夫のマシュウです。
毎月のように食品などの値上げ報道があるたびに、憂うつな気持ちになるのですが、
毎日の買い物で商品を手にしているうちに、モノの値段が高いことに
慣れと、あきらめ感で感覚がマヒしてしまうようです。
ため息ついても仕方がないや!と・・・
ですが、
収入が増えない以上は、家計のやり繰りが厳しいというのは変わらない現実。
特別養護老人ホーム(特養)で暮らす母親には、
やり繰りの大変さはそれほど伝わっていないかも?
なにせ、自分で買い物する自由が制限されているのですから・・・💦
先日、母親あての一通のお知らせが届きました。
それは、母親の暮らす田舎の町役場からで、
趣旨は、これまでのコロナ禍において、
原油価格・物価高騰などによる家計の負担増を強いられている現状を踏まえて、
家計への影響が大きい「住民税非課税世帯」に対し、
『重点支援給付金』を支給するというものです。
支給額は「1世帯あたり3万円」とのこと。
そういえば・・・
今年の初めにも住民税非課税世帯の母親あてに5万円の給付があり、
このときは、町の支援事業の1万円もあわせていただきました。
確か「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」という名称だったことを思い出します。
今回は第2弾?
母親は一人世帯です。
住民税の非課税世帯というのは、
住民税には「均等割」と「所得割」があって、
★「均等割」はその町に住む住民が広く均等に負担するという趣旨で、
一定の金額が平等に割り振られます。
★「所得割」のほうは、前年の所得に対して課税され、
所得の多い住民ほど税金額が多くなります。
「均等割」がかからない人は、前年中の合計所得金額が、
(私の母親のような)扶養親族のいない人の場合38万円以下となっています。
「所得割」のかからない人は、総所得金額等が、
(私の母親のような)扶養親族のいない人で45万円以下となっています。
私の母親が、住民税非課税というのは、年間の所得が「均等割」と「所得割」
それぞれ課税基準に達していないということになります。
母親の国民年金と遺族年金をあわせた収入でも、
特養に支払う金額とイーブンにしかならないのが現実です。
毎月
特養に支払う金額は、大きく住居費、食費と介護サービス費からなります。
これに、病院のお世話になれば、医療費の負担があります。
このうち、介護サービス費は介護保険の適用で自己負担額の上限が15,000円(非課税世帯)
医療費の自己負担額の上限も15,000円に抑えられてはいますが、
毎月のように入退院を繰り返すほどに負担は嵩んでいきます💦
このように年金収入で特養の費用をやり繰りしている者にとっては、
今回の3万円の給付金はありがたいものです(^^)/
いただけるものは何でもうれしいです!
このようなカツカツの貯蓄のなかから、
母親に掛かるであろう葬儀費用分は残しておかなければならないと
やり繰りしていかなければならないのですから・・・💦