『ローンの審査』ずいぶん時間がかかっているけど大丈夫か?

夫のマシュウです。

我が家の売却について、一番先に手をあげて頂いたご家族から

「購入希望の意思表示」を受けてから3週間以上が経過。

購入申し込みの証として『不動産媒介依頼書』を預かった仲介の不動産業者からの話では、

買い主が「住宅ローン」の事前申請をしているのですが、

個人事業主であるため、昨今のコロナ禍の影響で売り上げが落ちていることがネックで

審査に時間がかかっているとのこと・・・(-_-;)

今後のスケジュールは、その事前審査承認後に「売買契約」になること。

契約成立後は、買い主が金融機関と融資金の借り入れのための

「金銭消費貸借契約」を結びます。

この際「金銭消費貸借契約」後、融資実行まで最短でも1週間要するということです。

この日、不動産業者からある相談が持ち掛けられました。

我が家の売却の流れとしては、

『売買契約』を交わすと「手付金」の授受があります。

「手付金」の金額は一般的に売買価格の1割が目安だと言われています。

ところが、この「手付金」について不動産業者から、

買い主さんが手元に自己資金がほとんどなくて、手付金も最大100万円、

それも少ないほど助かるのですが・・・ということを聞かされました。

「不動産媒介依頼書」で相談を受けているというのです。

私「手付金は売買価格の1割じゃなかったんですか?」

業者「最初に言ってませんでしたか?買い主さんは100万円にして下さいということでしたが?」

「購入申し込みがあったということ以外聞いてません。手付金額は今初めて聞く話ですよ」

業者「買い主はフルローンを組むということで、契約に伴う諸費用は極力少なくしたいそうです」

手付金の意味合いは?

契約締結以降は、当事者の自己都合によって解約する場合は「手付金を放棄」して解約できることとなります。

私「契約後、何か自己都合で解約するような場合は、

正規の手付金分を支払ってもらえるという特約でもあればいいんですが・・・」

私「手付金の額が問題ではなく、最後に引き渡しができれば問題ないのですよ・・・」

「それでは、買い主さんの事情を斟酌して不動産業者さんも仲介手数料は少なく設定するんですか?」

業者「いえ、手数料の前半分はいただきます」(ここはしっかり取るんだね)

「手付金が少ないことで生じるリスクを私が背負うことになるだけで、

業者さんは何もリスクを負わないということですか?」

業者「リスクということではないと思います」

いずれにせよ、銀行の住宅ローン審査が通らなかった場合は、

契約が解約され白紙撤回ということになるといいます。

いわば「銀行の審査が通ること」という「停止条件付の契約」だということになるようです。

事前にそういう条件の説明がありませんでしたので、理解するのに時間がかかりました。

もし白紙撤回があり得るという条件であれば、

「買ってもらえる相手」も当方で指定できたかもしれません。

例えば融資のおりやすいサラリーマンであるとか・・・

私「あらかじめこういう契約になるという説明があってしかるべき重要事項じゃないかと思うのですが?」

続けて、

妻アンが不安になって不動産業者に、

最悪の場合は果たしてどういうことになるのか?問います。

妻「今の話がダメになった場合、このひと月間が無駄になってしまうんですが、

売る側の私たちの機会損失を埋める手立てはないということですかね」

「その場合は振出しに戻るということになってしまうんですね?」

業者「その場合は早急に後釜を探すことになります」

妻「ところで、買い主さんの購入意欲は強いんですか?」

業者「買いたい気持ちは強いですよ」

うーん・・・

私たちは、内覧に来てくれた家族にこの家を引き継いでもらいたいので、

審査が通ることを祈っています。

手付金がいくらかは問題ではないので、

最後の決済のときに満額入金できれば良しとして考えます。

私「手付金は払えるだけでいいと伝えて、契約に向けて動いてください」

「いずれにせよ、審査結果がもしもダメになった場合のことを考えて、

早急に募集を開始する手はずも整えておいて欲しいことを強くお願いします」

他人の融資のことで頭がいっぱいの妻アン。

いましばらく、ハラハラ、ドキドキは続くようです。

妻よ、がんばろう!!(^_^;)

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは!ジェリーです。

    家は「購入」するよりも やはり「売却」する方が 難しいのですね!?「買う」時は いけいけドンドンで進められますが 「売却」については相手マターの様々な事情もあり なかなか大変なものなのですね~!?

