夫のマシュウです。
しばらくぶりに私の田舎に帰省して母親と面会したときの会話です。
孫っ娘の写真に目を細めて見ていた母親に、
妻が母親の記憶を確かめるように、私が生まれた時間のことを聞いています。
妻「おばあちゃん、パパが生まれたのは何時だったの?」
母親「朝だったと思うよ。みんな生まれるのは朝だったんだよ」
どうもいい加減な答えに、妻は不満げに札幌に帰ってきました(笑)
妻が私の誕生日を控えたある日、
「おばあちゃんは、パパの誕生日覚えてるかなー?」
私「もう忘れてしまってるんでないかい?」
そういえば、と妻が思い出します。
「昔、パパの誕生日を忘れてたって電話があって、おわびにホタテを送ってきてくれたことがあったよね!」
「そのときは、どうして忘れちゃったんだろう?頭おかしくなっちゃったんじゃない?って言ってた」
私「親も、歳とったら忘れちゃうもんじゃないの?」
妻「だけど、おばあちゃんは、毎年のカレンダーに誕生日の印をつけていたんだよ」
何の変哲もない日が誕生日だと記憶には残っていないものですが・・・
とはいえ、子供の誕生日ですからね。
私たちはまだ子供の誕生日ぐらいはしっかり覚えていますよ!
妻の誕生日も今のところは口に出して言えますよ!エッヘン!(威張る?)
誕生日って、その日に起こったことと結びつけられると覚えているのもです。
例えば、私の弟の誕生日など、長崎に原爆が投下された月日で覚えていて、
毎年、原爆記念日になると思い出します。
弟はこんな悲しい事件や事故などと結び付けて覚えられてると思ってないでしょうけど・・・
もっと楽しい出来事のあった月日で覚えていて欲しいものです。
私の誕生日も何の変哲もない普通の月日でしたが、
つい数年前のこと、私の誕生日に大きな海難事故が起こってしまい、
辛い日が誕生日と重なってしまいました。
まあ、70年も生きているといろんなことが起こるということなので
しょうがないのですが・・・
誕生日というただの月日に因縁をこじつけることもないのでしょうけどね。
というわけで、私もつい先日、71歳を迎えることができました!㊗
毎朝、目を通す朝刊のお悔やみ欄にも同年代の方々が名を連ねるようになったような気がします。
これが80代だ90代だのと、ご長寿の方の年齢を見つけて、
「こんな年齢になるまで生きたいものだね」というと、
妻「どうやって、ここまで生きていたかが問題だけどね」
確かに、ピンピンコロリで死ぬまで普段通りの生活できてて元気だったらいいんだけど、
ピックラパックラして周りに迷惑をかけてまで長生きは禁物だ!
とはいつも二人で話し合っていることですが、人間、そう簡単には逝かないもの?
どうしても最期は誰かに迷惑?をかけることになります。
どうせ迷惑をかけるのであるなら、迷惑の程度をできる限り軽くしたいものと、
新しい歳を刻んだこの機会に心に誓うのですが・・・(^_^;)