『談山神社』紅葉の見頃には早かったか?

夫のマシュウです。

今回旅行先に選んだ奈良・・・

日本のいにしえを今に伝える歴史の舞台であり、

そして四季折々の景色を愛でに、全国から多くの人が訪れる観光名所です。

そのためか、年間の行事はどうも大勢の観光客が「一時期に集中しないように分散させよう」という意図をもって?行われているような感じがします(^^)/

遠くから訪れる旅行者としては・・・

『正倉院展』などのお宝公開の後に、県内では「紅葉の見頃」

その見頃になる前に、展覧会などの企画をセットしてるんじゃ?と思ってしまいます。

「一緒にセット」で見られると、このうえなく嬉しいのに・・・(^^;)

これは単なる身勝手な言い分でしょうか?

時間は持て余しているものの、経済的には年金頼りの生活をしている身では

何度も訪れることはできませんので、どちらかを優先して選ばなくてはなりません。

会期が決まっていて、この先、何度も見ることのできない『正倉院展』を優先した我ら。

したがって、紅葉は二の次・・・🍂

紅葉は?

まだ「色づき始め」か~?と、紅葉前線の予報に気をもみながら、

妻のたっての希望で、

丸一日を「談山神社」「安倍文珠院」のある「桜井市周辺」を巡ることにしました。

以前の奈良旅行で、長谷や室生に向かう途中で、桜井駅で下車する多くの人を見て、

「談山神社の紅葉が美しい」という情報を知ったものですから、私もいつか行ってみたい!

という長年の思いが今回実現します😊

私が行程を練っている間、妻アンもいろいろとリサーチ!

すると・・・

談山神社の目の前にあるホテルから望む十三重塔と紅葉の景観が素晴らしい

という情報をゲット!

これは、ココで昼食をとるしかないでしょう。

紅葉を愛でながら、料理に舌鼓を打つ!

妄想を膨らませながらホテルに予約の電話。

しかし、電話口の相手は申し訳なさそうに、

新型コロナの影響で、談山神社を望む会場での食事は提供していないとのこと⤵

残念~!😢

個室での懐石料理ならできるということでしたが、

フルコースで時間がかかるというので、あえなく断念しました😢

他に食事のできるところはないかと問うと、

「ココは山の中で茶屋くらいしかないんですよ」

「食事をとるなら桜井市内がいいかと・・・」とアドバイスをいただきました。

行程作成係の私は、朝からお昼までは「談山神社」で過ごし、

午後は「安倍文珠院」を訪れる作戦を立てていましたが、急きょ変更!

午前中に「安倍文珠院」をお参りして、桜井市内で昼食をとったあと、

午後の半日を「談山神社」周辺を散策する行程にチェンジ!

さて、これが吉と出るか?凶と出るか?

安倍文珠院

アクセスは、桜井駅南口のバス停から奈良交通バスを利用するのが便利。

バス停2番から出発!

バスを降りると、民家の間の道を抜けるように目立たないところに「表山門」があります。

表山門

表山門をくぐると石灯籠が両側に並んでいます。

境内の全体配置

安倍文珠院は大化元(645)年に創建された日本で最古級の寺院。

「日本三文殊の第一霊場」として有名。

この先に本堂があります。

本堂全景

拝観受付・・・よろしくお願いいたします😊

本堂には、国宝「渡海文殊群像」5像が安置されています。

本尊の騎獅(きし)文殊菩薩像を拝みます。

唐獅子に乗っているお姿だそうです。

私たちは、先導している「善財童子像」(おだんご頭のお姿)に見入ってしまいます。

妻アンは、以前、東京国立博物館で出張展示された像を見ていたく感激!

そのとき以来の対面です。

若い僧侶さんの説明では、文殊菩薩は、

その名の通り「文殊の知恵でIQを司る」そうで、

「学業を司ってるわけじゃない」といいます(え?そうなの?)💦

ですが、受験シーズンになると「合格祈願にたくさんの参拝者」が来られます

といいながら、ちゃっかり時流に乗っかって?合格祈願をしてるあたり、

この寺院こそIQが優れている?(笑)

御朱印を頂きました。

文殊池に浮かぶように建つ「金閣浮御堂」

安倍仲麻呂、安倍晴明が祀られているといいます。

飛鳥時代に造立されたという国の特別史跡の「西古墳」

古墳の特別史跡は、明日香の石舞台古墳、キトラ古墳、高松塚古墳に並ぶ珍しいものだそうです。

内部は大化元(645)年当時のままに保存されているといいます。

安倍晴明の母親が祀られているという稲荷社

稲荷社から金閣負浮御堂と文殊池を望む

駐車場側から稲荷社を見あげると、黄色い看板に「亀パン」の文字が!

