が残した預貯金と年金で賄える範囲なのか?心配なところ。

内訳は?

★居住費

現在:1日370円×30日=11,100円

移転後:1日1,310円×30日=39,300円

★食費

現在:1日1,360円×30日=40,800円

移転後:現在と同じ

★合計額

現在:1カ月51,900円

移転後:1カ月80,100円

結果、28,200円アップ!

1カ月分の負担がこんなに上がりました💦

その他に、介護サービス費や施設利用に伴う自己負担額も合わせて

1カ月の生活費として請求される額が、現在は、約80,000円ほど。

これに移転後の居住費の増加分28,200円を加えると、

「ひと月108,200円」にもなってしまいます💦

母親の年金受給額が、遺族年金も合わせた額が1カ月136千円程度ですから、

手元に残るのは、わずか27,800円程度。

ここからさらに、自分のために必要な「通院費」「薬代」「飲食費」

「理髪代」などの請求を支払うことになります💦

もらう年金と、出ていく経費はニアリーイコール(ほぼ同じ)です💦

ここまで計算して、

妻の頭をあるエピソードがよぎりました。

趣味の教室で知り合ったお友だちが、あるとき、

つくづく困り果てたと・・・こぼしていたことがありました。

親の介護でお金がかかり「自分の家計」からも支出を余儀なくされ、

「自分達の老後資金」が無くなる一方で困っているということでした。

そのとき、妻はあまり実感が湧かず聞いている他なかったそうです。

しかし親が介護施設のお世話になってみて、つくづく実感としてわかった・・・と言います。

母親の貯えは少ないですが、

まだ?私たち子供世代に迷惑をかけるまでには至っていません。

それが「救い」でもありますが、

新施設では、介護費用が大きく跳ね上がり、

「やりくり」はさらにギリギリになってしまいます・・・(^_^;)

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