『叔母のガンとの闘い』新たなステージへ！

夫のマシュウです。

何ごともない平平凡凡な日常が、いつまでも続いてほしいと

毎日祈るような気持ちで過ごしているこの頃です。

妻にとって目下の一番の気がかりなことは、

遠く離れた田舎で「一人ガンと闘っている叔母」のこと。。。。。

昔からガンとの闘いを続けていて、昨春の手術で大きくなった腫瘍を摘出してから

およそ１年半経ちます。

手術が成功して、退院してから何ごともない生活を送っていたと思ってたら、

間もなく新たなガンの病巣が見つかりました。

再発です。。。。。

主治医の判断で、高齢の身体に手術はキツイと、しばらく抗がん剤の服用で様子を見て

その抗がん剤も種類を変えながら、副作用に苦しみながらも耐えてきました。

しかし、またもや前回の手術前のときと同じ大きさ（7センチ）までになってしまい

これからどうするか？

主治医も悩んでいるようです。

先日は、病院での定期検査の日でした。

妻も、前日には電話で励まします。

当日、病院から帰宅した叔母から電話が入りました。

妻は、ドキドキしながら主治医とのやり取りを聞きだします。

叔母が聞いてきた主治医の話をひと言も漏らすまいと、メモ用紙にペンを走らせます。

腫瘍は確実に肥大を続けていて、胃と腸にくっついているのをはがすことができるかどうか？

一部は腸のなかでタネをまいているらしいと。。。。。

画像を見せられ、叔母自身も確認できたといいます。

そして、

手術するにも体力が持つかなー？と言われたそうです。

食事だって何でもよく食べて、今のところは食欲もあるし、気力だってあります。

本人はもう一度手術をして切除したいと願っているようです。

一週間後の検査結果で、手術の可否を判断するらしいです。

その検査に妻が立ち会おうかと申し出ていますが、

叔母はひとりで聞いて来るから大丈夫！と言います。

同じ街には、姑の子供（叔母の亡夫の弟）も住んでいるのですが、

この方もこの春、大腸がんが発覚。手術してリハビリ中なので無理はさせられません。

気丈な叔母がどういう決断をするのか？

手術することを決断するのか？

それともこのまま服薬治療を続けることになるのか？

どちらを選択するのも身体に厳しいことに変わりありません。

病状を聞かされた妻は、電話を切ったあとすっかり落ち込んでしまいました。

見ているのも気の毒なくらい。。。。。

すると、少しでも気を紛らせようと？ひとりでマンション花壇の手入れに出かけました。

（元気を装っているのがわかります）

そして1時間後・・・元気に帰って来て、私にこう話します。

「初めて花壇の雑草を取ったときはコケがはびこってて苦労したけど、

何回も雑草取りを繰り返している内にすっかりきれいな庭になったわ～」

「パパ、来年はツルニチニチソウも、きっときれいに咲いてくれるね」

「叔母のガンもきれいになくなればいいのにね・・・いや、きっとなくなる！！」