初孫っ娘の初節句を祝いに上京した！

夫のマシュウです。

毎日、首都圏で暮らす子供夫婦のスマホアプリ＜みてね＞にアップされる孫っ娘の成長記録にくぎ付けの我らジジババ。

毎朝、起きがけの挨拶は孫っ娘のしぐさを見ることから一日が始まります。

まだ薄暗いベッドのなかで、妻がスマホの明かりを浴びて孫っ娘の発する声を動画で見ては

「ホント成長の早いこと」

そんな妻を横目に、ベッドを抜け出して部屋中の暖房を入れるのがこの頃の私の仕事。

その私はリビングでスマホの電源を入れ、孫っ娘のしぐさを眺めているのです。

いつの間にか、

寝返りをうつようになって、そのうち顔を持ち上げるようになって・・・

ハイハイしようにも前に進まず、後ずさりする様子に大丈夫か？と心配になったり、

そして、おっちゃんこができたと思っていたら、ハイハイも前に進めるようになってと、

今ではソファにつかまって立ち上がる練習？

そんな成長の様子の日々を＜みてね＞越しにながめていると、

妻が「11月に会ったきりなので、早く会いに行って抱っこしたいね！」

京都にいるお嫁さんのご両親も月に一度は会いに行きたいと言ってるそうですが、

我らも同じ心境です。

遠く離れているとなかなか会えないものですが、

しばらく時間が経つといつの間にか新しいしぐさを覚えたり、

子供の成長は早いものですね。

その孫っ娘も、今回、初節句を迎えます。

健康で元気に育ってほしい！

そういう願いを込めて、年末にひな人形をプレゼントしました。

もちろん、どのお顔を選ぶのかは子供夫婦に任せてました。

２月に入ってから飾り始めたようで、

＜みてね＞にアップされた写真では孫っ娘にとっては、

まだ、ひな人形は何なのかはわかりません。

嬉しそうに笑ってはいるのですが・・・

なんでも触ると手に取って口に入れてしまうので、おひな様を触らせることはできません。

初めてのひな祭り会をするというので、私たちも上京しました。

この前会ったときからすでに３カ月以上も経過。

果たして、パパとママ以外の変なじいさんばあさんを覚えているでしょうか？

人見知りをしないか一抹の不安を抱いてご対面します。

子供宅の壁には８カ月を祝うリース

ひな祭りといっても、家でのお昼のお食事会です。

恐らくは、この日のことは孫っ娘には記憶に残らないでしょう。

ひな祭り会の模様は写真に撮っているので、

もう少し大きくなったら、ジジとババがやってきて食事をしていったんだなくらいには思ってくれることでしょう。

それより、お祝いをしたという私たちの自己満足が強いのです。

何か、理由をつけて孫っ娘の成長を確かめに行くのですから。

今回の再会では、つかまり立ちして見せます。

その姿に「立った！立った！」と成長を喜ぶわれらです。

そんな孫っ娘の姿を見て、

わが子供の初めての端午の節句のときを思い出します。

私の両親と妻の両親が初孫の節句を祝ってそれぞれ武者人形と兜飾りを贈ってくれました。

まだおっちゃんこするのが精いっぱいの子供も、いきなり兜をかぶせられて

大泣きしたことを思い出します。

そのときは、

私の父親が遠い田舎町からＪＲで長時間かけてお祝いに来てくれていました。

妻「あのときは、じいちゃんになにもしてやれなかったねー」

妻の手料理をふるまいましたが、

私も就職したばかりでお金もなくて、今にして思えばせっかく訪ねてきてくれた父親に

寿司のひとつでも取ってやれなかったことが苦い思い出として残っています。

私たちの昔ばなしはさておき、

孫っ娘には記憶に残らない初節句のお祝い会でしたが、

子供夫婦は、いつの日か、写真を見て今回の初節句をどう思い出すことやら？

私たちは、ひな人形を見ながらみんなで食事ができて楽しかったですよ～！(笑)

帰り道の公園には、桃の節句を祝うように紅白の梅の花が咲き誇っていました。