    ふ~むぅ・・とても勉強になります。 そう..「現金」のように 右から左に簡単に動かせない資産だから「不動」の産なのですね!

    ~~もしもし亀よ♪..銀行さーん♪..せかいの中でお前ほど♪..~~どうしてそんなに遅いのか♪… ジェリーは思わず 歌ってしまいますよー♪♪

    「銀行さ~ん、もう意地悪しないで早く融資OKして下さーい! ずっとずっと待ってるんですよ~ お願いっ!!」…ジェリーからも拙い応援ですが送っておきましたよ~

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      相手のローンの審査なのに、アンは祈るような気持ちで
      毎日朗報を待ちわびてストレスが溜まってるようです(^_^;)
      全ては審査次第なんですねー。

      ジェリーさん、こんにちは!アンです(*^-^*)
      トウキョウから歌声が聴こえてきましたよー♪
      ジェリーさんは楽しい方だなぁ。元気出ちゃいましたよ(笑)
      そうなんですよ。早く融資OKが出るといいのですが・・・
      家の売却は初めてのことでいろんな心配事が出てきて大変です。
      人間、一生、勉強?なんですね。
      夫婦二人三脚でがんばります!(笑)

  2. マメ より:

    今日も暑いですね。
    東京より暑いのではないでしょうか~

    わが家の散歩コースにある長年空地だった広い土地に、去年の夏以降から次々と新築住宅が建ち始めました。

    不景気のコロナ禍でも建てる方々はいるのだなぁ~と思っていたのですが…

    コロナ禍で住宅取得支援策としてのグリーン住宅ポイント制度の申請期限やコロナ禍で年収が下がりローン審査が危うい方々など、駆け込み需要が発生しているのですね。

    どうやらコロナ禍で住宅市場では、マンション、戸建、中古、リノベを問わず、需給が活発化しているそう。

    マシュウさんがご購入されたマンションもリフォームされるとのこと…節水型トイレ等、ポイントの対象になる箇所があるかも?ですよ。

    お得なリフォーム制度(リフォーム補助金・助成金、リフォーム減税、グリーン住宅ポイント)は自治体によって異なりますが、対象ならば使わない手はないです。

    相手のローン審査待ちなんですね。
    ブログを拝読しているこちらも気を揉んで一層暑くなりそうです!

    オリンピックをテレビ観戦して、クールダウンしましょう。
    いやいや、余計熱く(暑く)なってしまうかな。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      マメさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      ホントお暑うございます。
      我ら夫婦は気温が30℃を越えると思考停止状態に陥ってしまいます。
      お得なリフォーム制度は頭の片隅にもありませんでした。
      貴重な情報ありがとうございます。早速勉強してみます(^^)/

      マメさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      5月のゴールデンウイーク過ぎから始まったマンション探し。
      まずは移住先を確保して、それからのち、
      自宅の売却を考えていました。
      でも、このコロナのご時世にホントに家が売れるのだろうか?
      それが一番の気掛かりで、最初に査定に訪れた業者さんに
      相談することに・・・
      すると「コロナ禍でテレワークが浸透してきて自宅で仕事部屋が欲しいという
      方が増加!そのため新築物件も中古物件も売れている」とのお返事。
      今はわが家に一目ぼれして下さったご家族に
      一日も早くローン審査が通ってほしい・・・
      そればかり願っている日々です(^_^;)
      これ内緒ですけど、私、すこーし体重減りました(笑)
      心労でしょうかね?(笑)