お寺でパン??

行ってみると、パンを売ってるふうがありません💦

駐車場を管理しているおじさんが売り子も兼任している?ようで、

買ったパンを勝手にレンジでチンして食べて・・・ということでした。

説明を見ながらレンチンすると、こんなふわふわした亀パンに!

妻とガブリ! かぼちゃ餡が入っていて、これはうんまーい!😊

奥の院の方に歩きます。

ちゃっかり「合格門」がしつらえてありました。くぐれば合格間違いなし!?

くぐって階段を上りきると、開けた眺望の足元に「花の広場」

来年の干支の「トラ」がパンジーで描かれていましたよ。

展望台の奥にある「晴明堂」には安倍晴明が祀られています。

国の重要文化財の「白山堂」は、縁結びの神様として信仰されているといいます。

こうして、午前中の参詣が終わって、桜井駅に戻りました。

さて、昼食をどこでとるか?

妻アンはアンフライで有名な「マルツベーカリー」を知っていて、

是非食べたいと期待大でしたが、あいにくの定休日!(´;ω;`)ウゥゥ

何という間の悪さ!おまけに南口周辺にはレストランが見当たりません

桜井駅北口に出ましたが、これまた見渡す限り食堂らしき店舗は見つけられません。

あったー!と思えば、値段の分からないお寿司屋さんやだんごやさん。

どうしようか、と駅の中を見れば1軒ありましたー!(^^;)

洋食屋さんです。

妻が頼んだのはコレ!生姜焼きランチ

私はハンバーグランチ

お腹も満たされ、さぁ、いよいよ午後のスケジュール!

おおよそのバス時間を頼りにバス停に向かいます。

この時期、紅葉狩りの客で混むのでしょう。

バス会社も心得たもので、乗車客の集まり具合を見て臨時バスを手配!

定刻より5分早発の臨時バスに乗っていざ談山神社へ!

到着~!最寄りの駐車場は、バスやマイカーで混んでます🍁

山側の徒歩ルートをたどると、見えてきました。

談山神社は山の中・・・🍂 紅葉には少し早いかな?

確かに色づき始めです・・・🍂

ここは、妻が電話で昼食の確認をしたホテル。

玄関口では係員が、予約客だけの案内だと伝えています。

ホテルから歩を進めると、茶店が並ぶ参道の左手が神社か?

鳥居が見えてきました。

受付を済ませて、いざ!

鳥居をくぐると、はるか上まで階段が続きます。えっさ、ほいさ!

途中の夫婦杉に手を触れ、何を想う?

この階段の上が本堂。

私たちは、恋神社といわれる「東殿」を経由して向かうことにします。

恋神社の「東殿」で我ら、何を祈るのでしょう?

あれ?妻はどこに行ったの?💦

私を置いて、1人で階段を上って東宝庫殿に向かおうとしています(;´д`)トホホ

拝殿につきました。談山神社は吊り灯籠が似合うね~!

そこそこ色づいててよかった~!🍂

途中で大勢の修学旅行生と遭遇!

額縁効果になってるでしょうか?

拝殿から本殿を・・・

ここはまだ紅葉が始まっていませんね。

拝殿を出ると「十三重塔」

夢中でカメラのシャッターを切ります。壮観です!

思ったより小ぶりなんですね!

こんな角度からも・・・

こんな場所からも・・・

この角度からも絵になりますね!

さきの階段の上にあるのが「権殿」手前が「神廟拝所」

ここのベンチで妻アンとしばらく、

西日を受けて輝く十三重塔を、時間の経つのも忘れて眺めていました😊

御朱印も忘れずにいただきましたよ。ありがとうございます!

駐車場のバス停までの帰り道は、茶店などを覗きながら・・・ね!

団子をほおばって、ひと休み。

勧められるままに「ひげ茶」とご飯のお供の「焼き生姜」を買ってしまいました。

私たちは客寄せパンダなのか??

このあと、次々にお客さんが寄っては、買っているようでしたよ。

隣の店では、当地に来た証拠?に日本酒「談山」を妻に買ってもらいました!ウヒッ!😊

私「今夜はコレ飲めるの?」

妻「ダメ!これはお正月に子供が帰省したとき飲むんだから・・・」

そうそう、途中で買った「柿の葉寿司の食べ比べ」しようね!

私「・・・・・・・・」ガックリ!😢

こうして、少し早い紅葉を愛でる日帰り旅行の一日が暮れていきました(^^)

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