夫のマシュウです。
今夏、8年間、入退院を繰り返した母親がついに亡くなりました。
それまではいつもスマホを傍らに置き、いつどんな連絡がきてもいいよう身構えていた私。
ですが、やっと落ち着いた今、次は自分たちの番だと気持ちを切り替え、
いつ「その日」が来てもいいようにと心構えを新たにしたところです。
最期は?
一人っ子の息子の近くに住んで、いざという時に負担を少なくしたいと思い
2年前に当地に移住してきました。
今まで親の葬儀などを経験してきて、
できれば「最後の最期に社会に貢献できる道」はないか?と考えた末に
「献体」という道を選びました。
私たちの遺体が医学を志す若者たちの研修の役に立つことになれば、ということで昨年、
夫婦そろって「白菊会」という組織に登録。
先日、その白菊会から会報と共に「献体手帳」が送られてきました。
これは持ち歩き出来るといいのですが、ちょっとかさ張るかな?ということで、
すでにいただいている「献体カード」をいつも財布の中に入れて携帯!
もしもの場合にすぐに連絡できるようにしています。
家族がいるときは家族が連絡すればいいのですが、
家族がいないところで亡くなった場合に緊急連絡先として大学病院が登録されています。
届いた会報
献体登録されている「会員の方の思い」も掲載されています。
そこには、身体も心も若き医学生に捧げます、という「強い意志」が示されていました。
医学生の献体実習を終えての感想も数多く載っています。
解剖実習が単に知識や技術の習得だけでなく、
目の前にした故人の人生を想像し、命への敬意と感謝の気持ちを持ち続けたい・・・
という「決意」も述べられています。
そんな寄稿された文章を読みながら、あらためて、
我らも最期のその日が来るまで健康でいたいという思いを一層強くしています。
妻
数か月に及ぶ解剖実習を終えた医学生のみなさんの文章には
感謝の言葉がたくさん、たくさん綴られていました。
「ポンコツ人間の私が近い将来、医学生のお役に立てるんだね」
「私の人生でこんな嬉しいことはないよ」と涙をこぼしながら読んでいました。
(感極まったそうです)

