われら、ついに本州最南端に立つ!

夫のマシュウです。

何気に見ていたテレビのクイズ番組で「本州の最南端はどこ?」という問題がありました。

答えは「紀伊半島の潮(しおの)岬灯台」

今回の我らの旅は、まさに紀伊半島を巡る旅です😊

まず拠点の和歌山から最も早く行くことのできる交通機関はJRしかなさそう。

列車の本数も限られ、乗車してから2時間以上かかります💦

よし!こうなったら移動中、車窓からの風景を楽しもうじゃないかと、

和歌山駅の緑の窓口で「進行方向に向かって海側の席で、窓の広い席をお願いします」

こんな私のわがままを駅員の方は笑顔で聞いてくださり

「ハイ!窓側9番のCとD席が海側で広い窓になりますよ!」

「ありがとうございます!」とお礼を伝え、パンダ顔の特急くろしお号に乗車!🐼

串本までの列車の旅スタート🐼

この日の天気は朝から曇り空・・・昼頃から崩れそうな気配です💦

どうか持ちこたえておくれーと祈りつつ串本駅に11時過ぎに到着!

駅前から、くしもと観光周遊バス「まぐトル号」が出ています。

さぁ、出発~!

まぐトル?

このネーミング、不思議ですよね。

どうも地元で養殖している「近大まぐろ」と、

その昔、沖合で遭難したトルコ軍艦の犠牲者の慰霊を通して交流を深めた「トルコ国」

もじったようです😊

地元のタクシー会社が運行しているもので、この日の乗客は私たちだけという貸し切り状態。

1乗車500円もするのに、

「2日乗り放題でも1,000円」という訳のわかんない?料金設定!

今日一日で何回も乗り降りするだろうからと1,000円コースを選択!

車内でチケット購入します。

駅を出発すると、最初の名所「橋杭(はしくい)岩」へ!

「写真撮ってきてもいいですよー」と言われ一旦車外に出てその風景をカメラに納めます。

乗客が我々しかいないので親切ですね!😊

奇岩が広がる不思議な風景です

このあとは、いよいよ潮(しおの)岬へ

ここで下車すると、次の便まで2時間ほどあります。

一帯はきれいな芝生と遊歩道が整備されていますが、

「マムシに注意」の看板が目に入ります。

ゲゲゲ・・・慎重に歩かないとね!💦

はるばる来たぜー!本州最南端の潮岬😊

眼下はするどい岩場です。沖合を貨物船が行き交い、水平線が湾曲して見えます!😊

ここで・・・😢

遂に雨が降ってきたので、早々に切り上げ昼食タイム。

妻の事前調査では、ここで「近大マグロ」が食べられるはず!(期待に胸が膨らむなー)

おー!マグロの町だねー!

いかにも観光地といった趣

潮岬観光タワー2階の食堂で、念願の近大マグロ丼をいただきます。

休日には多くの観光客でにぎわっているであろうことを物語る広い食堂も、

平日のこの日は、我々含めて4組8人だけというさみしさ・・・

それでも、近大マグロはちょっと淡白な中トロといった味わいで美味しかったです\(^o^)/

食後に上った観光タワーは、いまでは7階の展望室のみの営業だといいます。

ここで証明書をいただきました。ヤッタネー!😊

展望塔から望む風景・・・本州最南端の碑が小さく見えます。

遠くに白い潮岬灯台・・・

妻は高所恐怖症!手すりには近づこうとはしません。ブルブルするって言ってます💦

小雨の中、タワーから出て周辺散歩

遊歩道伝いに潮岬灯台まで近づいて歩きました。

「来てよかったね。パパ。雨に煙る景色もいいもんだねー」と嬉しそうな妻😊

次は樫野崎(かしのざき)灯台へ

大島を結ぶ橋を渡ります(ループ状の橋はちょっと怖かった)💦

養殖いけすがいっぱい!

近大マグロは、丸いいけすで養殖しているのだとか。

ここでは、海金剛(うみこんごう)を見ようと思ったのですが、

運転手さんから大したことないから?見るなら樫野埼灯台だといわれ予定変更!

トルコ記念館の前を通ります。

かつて、トルコ軍艦エルトゥールル号がこの沖合で座礁遭難した際、

殉職した乗組員を慰霊した碑が建てられています。しばし合掌。

眼下は、なるほどの難所!怖いわー!💦

突き当りに樫野埼灯台が見えてきました。

日本で最古の石造り灯台だということです。ノスタルジックな雰囲気が漂います😊

この灯台は外つけ階段で登れるのですが、先を歩いていた妻がギブアップ!😢

あれ?もう降りてくるの?

高所恐怖症の妻は知らずにらせん階段を上っていると、

踏板から下が見えるのが怖くなり引き返したようです。あらら、もったいない!(笑)

私一人で登るよ!😊

海が荒れると怖そうな岩礁です💦

「パパー!早く下りて来てー!」の声が聞こえてきました。了解です😊

こうして半日の潮岬観光を終え、串本駅に戻ります。

「またきてくらんしょ」の言葉が、心の中に温かく響きます😊

運転手さんと名残惜しくもお別れです。

親切にしていただきありがとうございました。

この後、今夜の宿泊地「那智勝浦」に移動して、明日の「熊野那智大社詣で」に備えます😊

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コメント

  1. 山ちゃん より:

    初めてコメントします。いつも楽しく拝見しています。仲の良い夫婦で羨ましいです。私たち夫婦も旅行に行きますが、マシューさんの旅行計画はすばらしいです。奥様の料理店選びもいいですね。熊野古道は1度行きましたが、また訪れたいところです。これからも旅行の参考にします。(ご夫婦の過ごし方も理想です!)また、楽しいブログよろしくお願いします。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      山ちゃんさん、初めまして、マシュウです。コメントありがとうございます。
      私たち夫婦の拙いブログですがいつも読んでくださりありがとうございます。
      もう行くことがないであろうと選んだ熊野古道でしたが、
      まだまだ奥が深いところですね。興味が尽きません(^^)/
      山ちゃんさん、こんにちは!
      はじめまして、妻のアンです(*^-^*)
      嬉しいコメントをありがとうございます。ペコリ!一礼!(^^)
      今回初めて熊野古道を歩きましたが、独特の雰囲気がありますよね~。
      雨上がりだったので土のにおいも感じながら森林浴・・・
      とっても気持ちが良かったです。
      何度も何度も深呼吸して古道の空気も味わいましたよ(笑)
      山ちゃんさんご夫婦も熊野古道を歩かれたのですね。
      和歌山の旅はもう少し続きますので、
      引き続き読んでいただけると嬉しいです。
      どうぞこれからもよろしくお願いいたします(^_-)-☆